DS『幻霧ノ塔ト剣ノ掟』特集ページ

　中年冒険者“はいになりましたアクティ”がプレイする迷宮探索記、いよいよ最終回！　自分でソフトを購入したアクティは、前回より少しだけダンジョンの奥に進んだようだけど……？

いしのなかYK3
電撃オンライン編集部、中年ゲーマー代表その1。もちろん、若きころは某3DダンジョンRPGに大ハマり。

はいになりましたアクティ
中年ゲーマー代表その2。「中年」と言いつつ本当は若い。“いしのなかYK3”に年齢詐称疑惑をかけられている。

	あ！　“いしのなかYK3”さん！　今日もプレイレポートやるんですよね。
	おう！　ソフト自分で買ったんだよね。どう？　探索は順調かい？
	1階は、現時点で行けるところは探索できたと思いますよ。なので、今は2階を探索中です。
	そうか。技能のレベルもだいぶ上がったみたいだね。
	はい！　順調に進んでますよ！　そうだ、レベルが上がったときに「誓約」というものが出たんですけど、これは？


▲冒険者が守らなければいけない「誓約」。基本技能のレベルがある程度上がると「誓約」を選択することになる。

	「ネコのしっぽをにぎってはいけない」って、ダンジョンと何か関係あるんですか？
	「誓約」を守らないと、レベルが上がりにくくなるんだよ。たぶん、今後の冒険に関係してくるんじゃないかなぁ。
	パーティ全員で同じ「誓約」を選んでしまうと、後で大変なことになりそうですね。
	そうなんだよ。もし「誓約」を破ってしまうと……。
	何か大変なことが起こるんですか!?
	ある意味大変かな。基本技能のレベルを上げるために必要な経験点が、余計に必要になっちゃうのさ。ただでさえレベル上げは地道な作業なのに、これは相当キツイぞ～。
	それは、すごく困りますね。絶対、「誓約」は守らないと！

	そうそう、2階に行ってみたら「ダークゾーン」がありましたよ！　昔はよく「ダークゾーン」で迷いましたよ。懐かしいです。
	ダンジョンの様子がまったく表示されなくなってしまうんだよね。うっかり方向を見失ったら最後、勘をたよりに歩くしかない。


▲ダンジョン内には、ざまざまな罠が仕掛けられている。暗闇で何も見えなくなってしまう「ダークゾーン」、冒険者にダメージを与える「ピット」、下の階へ落とされてしまう「落とし穴」など、危険な罠ばかりだ。

	まだ、そんなに広くない「ダークゾーン」だったので、そんなに苦労はしていないですけどね。
	地下にも「ダークゾーン」があったよ。
	そうなんですか？　地下の敵が2階より強そうなので、まだ行ってませんよ。
	あー、それじゃあ“はいになりましたアクティ”は落とされなかったのか……。
	「落とされなかった」？
	1階でさ、扉にクイズ出されなかった？
	ありましたね。


▲突然、扉がクイズを出してくる。正解すれば通してくれるのだが、間違えてしまうと……。

	俺、クイズとか苦手でさ～。間違えたら、いきなり地下に落とされて、しかも、すぐそばがもう「ダークゾーン」なの！　もう、すぐに電源落としちゃった（笑）。
	うわぁ。僕は1回で正解しましたけど……。
	もう、クイズは勘弁してほしいよ。

	うーん、2階の探索が思うように進まないです。「ラッキー・ダイス」って言う賭博場はあったんですけど……。
	「ラッキー・ダイス」へ行く階段以外にも、2階への階段あるよね。そっちは探索してみた？
	え！　他にも階段ありました？　やばい、見落としてる……。
	マップをよく見てみなよ。
	すいません、マップは封印してるんですよ。オートマッピングがなんか邪道な気がして。
	便利なのに～。まさか、自分でマッピングしてるの？
	はい、ちゃんと書いてますよ！　自分でマップを書くのも、楽しみの1つですから。


▲某3DダンジョンRPGをプレイしていたころを思い出し、手書きマップを書いていた“はいになりましたアクティ”。よーく見比べてみると……。

	結構しっかり書いてるなぁ。あ、ほら、ここだよ！　ここは曲がり角じゃなくて、T字路のはずだよ。
	うわぁ、本当だ。マッピングミスしてたのか～。


▲1階の左端、中央あたりが曲がり角ではなくT字路だった！　マップでは、進入していない通路は壁よりも少しだけ出っ張って表示されている。

	この先に、2階への階段がもう1つあるんですね。
	そうそう。そこから上がれば、2階のもう少し奥まで探索できるよ。
	なんか、「オートマッピング機能」に負けた気がします。
	せっかくの親切機能なんだから、ありがたく使おうよ。俺たちももう若くないんだし、記憶力もあてにならないって（笑）。
	いや、僕はまだ20代……。

	さて、そろそろプレイした感想でも聞かせてよ。
	これぞ「王道3DダンジョンRPG」って感じですよね！　まだまだ序盤しか冒険できていませんが、久しぶりに「ダンジョンに潜る楽しさ」が味わえましたよ。
	うんうん。新しいシステムもいろいろあるけど、まさに「王道」だよね。
	某3DダンジョンRPGを、たくさんプレイした中年冒険者にはたまらないですね。
	このゲームをプレイすると、あのころの「ダンジョンに潜りたい！」って欲求がまた湧いてくるよ（笑）。
	まだ未開のダンジョンに潜って、この先にいったい何があるのかわからないワクワク感っていうのは、今も昔も変わりませんね。
	俺なんか、ダンジョンにいるだけで落ち着くよ。
	えっ？　僕は、さすがにそこまではないですけど（笑）。
	そう？　まだまだ“はいになりましたアクティ”も甘いな。
	じゃあ、僕もそう思えるようにがんばります！　よし！　ダンジョンへ潜ってきます！
	おう！　行ってこい！

　こうして、中年冒険者たちは今日もダンジョンに潜る！　迷宮探索記は楽しんでもらえたかな？　昔を思い出したベテラン中年冒険者の諸君！　新たな冒険に、一緒に旅立とう！