『ガルパン』&サザコーヒーコラボのウラ話。鈴木社長の愛が強すぎてこだわる理由に納得しかない

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 『ガールズ&パンツァー(ガルパン)』の聖地としてファンに親しまれている町・茨城県大洗町。例年11月に行われているあんこう祭りでは作品とのコラボイベントなどを展開し、近年は1日で10万人以上の観光客が来町するなど、地域全体で人々が作品と町を盛り上げています。

 残念ながら、昨年と今年のあんこう祭りは、新型コロナウイルスの影響で中止に。大洗町ではそんな情勢にも負けずに作品と町を盛り上げようとしている方が多くいらっしゃいます。

 今回は、茨城県を中心に展開する老舗コーヒー店・サザコーヒーの代表・鈴木太郎さんにインタビューを行いました。

  • ▲鈴木太郎さん。

 サザコーヒーは、作中に登場する各校をモチーフにしたコーヒーをはじめ、さまざまなコラボ商品の発売を展開しています。このインタビューでは、コラボ実施の経緯や、鈴木さんの『ガルパン』との出会い、思い出のエピソードなど、大洗町・サザコーヒー・『ガルパン』に関するさまざまなお話をお伺いしました。

鈴木社長と『ガルパン』の出会い

――今回『ガルパン』コラボをするに至った経緯を聞かせてください。

 まずは『ガルパン』との出会いから語ったほうがいいかもしれませんね。そもそものきっかけは大洗町に店舗があったことです。2011年の東日本大震災で大洗にあるアウトレットモール(現 大洗シーサイドステーション)は大被害を受けていました。その後に復興が進み、そのモールにサザコーヒーが出店することになりました。出店の経緯は、当時の管理者の方に「サザコーヒーさんが入ってくれれば間違いなく売れます」と言われたことだったんです。

――その出店が後に『ガルパン』との出会いに繋がるわけですね。

 ええ。出店した後に『ガルパン』というアニメがあって、舞台となった大洗が盛り上がっているという話を聞きました。僕はあまりアニメに詳しくない人間でしたので、名前を聞いた時には、失礼ですが「が、ガールとパンツ!?」など変な想像をしてしまいました(笑)。最初はそのくらい遠い関係の作品だったんです。

――それがどうしてコラボ商品を出すまでの関係になったのでしょうか?

 それからしばらくはどんな作品かも知らずにいたのですが、うちの従業員が“あんこうラテ”という『ガルパン』をモチーフにした商品を提供しているという話を聞きまして。それで興味を持ってTwitterを見ると「サザコーヒーさんが作品に出ているよ!」というつぶやきがあったりするわけです。そうなってくるといよいよ興味がわいてきて、実際に自分で見てこようと。そんなわけで劇中で大洗店が描かれた『ガールズ&パンツァー 最終章 第2話』を上映している劇場に足を運んだわけです。

――その時の思い出はありますか?

 家族と見に行ったのですが、終わった後に家族が物語以外の細かい所にも気づいていました。出てくる店名がサザコーヒーじゃなくて、“ザザコーヒー”になっていたり。。それで「本当にお店が出ていたねぇ」なんて話しながら劇場の売店を見ていたら、一番くじのマリー様(BC自由学園の隊長)のフィギュアがありまして。それをジーっと見て触ろうとしたら、売店の方に「触らないでください!」って怒られたのは、今でも覚えていますね(笑)。
 で、うちの家族が「くじを引きたい!」と言うもので、試しに引いてみたんですが、見事そのフィギュアが当たってしまうという奇跡が起きまして(笑)。せっかくなので、それを持って大洗店に行ったら……店の中にはいわゆる“ガルパンおじさん”がいっぱいいらっしゃるんですよ。初めてのその光景には驚かされました。

――『ガルパン』のおかげでお客さんが増えたわけですね。

 モール自体に人が少なくなってきていて、我々も今後どうしようかなと思っていたタイミングでしたからね。それが、驚くほどの人がいて、みんなニコニコしながらコーヒーやケーキを召し上がっているわけですよ。すごく幸せそうでしたね。そこに僕がマリー様のフィギュア片手に現れたら、もう人気者になってしまいまして(笑)。そこから、『ガルパン』好きの友だちみたいな人ができて、話を聞いているうちに僕も楽しくなって「作中に出てきたケーキとか作ったらどうかな?」みたいな話をしていました。私はもう商品を作る気マンマンでしたし、『ガルパン』にもハマってまた映画館に行き……という流れですね。それがきっかけとなって、コラボをしようと思ったわけです。

――『ガルパン』をご覧になった感想はいかがでしたか?

 少年時代に僕は戦車のヘッツァーのプラモを作って遊んでいたこともあり、2回目は登場する戦車に注目して見ていました。あとは、劇中のザザコーヒーで提供されていたモンブランを食べてみたくなりました。よく見たら、他にもいろいろなケーキを食べていることに気が付いたり、1回目では見えなかったところまで見えたり、すごくおもしろい作品だと感じました。そうして、気が付いたら僕自身がガルパンおじさんになっていたという話です。
――自身も“ガルパンおじさん”になってしまうほどハマってしまった鈴木さんですが、ファンの方とも積極的に交流をされているとのことですよね。

 現在はファンの人ともすごく交流が増えました。絵を書いている人、『ガルパン』の本を出している人、戦車に詳しい人――いろいろな人がいますね。中には、戦車にゆかりのある場所に誘ってくれたり、戦車に乗った写真を撮ってくれたり、すごく楽しい時間を一緒に過ごさせてもらっています。仲間に入れてくれてありがとうございます、という気持ちでいっぱいです。

コラボ商品の開発の裏側が明らかに

――では、商品開発についてお聞かせいただけますでしょうか?

 茨城県は納豆と水戸黄門というイメージが強いと思いますが、観光地としては少し物足りなさも感じます。その中も大洗は港町で海産物が名産なんですが、実際に来ていらして食べていただくのはともかく、お土産となると少々選ぶのに困ってしまうところがあったと思うんです。そうした状況を見て、『ガルパン』にハマったうちのカミさんと夫婦そろって「お土産を作りたい! できれば『ガルパン』にちなんだもので!」となりました。作品を通して、大洗という町自体にも詳しくなっていったように思います。

――奥さんもご一緒に開発をされたのですね。

 うちのカミさんは物販が好きなので、買った人が喜ぶものを作りたがっていました。自分が観光に来たとして、地元に持ち帰って楽しんでもらえるのはどんな商品か? それを2人でひたすら考えましたね。考えた末に、僕自身がコーヒーショップの代表なので、メインはコーヒーにしたいと思っていました。もっと言えば、ガルパンおじさんたちを“コーヒーおじさん”にしたいという狙いもありましたね。そうなってもらうためには、ただ作品人気に乗っかるのではなく本当に美味しいコーヒーを提供しなければなりません。

――最初にはどのような商品を開発されたのでしょうか?

 まずは、一杯取りのカップオンで、大洗女子学園とBC自由学園の2種類を作りました。最初は勢いで投資してしまっただけなのですが(笑)、お金をかけて作ったものなので、これはちゃんとやらないと……と思いましたね。

  • ▲鈴木さんの手前に並ぶのが、各校とのコラボコーヒー。こちらはカップの上にのせてお湯を注ぐだけの簡単な一杯どりコーヒーなので、初心者でも簡単に楽しめるのが魅力です。

 コーヒーの世界では、いい材料で美味しいものを提供すると消費は伸びるものの、安いものを高く売る形式では他の飲み物にマーケットが取られてしまう、と常々言われています。なので、僕たちも中身はちゃんと美味しいコーヒーにしよう。それだけでなく、きちんと消費者の皆さんに手に取ってもらえる機会を作ろうと思いました。

――ファンの間では、サザコーヒーといえば“マリー様のモンブラン”というイメージもあると思います。

 マリー様のモンブランケーキは許可をいただいて開発・提供していたのですが、課題の多い商品でした。作っているのは大洗の隣町(ひたちなか市)にあるサザコーヒーの本店だったので、そこから作って運んでいたのですが、高さがあるので輸送中に壊れてしまうんですよね。その対策として、構造を層にすることで崩れにくくする。凍らせて輸送して現地で解凍するなど、いろいろと対策をしました。ケーキを作る人にもだいぶ無理をしてもらっていたので、そこはありがたくもあり、申し訳なくもあり……というところです。

  • ▲こちらが“マリー様のモンブラン”です。写真の鈴木社長と比べると、かなりのボリュームであることが伝わるのではないかと。

――モンブランを提供してからの反響はどうでしたか?

 1日30個限定で提供していたのですが、それを目当てにたくさんの人が並んでくれました。朝から大変だと思って、コーヒーをその場で配りました。それなら、みんなにカップオンのコーヒーを自分で入れて飲んでもらう“タダコーヒー”というイベントにしちゃえっ! っとなったわけです。先ほども言った“皆さんに手に取ってもらえる機会”のひとつですね。

 並んでいる話を聞いていると、大洗観光で帰り損ねて、行く場がないから明け方から並んでいるとか、いろいろな人がいました。みんな当たり前のように、(劇中で描かれているシーンにならって)モンブランを横から食べる“押田食い”をするのですが、失敗して倒してしまう人もいて(笑)。皆さんが楽しんでくださる様子を、提供するこちらも楽しませてもらいました。

――モンブランも商品の質もこだわったのですか?

 こんなに支持してもらえるとは思っていなくて、モンブランケーキを作っている時にも「どんな味付けがいいか?」と悩みましたね。生クリームだけじゃつまらないとか、コーヒーと合うようにローストしたアーモンドを入れてみるとか、コーヒーとの相性を考えて作りました。

――そのこだわりもあってファンの人も納得の商品になったわけですね。

 はい。あとは公式の認可をいただけたことも大きいと思います。僕らとしても、やるなら海賊版ではなくちゃんとした本物を出したかったので、そういう意味では、窓口となって頂いたOaraiクリエイティブマネジメントの常盤良彦さんにはお世話になりました。

――各校のコーヒーには、それぞれどのようなこだわりがあるのでしょうか?

 各校のモチーフとする国の特徴に合わせて、僕たちが提供できるコーヒーの中でも選りすぐりのものにしました。BC自由学園のコーヒーは、フランス式の濃い焙煎でミルクにも合う豆です。黒森峰女学園は、ドイツ式のジャーマンローストの豆です。全部味が違っていながら、しっかりと作品と繋がっているわけです。

 他にも、知波単学園はゲイシャブレンドという豆を使っていて、これは日本感を出せるようにしました。継続高校はコーヒーで知られるフィンランドがモチーフなので、スペシャリティコーヒーと呼ばれる質の良い豆を使用しています。

――商品の名前だけでなく、中身までしっかり作品とマッチしているわけですね

 実は、継続高校については幻の商品になる可能性もありました。というのも、劇中でサンダース大学付属高校と継続高校の試合があるのはわかっていたのですが、企画の時点でどちらかが勝つのかわからず、それによって出す商品も変わってくるという影響があったからです。逆に、負けてしまったサンダースのコーヒーが幻となってしまったわけですが、せっかくですし、コーヒーとは異なりますが、同校が長崎県にあるという事に気づきまして、長崎名物であるカステラとして商品化しています。個人的にケイさん(サンダース大学付属高校 隊長)が大好きになってしまった影響もありますが(笑)。

――あのカステラができた裏にはそんな話があったんですね。

『ガルパン』に関わる人の本気度がスゴイ理由は?

――鈴木さんを含めて『ガルパン』に関わる方は、皆さん“本気度”が高いと感じますが、その要因はどこにあるのでしょうか?

 1つは、ファンの年齢がある程度高いという部分はあるでしょうね。やはり、商品にある程度のクオリティを求める人たちなので、提供する側もそれに応えられるものを用意しなければいけません。量よりも質を重視するイメージです。あとは、テカテカしていないミリタリー気質のものとか。そんな目立つもの持ち歩いていたら、戦場で撃たれちゃいますからね(笑)。

 ファンと呼ばれる人たちの中でも特に熱心な方は、自分の好きなものにこだわりを持っている人たちが多いと思います。そのこだわりにマッチできるような商品が手に取られ続けるものになると思っています。安いものそれなりに売るのも、それはそれでアリなのかもしれませんが、次もその商品を買ってくれる可能性は低いでしょうね。

――それが商品のこだわりの理由というわけですね。

 ええ。例えばマリー様のモンブランケーキはバターなどを結構使っていてカロリーがあるのですが、素材の質にはこだわっているので、軽く食べられちゃうんですよ。皆さん並んで朝から召し上がって、中にはその後に普通に朝ごはんを食べる……なんて人もいるくらいです。

 商品には風景とか音とか、いろいろな要素が関係すると思っていて、僕たちはコーヒーの“香り”で勝負しようと思っています。サザコーヒーのキャッチフレーズにも「幸せは香りから」とあるくらいです。五感に対するイメージというのは、年を重ねるごとに影響が強くなっていくと思っています。ちなみに『ガルパン』コラボコーヒーも、香りが全部違っているんですよ。

――開発の道のりも大変だったのではないでしょうか?

 コーヒーについては、僕が元々コーヒーの世界で欲しいものに手が届く立場の人間だったこともあり、アドバンテージがありました。ただ、パッケージのデザインなどに関してはまったくわかりませんので、廣岡さん(※)に手伝っていただいたところがたくさんあります。実際の現場に携わってきた人がいることは、本当に心強かったです。

※『ガルパン』の元宣伝担当。現在は大洗で起業し“株式会社ハイド&ルーク”を設立。地域密着型のさまざまな事業を行っている。サザコーヒーのコラボ商品のパッケージデザインを担い、自社で運営するネット通販サイト“ARISE GIFT”でも商品を販売中。

――パッケージに関して言いますと、ケイのカステラは“パッケージを剥がして飾ることを前提にしている”という点でおもしろいデザインでした。

 他にもいろいろとパッケージの案はありましたね。外して組み替えると違う制服になるとか、時期によって変わるとか、試したいものはたくさんあります。グッズでは、いわゆる“痛バッグ”にも興味ありますね。大洗店には、劇中で秋山優花里が使っていたものをベースに、実際にカミさんと作った、缶バッジをたくさん付けたバッグを飾っています。大洗で手に入る缶バッジにも注目していて、それを使った交換会とか、コレクションとか、そんな展開も面白いなと。逆に、少しだけ作品や店名のデザインが入ったような、シンプルで普段使いできるようなグッズもおもしろいのではないかと思っています。

 いろいろ案を出していますが、ほとんどは“元々僕が欲しいから”という理由で生まれるアイデアなのです(笑)。今後もいろいろな商品を考えているので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。

――キャラクターの服装はいろいろとバリエーションがありますし、実現できたらおもしろそうですね。

 僕自身がキャラクターのいろいろな衣装が大好きで、アプリ『ガールズ&パンツァー 戦車道大作戦!』にもめちゃくちゃ時間もお金も使っちゃっている人なのです。今は少し遊ぶのを控えているのですが、水着のケイさんをゲットするために結構課金しちゃいました(笑)。

――ケイさんへの愛を感じますね(笑)。

 アニメも何周もするくらいハマり、ゲームにもハマり、ここまで来たら、アニメだけとは言わずゲームにもザザコーヒーを出してもらいたいくらいです!(笑)

苦しいコロナ渦を経て今後の展望は?

――アフターコロナを見据えた企画なども用意されているのでしょうか?

 足を運んでくれた人のために、普段の商品作りも欠かさず続けています。そもそも、飲食目的での外出は不要不急扱いにならないので、お酒目的ではなければ足を運んで問題ないことにはなっています。とはいえ、どんどん外出して来てくださいとも言えませんし、来る人も人目を気にすることもあるでしょう。

 そこで我々は「これはこっそり店に行ってでも食べたい……!」と思ってもらえるような商品開発をしようと心がけています。それくらいの商品でないと、コロナ渦が明けたあとにも足を運んでもらうことは難しいと思っています。

 今はまだ油断できない状態なので、オンライン上での発信などを続けて、コロナが落ち着いたタイミングに向けて準備を重ねている状態です。

――去年から始まったコロナ渦に入ってからの影響はいかがでしたか?

 今は15店舗くらいの運営をしていますが、2020年の4月や5月は大きな赤字が出てしまいました。私は昨年の6月に正式に社長に就任したのですが「本当に潰れてしまうかも!?」と思いましたね。その後はスタッフが頑張ってくれて黒字体質にはなりましたが、コロナの影響は非常に大きかったです。もしかしたらコロナの後にはユートピアが待っているかもしれないと信じて、その時にもっとお客さんも我々も楽しく過ごせるものをイメージする……という思考は社内全体で持ち続けて営業を続けてきました。

 最近の前向きな動きとしては、弊社でもドイツ製の焙煎機を2台買って、新工場を建てました。本来は1年前に完成している予定でしたが、延期を続けた末にようやくお披露目できそうです。

――今後サザコーヒーで企画している展開などはありますか?

 実は、うちの家族がゲーム好きなのもあって“ゲーミングコーヒー”という商標を取っています。ゲーム好きな人は、集中するためにコーヒーを飲んだり、そもそもコーヒーが好きで飲んでいる人もいたり、相性が良いテーマだと思っています。

 先日、家族にせがまれて秋葉原にゲーミングPCを買いに行きました。僕もゲーム好きな気質があるので、家族や我々と同じ方に楽しんでもらえる商品の開発も考えています。

――鈴木さんから見て『ガルパン』ファンの皆さんはどんな存在でしょうか?

 初めて作品に触れて、そのあと店にいらしてくださった皆さんの姿を見た時、サザコーヒーが『ガルパン』を好きな皆さまに歓迎されているという印象を受けました。これまで熱烈に歓迎される経験って実はなかったもので、アニメ好きな皆さんの情熱がサザコーヒーにも向かっているという状態で、初めて受け入れられたような気持ちになりました。それがすごく嬉しかったから、ここまで僕も『ガルパン』にのめり込めたんだと思います。

――作品だけでなく、それを愛する人に惹かれたわけですね。

 朝早くから並んでくれる情熱があるくらい作品が好きなわけですよ。すごく遠くから来る人もいますから、そんな姿を見たらコーヒーの1杯でも飲ませてあげたいと思ってしまいます。それだけじゃなく、もっといろいろな形で恩返ししていかないといけないと感じています。

――では、最後に『ガルパン』のファン方々にメッセージをお願いします。

 私も最初はまったく作品を知らない状態でしたが、今となってはみなさんと同じく作品を愛するガルパンおじさんです。戦車も好きだし、登場するキャラクターたちも好き。ぜひ皆さんと一緒にこれからも『ガルパン』と大洗を盛り上げていきたいです。大洗町はとてもいいところですので、気兼ねなく観光できる状況になりましたら、ぜひ大洗とサザコーヒーに足を運んでいただければと思います。

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