【夢100名言集】「生まれて初めて、運命を変えたいって心から思ったんだ」（ノクス）

　人気アプリゲーム『夢王国と眠れる100人の王子様』（ジークレスト）。本作に登場する王子様たちの素敵なセリフとともにその魅力を紹介する特別企画【夢100名言集】！

　これまでにたくさんの名言を残してきた王子様たち。彼らの人となりがわかる言葉とともに、甘〜いイベントストーリーを振り返っていきます♪　最終回となる第6回で紹介するのは、墓守の国・ネクロポリアのノクス王子（声優：高塚智人）。2020年9月に配信されたイベント「終焉導く冥府の祭り」で残した名言をチェックしていきましょう！

三部作イベントシリーズ「Tale of D」の第1弾、第2弾をチェック！

　「終焉導く冥府の祭り」は三部作イベントシリーズ「Tale of D」の最後を飾るストーリー。三部作通して“運命”について語られており、墓守の国の王子・ノクスと医療の国の王子・ルベル（声優：前野智昭）が初登場するシリーズとなります。まずは三部作の第1弾、弾2弾からチェックしていきましょう。

【第1弾・運命告げる桜の貴石】

　とあるパーティでノクスという不思議な青年と出会い、王族の指輪を託されたあなた。祈りを捧げると指輪からルベルという王子が目覚めます。それから数日後、宝石の国で行われたフローラというジュエリーの展覧会に招待されたあなた。フローラは運命を告げる石とも呼ばれており、砕ける時に新たな運命が動き出すと噂されていて……。そこに突如ユメクイが出現！　あなたを救ったのは、あの日出会ったノクスとルベルでした。騒動の最中割れてしまったフローラ。そして、自らを“死神”と称すノクスとの運命は動き出して……。

【第2弾・海に咲く星屑の花】

　星の国・ガラッシアで年に一度行われる「星祭り」に参加したあなたは、そこで星の国の王子たちと楽しい時間を過ごします。しかし歴史書に書かれた災いの彗星が流れたことにより夜空の星は消え、天変地異や事故が立て続けに起こり始めます。空からもたらされた災厄の運命――それを退けるためには、海に落ちた希望の星が咲かせた「星屑の花」が必要。そこで、海の国々に協力を仰ぎ、星屑の花探しが行われます。探索の途中、港町で医者であるルベルと再会。さらには、とある島でノクスとも……。彼はあなたに「人の命が燃え尽きる時、俺にはその予兆がわかるんだ」と告げ、あなたに“期待している”ことを話すのです。

「生まれて初めて、運命を変えたいって心から思ったんだ」（ノクス）

【第三弾・終焉導く冥府の祭り】

　「Tale of D」三部作の最後のストーリー。ルベルからノクスが墓守の国・ネクロポリアの王子であることを聞いたあなた。そんな彼からあなたへ一通の手紙が。招待された「冥府の祭り」に赴くと、他国とあまり関わりを持たないはずのネクロポリアで、さまざまな国の王子たちと再会を果たすことに。

　迎えに来たノクスに連れられ城へと向かい、国の歴史について聞いたあなた。ネクロポリアはもともと死者を弔うことを目的としてできた国。大きな戦争の犠牲者のために作られた墓地が国の始まりで、そのせいか他国から敬遠されることも。そして今夜の祭りは、亡くなった人の眠りを守る冥府の王への感謝と魂の安寧を願って行われるものだという話を聞きます。

　しかし、祭りは今年で最後だというノクス。なぜなら「この国は、もうすぐ滅びてしまう」からだと。理由は、人が住むには不向きな国の大地を支える「灯の大樹」が腐り始めているため。そのため近いうちにネクロポリアの地は崩壊するというのです。それにもかかわらず「これは運命だから」と、ノクスは諦めたように笑い……。

　そこへ現れたのはルベル。国が危機に瀕していることをなぜ言わなかった、と憮然とした態度でノクスに詰め寄ります。招待していないと眉をひそめるノクスに、引き下がらないルベル。２人の間には何か複雑な事情があるよう。

　祭りの準備に取り掛かるノクスの姿に「一人で勝手に決めて、勝手に終わらせようとする」とルベルは憤ります。実はルベルにとってノクスは、獣に襲われて行き倒れていたところを助けられた恩人。しかしある時を境に避けるようになってしまったため、恩を返すためにノクスを追ってきたと。動乱や災害が起こる場所に現れ、まるで人が亡くなることを予期しているようだとのことから“死神”とあだ名されるノクス。しかし人の死の予兆がわかっても、運命を変えることはできないらしく……。

　やがて始まった冥府の祭り。広場に設けられた高座に立ったノクスは、集まった人々の前で今夜が最後の冥府の祭りであることを告げます。これは運命であると達観したように話す彼の真意を訊ねるべく、ダンスへと誘うあなた。このまま諦めてしまっていいんですか、と問うあなたに、彼は「俺はずっと、国を救う方法を探すために世界中を旅していたんだ」と話してくれます。しかし方法は見つからず、運命は覆せないと思うようになったとも。滅びを受け入れた国、民、そしてノクス。そんな滅び行くネクロポリアのことを覚えていて欲しいと、彼はあなたに願います。

　祭りが終わったあと、大樹の近くでノクスを見つけたあなたは、彼に心からの想いをぶつけます。ノクスの言葉によって運命を変えた星の国。前へ進もうとする意志さえあれば、悲しい結末を迎えることはないのでは――そう諭すあなたや、頼って欲しいというルベルや他の王子たち。それぞれの言葉に、諦めかけていたノクスの心が開き始めます。そしてこう呟くのです。「希望も悲しみも、とっくに捨てたと思ってたのに」と。そして彼が流した一筋の涙が大樹に落ちると、辺りはまばゆい光に包まれるのです。

　「死にゆく大樹を潤すは、心を巡る生命の水」――語り継がれてきた言葉の通りノクスの涙がカギとなったのか、活力を取り戻し始めた大樹。腐食が完全に収まったわけではないものの、希望が見え始めたネクロポリアの現状にノクスは晴れやかな笑顔を取り戻します。そしてこう話すのです。

「生まれて初めて、運命を変えたいって心から思ったんだ」

　終わりの運命を受け入れることと、抗うこと。死を司る国の王子としてどちらが正しいのか、決めきれずにいたノクス。けれどあなたやルベルたちとかかわることで、自分自身の心に改めて向き合い、運命に抗いたいという本当の想いに気づくことができました。

　死は誰にでも訪れる抗えないもの。しかし生きたいと願い前を向けば、道は開けるかもしれないことを知ったノクス。そんな彼の姿に、三部作を通して心動かされたイベントストーリー「終焉導く冥府の祭り」。涙なくしては読むことのできない物語を、あなたもぜひ体験してみてくださいね。

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　過去のイベントストーリーはアプリ内にある【メニュー】から【ストーリー】を選ぶと、いつでも読むことができます。

　イベントに未参加だった人も読むことができるので、ぜひチェックしてみてください。

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