無限城が六本木に顕現!? 10/26より開催する鬼滅の刃原画展内覧会をレポート
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10月26日から森アーツセンターギャラリーにて開催される“『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展”。会期前に本展の内覧会が行われました。
現在、新作アニメ“無限列車編”が放送中の『鬼滅の刃』。本作は“週刊少年ジャンプ”で2016年から連載が開始され、2020年5月に完結しています。
今回の原画展では“週刊少年ジャンプ”連載時の原画をさまざまな演出で展示するほか、あわせてコラボカフェも開催されます。また、作者の吾峠呼世晴氏が本展のために描き下ろしたイラストを使用したオリジナルグッズも販売。
『鬼滅の刃』の世界観を余すところなく楽しめる“『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展”を、一足先に公開された内覧会でレポートします。
※記事中に本作のネタバレが含まれていますのでご注意ください。
兄妹の旅立ちは圧巻の展示からスタート
一番最初の展示は、『鬼滅の刃』の物語と同じく竈門炭治郎、禰豆子の兄妹の旅立ちから。
目を引くのは中央にある2人のフィギュア。こちらは等身大となっているので、ぜひ近くで見てみてください。そしてフィギュアの周囲には、コミックスの表紙を立体で展示。各巻のストーリーを回想してしまう人もいるのではないでしょうか。
続いては兄と妹、善逸や伊之助といった鬼殺隊の仲間たちの絆を描いたエリアへ。
各キャラクターの物語を原画と名場面で振り返っていきます。原画には肉筆ならではのリアルな質感があり、その描き込みに思わず見入ってしまいます。今回のレポートでは細部までお見せすることができないので、会場でご確認を。
壁に大きく描かれた名場面だけでなく、展示の下部にある“百面相”にもぜひ注目してみてください。デフォルメされたコマだけを抜き出したものがずらりと並んでいます。
また、“鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録”に収録されている“鏡餅ごっこ”をミニフィギュア化。元のイラストと合わせて、もちもちとした炭治郎たちの姿もお見逃しなく。
仲間たちの軌跡をたどった後は、彼らの前に立ちはだかる鬼のエリアへ。中央の禍々しい鬼舞辻無惨の“血の支配”の立体造形を囲むように、上弦の鬼たちが並んでいます。
炭治郎たちと同じく名場面とともに原画が展示されていますが、パネルの裏へ回ると鬼たちが人間だった頃の姿が。残酷な鬼の姿との対比を楽しめます。
また、壁面には現在放送中のTVアニメ“『鬼滅の刃』 無限列車編”でもおなじみの魘夢も。
六本木に顕現した無限城とは――
琵琶の音が鳴り響くのは、鳴女のいる無限城。天地の概念のない不気味な無限城が再現されています。
せり出した板の間の上には実際に立つことが可能なほか、写真撮影も可能となっています。不思議な無限城をぜひ写真に収めてみてください。
無限城の後は、柱の面々が登場します。柱特有の呼吸や技が、『鬼滅の刃』らしい擬音とともに立体となって展示されています。
9人の剣士が繰り広げた死闘を描いた原画にも注目です。ちなみに原画には初出や収録巻が添付されているので、持っている単行本で確認する楽しみ方も。
彼岸花と灯篭で飾られた展示室では、命を落とした隊士や、炭治郎たちをめぐる物悲しい別れから未来への希望を繋ぎます。
そしていよいよ展示もクライマックス。無惨との最終決戦を物語をなぞるような展示が続きます。夜明けを待ちながらも切羽詰まった炭治郎の行く末を、手に汗を握りながら鑑賞します。
まるで武者絵のような大きく描かれた炭治郎と無惨が対峙する姿がは必見です。
激闘を超えた先に待つのは、満開の藤の花。ここでは本展初公開のイラストもあるのでお見逃しなく。
お見せすることはできないのですが、会場でしか見られない“善逸伝”“原画展特別編 大正コソコソ噂話”。こちらは『鬼滅の刃』のファン垂涎の描き下ろしとなっています。
原画展オリジナルグッズ
デフォルメされたキャラクターたちが描かれたプチ缶バッジセット、アクリルminiフィギュア5個セットなどのコレクションアイテムから、ブロックカレンダーやヤックパックリュックといった普段使いもできるものまで多数用意されています。
オリジナルグッズは大阪会場終了後、事後販売するそう。販売方法などの詳細は追って公開されるようなので、公式Twitterや公式サイトをチェックしましょう!
コラボカフェ“『鬼滅の刃』展 鬼殺隊休憩処”
原画展の会場のあるフロアでは、“『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展”の開催を記念して期間限定でコラボカフェ“『鬼滅の刃』展 鬼殺隊休憩処”が登場! 『鬼滅の刃』のキャラクターをイメージしたフードやドリンクが楽しめます。
コラボメニュー1品につきオリジナルコースターがもらえるほか、ドリンクにはキャラクターのストロータグ付きとなっています。フードとあわせてドリンクも楽しみたいところ。
「カフェに立ち寄る時間がない……」といった方には、テイクアウトのコラボドリンクがオススメです。サテライトスポット“TUSK”で炭治郎、善逸、伊之助をイメージした3種類のタピオカドリンクを購入することができます。
もちろん、コラボカフェ同様、ストロータグとオリジナルコースターをもらえます。
東京会場の森アーツセンターギャラリーの最寄りである日比谷線六本木駅。改札を出て六本木ヒルズ方面へ向かう道すがら、原画展の広告が掲示されているのでこちらもぜひ!
開催概要
■名称:『鬼滅の刃』吾峠呼世晴原画展
■主催:『鬼滅の刃』原画展製作委員会
■原作:吾峠呼世晴『鬼滅の刃』
■企画協力:週刊少年ジャンプ編集部
■協賛:図書印刷、ローソンチケット
【東京会場】
会期:2021年10月26日(火)~2021年12月12日(日)※会期中無休
開催時間:10:00~20:00(最終入場19:30まで)
会場:森アーツセンターギャラリー(東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ森タワー52F)
【大阪会場】
会期:2022年7月14日(木)~2022年9月4日(日)※会期中無休
開催時間:10:00~19:30(最終入場18:30まで)
会場:グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ/ナレッジシアター(大阪府大阪市北区大深町3-1)
協力:ナレッジキャピタル
■本展覧会に関するお問い合わせ:ハローダイヤル 050-5542-8600(受付時間:全日9:00~20:00)
※禰豆子の「禰」は「ネ」+「爾」、煉獄の「煉」は「火」+「東」、鬼舞辻の「辻」はしんにょうの点が1つの字が正式表記です。
©吾峠呼世晴/集英社
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