深層の“真相”を考察するために。アニメ・マンガ・ゲームの設定用語まとめ【DI日記#15】
- 文
- 長雨
- 公開日時
スクウェア・エニックスが手掛けるメディアミックスプロジェクト『ディープインサニティ』。
各コンテンツの物語を紐解きつつ、考察のためにも覚えておきたい用語をまとめてみました。
『ディープインサニティ』の世界観
ときは202X年、眠ったまま目覚めない人々が現れ、“ランドルフ症候群”と呼ばれるようになります。同時に“スカード(異形)”となる者が目撃され、少しづつ世界に異変が広がりつつありました。
その原因と考えられたのが、南極大陸に出現し巨大な地下世界“アサイラム”。その内部には地上とは異なる生物群と、未知の資源にあふれていました。
人々は“ランドルフ症候群”の解決、または巨万の富につながる生物の遺伝子情報や地下資源を求めて、“アサイラム”の奥地を目指すことに……。
キーワード
ランドルフ症候群
発症すると昏睡状態になり、現時点では治療方法が見つかっていないため衰弱死する未来が待っています。
まれに自力回復するものがおり、その人物は“アサイラム”を話題にするという共通点が……。
病名は初期発症者または研究者の名前から取った説と、19世紀の幻視者ランドルフ・カーターを由来とする説がありますが真相は不明。
アサイラム
南極大陸で発見された地下空間。内部は巨大な空間が広がっており、ここから放出される特殊な電磁波が“ランドルフ症候群”の原因と考えられています。
肉体増強効果を持つ赤い草など固有の生態系や豊富な資源を持ちますが、無人探査機も金属が腐る危険地帯で通常の人間は活動できません。
さらに内部では時系列の歪みが発生しており、より探索を困難なものに……。
レリーフや文字も発見されており、何らかの文明があったことが明らかになっています。
スカード(異形)
“アサイラム”に出現する特異な生命体。“ランドルフ症候群”のもう1つの症状で、遺伝子異変が起こったと考えられ、傷つけられた者“スカード”と呼ばれるようになりました。
“スカード”は人だけではなく機械から変質したものもおり、飛行型、方向型など多様な種類が確認されています。
マンガ『ディープインサニティ ニルヴァーナ』の物語
“ランドルフ症候群”発見から9年後、昏睡患者数は世界で8千万人。
病に耐性を持つ少年セルジュ・ソルは、昏睡から目覚めた少女・睡蓮の担当として“ランドルフ症候群”の研究に携わっていました。しかし、彼女は何者かにさらわれてしまいます。
セルジュは危機を救ってくれたヒルデガルド・オルインピアーダ・山田とともに、睡蓮を探すために南極へ向かうことに……。
キーワード
セルジュ・ソル
“ランドルフ症候群”で全滅した街の生き残りで、病に耐性を持っています。優秀な言語学者のため、“アサイラム”内の文字の解読に成功するなど頭脳面でも活躍。
ヒルデガルド・オルインピアーダ・山田
南極のなんでも屋「ロックホッパー商会」の女性で、拠点フォート・エドガーで温和な“スカード”や元人間の“ハーフスカード(半異形)”と一緒に活動しています。
ファルーク・ルビム博士が作った“南極に潜む古の敵と戦い勝利する”ための組織“ジッグラト”の戦士として、兄とともに育てられた山田。その戦いの中で彼女は、“スカード”化しかけた兄と右腕を失いました。 現在は右腕が義手になっており、それを武器に戦っています。
ジッグラト
遺伝子学者のファルーク・ルビム博士は、人類のゲノムを解析して肉体と精神を蝕む敵対者と戦った痕跡があると発表。“アサイラム”が現れる前から古の敵との戦いに備えるように唱えていましたが科学界から排除され、独自組織“ジッグラト”を生み出しました。
アニメ『ディープインサニティ ロストチャイルド』の物語
“ランドルフ症候群”の脅威が、より明確になった世界。民間軍事会社“アンタークティカ・フロント”が設立され、“アサイラム”の調査が進んでいきます。
“ヒーローになりたい”という願望を持つ時雨・ダニエル・魁(声優:下野 紘)は、“スリーパー”に志願して個性豊かな仲間たちと命がけの任務に挑むことに……。
キーワード
アンタークティカ・フロント
アジア系「コンロン・エンタープライズ」、北米系「アララト」、EU系「グローセ・ベーア」が、“アサイラム”での資源を巡る対立を避けるために同盟を結んで設立した民間軍事会社。
スリーパー
“ランドルフ症候群”に耐性を持つもので、“アサイラム”探索に挑む者たちの総称。睡眠時と同じ脳波のまま通常活動を出来ることから、この名前がつけられたといいます。
サニティ・アンカー
“スリーパー”を補佐するオペレーター。
精神リンクによって正気を保たせるという重要な役目もあり、“アサイラム”内で通信が途切れた場合、“スリーパー”に長期的な精神汚染が起こるとのこと。
ゲーム『ディープインサニティ アサイラム』の物語
“ランドルフ症候群”による昏睡者数が5億4千万人に到達し、危機が拡大し続けている世界。
“アンタークティカ・フロント”の“スリーパー”であるウー・イノミネタス(声優:梅原裕一郎)は、“スカード”を発見できる優れた聴覚を持ち、“アサイラム”から聴こえる不快な音に悩まされ続けています。
彼は“アサイラム”出現前の穏やかな眠りを取り戻すために、音の元凶を倒すべく深淵へと向かうことに……。
キーワード
ウー・イノミネタス
記憶喪失の青年で、ある病院で起こった虐殺事件の生き残り。名前は仮名ですが本人が響きを気に入り、そのまま名乗っています。
地中に隠れた“スカード”も発見できる聴力は、まさに人間探知機。
ヴェーラ・ルスタモワ(声優:小清水亜美)
“アンタークティカ・フロント”の南極大隊司令官で、名前以外何も明かされていません。アニメ『ロストチャイルド』では、第11小隊の隊長として登場しました。
エルシー(LC)
ウーたちが“アサイラム”内で保護した子どもで、情報部の依頼で基地で保護されることになりました。
自身の名前を知らないと言ったため、迷子(LOST CHILD)からエルシーと呼ばれるようになります。アニメ版のサブタイトルと同じ名前なんて、何とも意味深です。
ウーは彼女と会ったことがあるような感覚があるようですが、2人にはいったいどんな関係があるのでしょうか。
ゲーム内では、今回紹介したもの以外もていねいに解説された用語集を読むことが出来ます。キャラの一言コメントがあったり、意外な情報が明かされたり、読みごたえ抜群なのでぜひ目を通してみてくださいね。
※ゲーム画面は開発中のものです
(C)2021 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
(C)Etorouji Shiono/SQUARE ENIX
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
『Deep Insanity(ディープインサニティ)』公式サイトはこちら
『Deep Insanity(ディープインサニティ)』公式Twitterはこちら