電撃ドットコム > 電撃オンライン > レビュー > 『魔法先生ネギま! 2時間目 戦う乙女たち! 麻帆良大運動会SP!』

◇ レビュー ◇
電撃オンライン編集部がオススメするソフトを個性的なレビュアーがアツく語ります!
タイトル
魔法先生ネギま! 2時間目
戦う乙女たち! 麻帆良大運動会SP!
レビュアー
うさぎ団

美少女だらけの学園(パラダイス)を
キミだけの色に染め上げちゃおう!!(4,220文字)

●そもそも「魔法先生ネギま!」ってなに?
 「魔法先生ネギま!」は、「AIが止まらない!」や「ラブひな」などのヒット作を手がけた赤松健氏の最新作で、現在も「週刊少年マガジン」誌上で好評連載されている美少女ラブコメ漫画です。そのストーリーは、10歳の魔法少年“ネギ・スプリングフィールド”が、立派な魔法使いを目指すため、なぜか日本の女子校で英語教師をする(?)というもの。彼の受け持つクラスの生徒たちがとにかく個性豊かなのが特徴で、その例を上げると、ネットアイドルから忍者、ロボット、果ては吸血鬼まで存在します。(冷静に考えると個性豊かという4文字では片付けられないレベルだ……)。ネギ先生はそんな女の子たちに、ときに振り回され、ときに励まされながら、魔法使いとして、そしてクラスの担任教師として成長していくのです。その「ネギま!」の世界観を完全再現したのが、今回紹介する『魔法先生ネギま! 2時間目 戦う乙女たち! 麻帆良大運動会SP!』。原作でもおなじみの麻帆良学園を舞台に、プレイヤーはネギ先生となって、あこがれの女子校生活を体験していくことになるのです。それでは、さっそく、そのゲーム版『ネギま!』の魅力をお伝えしていきましょう!

●とにかく自由度が高いのです!
 原作が元になっているゲームというと、その原作自体の魅力に頼りがちで、デキがションボリな作品になってしまうことが、残念ながら多々あります。しかし、『ネギま!』シリーズは、そういった“ゲーム性が低く、完全なファンのコレクションアイテムになっているもの”とは一線を画し、ゲームとしての完成度が非常に高いものになっています。原作の「ネギま」も“何でもアリ”な面白さがありますが、ゲーム版もそれに負けないくらいの“何でもアリ”な自由度の高さがあります。このシリーズは「授業パート」と「自由行動パート」の2つに分かれていますが、特に3Dマップで再現された学園を歩き回る「自由行動パート」では、多種多様な行動をすることが可能です。そこで、「自由行動パート」で行えることの一例を紹介してみましょう。

・女の子と会話を行い授業コマンドをゲット!
 「自由行動パート」では、ネギ先生が受け持つ30人の生徒と、約270人の一般生徒が自由気ままに行動しています。そして、これらの生徒と、会話や手を繋いで交流を深めることで「授業パート」で生徒へ指示を出す“コマンド”をゲットすることが可能になります。最初は「クラス全体」や「頑張って」など、大雑把なコマンドしか所有していないネギ先生ですが、ゲームを進めることで、さまざまな“女の子のグループ”や“指示内容”を選べるようになります。どの生徒からどのコマンドを優先的に入手していくか、そういった戦略性が楽しめるのです。

・魔法を使って女の子にイタズラする
 女の子に特定の魔法をかけることで、スカートをまくったり、制服をひっぺがして下着姿にすることができます。メインヒロイン30人の場合は、全員リアクションのセリフが異なるといった細かい違いもあるのもポイントですね。もちろん、そんな風にエッチなイタズラをするだけでなく、パラメータを上げたりストレスを下げたりして、「授業パート」で失敗ばかりする女の子をフォローすることも可能になっています。また、プレイヤー自身に魅力が向上する魔法を使えば、周囲の女の子がワラワラと寄ってくるようになります。ネギ先生が女の子にモミクチャにされる様は、なかなか愉快です。

・女の子の性格を入れ替える
「自由行動パート」に登場する約270人の女の子は、それぞれ「怒りんぼ」や「負けず嫌い」、「美脚」など、異なる属性(個性)を持っており、この属性によってステータスはもちろん、「自由行動パート」での行動が変わってきます。例えば、「美脚」の属性を持つ女の子は、ソックスを上げるモーションを行うようになり、「おさなづま」の属性を持つ女の子は、立てひざを付いてネギ先生のネクタイを直してくれるようになります。この属性は、一定条件を満たすことで自由に入れ替えが可能。しかも、ネギ先生のクラスの女の子だけでなく、学園の女の子全員、入れ替えることができます。そのため、根気よくプレイすれば、自分だけのヘンな(!?)学園を作り上げることもできてしまうのです!

 と、いうように3つの例を上げてみましたが、ほかにも、女の子と手を繋いで特定の場所に移動させて、机で勉強させたり、体重計に乗せて体重を減らしたりだとか、女の子に抱きついたり、押し倒したりして、その反応を楽しむなどといった、さまざなな遊びかたが可能になっています。

●自由度は高いけど、戸惑うことはないのです!
 やれることが膨大に用意されている本作。“ゲームとしての敷居が高いのでは?”と思われる人もいるでしょう。しかし、「自由行動パート」では、ネギ先生のクラスの女の子はマップ上で☆印で表示されており、さらに特別なイベントが起きる場合は、その☆が色分けされて表示されます。ゲームの勝手に慣れていない1周目では、その☆があるところに行き、クラスの女の子と会話で交流したり、イベントをこなすなどの遊びかたをすればいいので、深く考える必要はありません。そして、2周目や3周目で、ゲームに慣れてきたり、ステータスが充実してきたら(ゲームをクリアするごとにデータの引継ぎが可能)、「授業パート」を真剣に攻略したり、属性の入れ替えなどのディープな楽しみかたをしていけばいいのです。このように、その都度のプレイで遊びかたを変えられるのも『ネギま!』シリーズの魅力でしょう。ちなみに、1回クリアするまでのプレイ時間は大体15時間くらい。かなりのボリュームがありますよ。

●エッチです!
 ここまでは、『ネギま!』の斬新なシステムについて解説してきましたが、やはり本作の最大の魅力は“CERO18歳以上対象”を限界まで活用したセクシーシーンではないかと思います(笑)。とくに、アナログスティックを使って女の子をちょっとエッチなハプニングから救う「アクションイベント」は特筆ものです! 下着丸見えのグラフィックはもちろんのこと、声優さんの演技がとってもセクシー! 「あっ」とか「そこっ」とか普通に喘いでいらっしゃっています。この喘ぎを聞きたいがために、ついついクリアを先延ばしにし、タイムオーバーで失敗になるなんてこともしばしば……。

●最新作『2時間目』はここがパワーアップ!
 『ネギま!』シリーズの魅力については上で書いたとおり。ここからは最新作『2時間目』の魅力にしぼって解説していきましょう。『2時間目』は麻帆良学園の運動会が話のメイン。運動会の準備や、生徒を育成しながら、運動会のクラスの優勝を目指していくことになります。基本システムや3Dマップは前作を踏襲しているものの、こまかいチューンナップがたくさん行われています。例えば、「自由行動パート」でのセリフがすべて差し替えられているだとか、属性も新しくなりモーション数が大幅に追加されているだとかがそうです。見た目は『1時間目』と同じですが、プレイしてみれば、その違いがわかるはずです。また、ステータス情報が見やすくなっていたり、属性の入れ替え方法が簡単になっていたりと、システム周りも快適。今年の1月20日に発売された『1時間目』から間を置かずの製作だったにも関わらず、きちんとユーザーの意見を取り入れられていることに驚きです。ただ、前作同様に視界の変更ができないのは残念だったかな。では、ここからは『2時間目』ならではの新システムについて、以下で1つずつ解説しましょう。

・会場の設営
『2時間目』の「自由行動パート」では、学園のさまざまな場所で運動会の準備設営が行われています。そして、プレイヤーは女の子を設営場所まで連れて行くことで作業を手伝わせることができます。設営場所によって必要となるパラメータも違ってくるので、どの場所にどの女の子を配置するかといった戦略性があり、熱中できます。

・デートイベント
 自由行動中、ネギ先生が受け持つ生徒がデートに誘ってくるようになりました。手を繋いだ状態で女の子の望みどおりの場所へ連れて行けばデートがスタート。ドキドキの展開が待っています。このイベントは30人全員に用意されているので、マイナーな女の子のファンも安心です。

・属性イベント
 今回、女の子に特定の属性を付けている状態でのみ発生するイベントというものが用意されています。例えば、朝倉和美という生徒に「美乳」を付けていると、ブラをチラつかせながら「触ってみる?」と誘惑してくるイベントが発生するようになります。ちなみに、これら「属性イベント」は、ポリゴンモデルではなく、きちんとイベントグラフィックが表示され、しかもフルボイスで展開。興奮度も倍増です。

・バトルモードでの打撃技の追加
 魔法を使って特定の敵と戦う「バトルモード」。前作では、常に敵と距離を取りつつ戦う必要があり、若干ストレスが溜まりました。しかし、今回は打撃技が追加され、積極的に敵に立ち向かえるようになり爽快感がアップ! しかも、ボタンをタイミングよく押すだけで打撃と魔法のコンボが発生。誰でも簡単に原作コミックでおなじみの派手な戦いかたができるようになりました。

 システム的な追加は以上の4つです。さらに、『1時間目』では1つのエピソードに付き1人の女の子に焦点を当てていた『サブエピソード』が、1つのエピソード中に複数のキャラが絡むように変更されています。ストーリーが賑やかになったのはもちろん、『サブエピソード』に登場しない女の子がいなくなったのもうれしいポイント。デートイベント同様にマイナーキャラのファンが安心できる仕様になりました。

●プレイヤーの妄想力しだいで何十時間だって遊べます!
 運動会で1位を目指す、サブエピソードをすべて見るといった基本的なプレイから、属性の入れ替えを駆使してエッチな娘だらけの学園を作る、特定の女の子の行動を逐一観察するなど、プレイヤーが10人いれば10通りの遊びかたができる本作。きちんとシステムの土台が作られているからこそ、これだけ無限の遊びかたができるのだと思います。1つのゲームとして高い完成度を誇っているので、「ネギま!」のファンはもちろん、そうでない人もぜひプレイしてみて下さいね。

 

 


レビュアー紹介

うさぎ団
 GLAYとギャルゲーを愛して止まない金髪ライター。重度のネット依存症で、趣味はサイトの運営と更新。でも、原稿を上げずにサイトを更新しているのが編集さんにバレると、さすがにちょっと気まずいらしい。

●好きなゲーム
『東京魔人学園』シリーズ
『サクラ大戦』シリーズ
『女神転生』シリーズ
『リフレインラブ』シリーズ
『街』


魔法先生ネギま! 2時間目
戦う乙女たち!
麻帆良大運動会SP!
●機種:PS2
●メーカー:コナミ
●ジャンル:AVG
●価格:銀メダル版\6,279(税込)/金メダル版\7,329(税込)
●発売日:2005年7月28日
●関連サイト
公式サイト / コナミ

(C)赤松健・講談社・関東魔法協会
(C)2005 KONAMI


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