ガウスト(声優:杉田智和)はヘタレなキャラクター性に人間味あふれる魅力が光る?【電撃シンクロ日記#15】

キャナ☆メン
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 セガのiOS/Android用RPG『シン・クロニクル(シンクロ)』のプレイ日記をキャナ☆メンがお届けします。

 今回の記事では、第1界層のキーキャラクターでもあるガウストについて語っていきます。彼は小物感のあるキャラクター性ながら、どこか憎めない性格をしていて、ある意味ではヴェロニカよりも普通であることがキャラ立てになっている人物かもしれません。

  • ▲ヴェロニカは“普通”とのギャップでキャラが立っていますが、ガウストは一般人と同じ目線の等身大なキャラ性が魅力かなと。

 プロフィールに「大盗賊として悪名を轟かせていた」とあるだけに、出会いの物語では、元冒険者だとか銃は凄腕だとかウソを並べ立てて入隊してきます。

 普通の挨拶から入ってだんだんとウソが大きくなるあたり、この短いシーンでも、これまでノリと口先で世渡りしてきたんだろうなと背景を想像できるところが怖いです(笑)。

 きっとガウストは、息をするように口からでまかせを並べてしまうんだろうなと。『シンクロ』は、短い文字数でキャラ性をにおわせるセリフ選びがホント絶妙ですよね。

 ……と、そんな軽薄な人物なので、第1界層のキャンプで見られる“絆の物語”は、ガウストが自身の弱さと向き合い、仲間(主にクロエ)と絆を育んでいくストーリーに。

 漫画やゲームなどで、ヒーローに囲まれた一般人やヘタレなキャラクターが必死にあがく話が好きな方は、その後の絆ストーリーなども含めて、彼のエピソードからある意味で人間味あふれる魅力とドラマを楽しめると思います。

 ちなみにガウストは、ピンチになると異常な幸運を発揮し、すべては運で乗り切ってきたというキャラクターでもあります。

 少なくともプレイした範囲で直接的には描かれていませんが、自分の弱さをすべてさらけ出して、それでも彼を認めてくれる人物――クロエに出会えたという幸運。もしかしたら、そのことがガウストにとって一番の幸運だったのかもしれませんね。

 なお、声優を担当しているのは杉田智和さんです。ガウストの顔立ちは整っているのにザンネンな性格とのギャップが魅力だというキャラクター性は、杉田さんの演技がすごく活きると思うので、脳内で杉田さんのボイスを再生しながらシナリオを楽しんでいました(笑)。


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