『ゲッターロボアーク』が参戦するイベント“ゲッターの申し子”が終了直前!!【スパロボDDコラム#52】

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 みなさんお待ちかね! ついに『スーパーロボット大戦30』本日発売です!! 筆者は体験版の地上、宇宙ルート両方をプレイして準備万端なのですが、みなさまはいかがでしょうか? 本編開始時には、体験版プレイ特典ももらえるので、ぜひプレイしておきましょう!!

 さらに、DLC第1弾では『超電磁マシーン ボルテスV』『サクラ大戦』、第2弾では『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』『ULTRAMAN』の参戦が決定! 『ボルテスV』と『鉄血のオルフェンズ』は『スパロボDD』でもおなじみですが、『サクラ大戦』と『ULTRAMAN』の参戦決定にはド肝を抜かれましたね! 筆者は『サクラ大戦』直撃世代で、『ULTRAMAN』も原作漫画から入ってNetflixのアニメを見ていたので、発売前から超ーーー楽しみです!!

 一方『スパロボDD』では、『ゲッターロボ』シリーズのテレビアニメ版最新作『ゲッターロボアーク』とのコラボイベント“ゲッターの申し子”が終了間近! イベント“渦巻く因縁を越えて”もまもなく開催終了です。今回の『スパロボDD』コラムでは、この2つのイベントに焦点を当てていきますよ!

『ゲッターロボアーク』参戦! イベント“ゲッターの申し子”は終了直前!!

 9月26日のテレビアニメ『ゲッターロボアーク』の放送終了からまもなく、10月11日にスタートした、イベント“ゲッターの申し子”。電光石火のスピードで『ゲッターロボアーク』が『スパロボDD』に参戦しました!! 

 ちなみにイベントタイトルになっている“ゲッターの申し子”は、原作アニメ『ゲッターロボアーク』作中ではゲッター線の影響を色濃く受けて生まれ育った拓馬、獏、カムイらアークチームのことを指しており、第5話『申し子』で早乙女博士(の幻影)によって、このように呼ばれました。

 いやあ……アニメ版『ゲッターロボアーク』は、漫画版に登場しない新たなゲッターロボが出てきて、驚かされましたね。黒い真ゲッターロボ(真ゲッターロボ タラク)もですが、特にラストシーンのアレには唖然とさせられました! 原作漫画は「でたなゲッタードラゴン」で終わってしまっているので、アニメでぜひ続きを描いてほしいところです!! 閑話休題。

 さてさて、イベント“ゲッターの申し子”のストーリーは、なんと5月に開催された“ゲッターノワール 三つの魂”からの地続き。難敵メカギルギルガンを撃破したのもつかの間、新たな転移門が開き、ゲッターアークが我らがスーパーロボット軍団のもとへとやってきます!!

  • ▲ノワールチームがブレーンワールドへと帰るためのカギを握るのは、超高性能のゲッターロボと高密度のゲッター線! ゲッターアークが決め手となるのか!?
  • ▲転移門から出現したゲッターアーク。それに呼応するかのように、真ドラゴンの巨体が姿を見せる!!

 転移に戸惑うなかで、真ドラゴンに襲撃されたアークチーム。リョウマが乗るゲッターノワール1号機が身を挺してゲッターアークを救いますが、1号機は真ドラゴンに取り込まれてしまいます。

  • ▲もとの世界では、老年に差しかかった神隼人に指揮されていたアークチーム。そっくりな壮年の隼人と、クローン体であるハヤトの存在に、獏は驚きを隠せない。
  • ▲流竜馬の息子、拓馬。父と触れ合うことなく育った拓馬は、平行世界の父との邂逅に何を思うのか……。

 スーパーロボット軍団は、ゲッターノワール1号機とリョウマを救うべく奪還作戦に乗り出しますがあえなく失敗し、一時撤退を余儀なくされてしまいます。

  • ▲聞き慣れない機体名のためか、マジンガーZを“魔神ガーゼット”と呼んでしまう獏。ちなみに魔神ガーゼットとは、永井豪原作のマンガ『勇士ダンダン』に登場するロボットだ。

 刻一刻とリョウマの死が迫るなか、最後のチャンスとなる作戦にはアークチームも参加。真ドラゴンにとっては毒ともいえるゲッターノワール2号機を、あえて真ドラゴンに取り込ませることで、リョウマを救出しようと画策します。

  • ▲父譲りの直情的な性格を持った拓馬。拓馬は、真ドラゴンに取り込まれたリョウマを煽って反応を引き出し、真ドラゴンのどこにリョウマがいるのかを特定する。
  • ▲一方、リョウマは真ドラゴンの内部で、もうひとりの“ゲッターの申し子”の声を聞く。

 そして真ドラゴンへの特攻に、ゲッターノワール3号機も加わり、みごとゲッターノワール1号機を救出。真ゲッター1、ゲッターノワールG、ゲッターアーク、3体のゲッターロボによる一斉攻撃が、ついに真ドラゴンを撃破します!!



  • ▲リョウマが聞いたのと同じ“ゲッターの申し子”の声に導かれ、ゲッターアークは新必殺技“アークシャインボンバー”を放つ!!
  • ▲戦いを傍観していた早乙女博士。その真意はいったい、どこにあるのだろうか……?

 真ドラゴンの脅威は去ったものの、拓馬たちが元の世界に帰るメドはつかずじまい。アークチームは、隼人率いるタワーに、しばしその身を寄せることになります。ゲッターノワール各機に続き、ゲッターアークという新たな力を得たスーパーロボット軍団の次なる戦いは!?

  • ▲竜馬と交わす軽口に、親子の絆を感じる拓馬。“ゲッターの申し子”たちの戦いは続く……。

SSR ゲッターアーク&アークシャインボンバー


【ユニットデータ】ゲッターアーク

【ユニットパーツデータ】アークシャインボンバー



ゲッターアーク&アークシャインボンバーの評価(SS)

 ゲッターアークは攻撃&防御タイプで登場。通常攻撃は射程2の斬撃です。SSR必殺のアークシャインボンバーは、気力上昇でのパラメータ増加と、射程+1、ブレイクゲージ減少量の増加効果があります。

 さらには、気力140以上のときに全ての攻撃の与ダメ―ジアップと2回行動が可能になるというおまけつき。期間限定ということで、2つめのSSR必殺の追加があるのか分からないところではありますが、この武器単体で見れば、本当に優秀です。パイロット強化もしやすく、始めたばかりという人にはとくにおすすめといえますね。

 イベント“ゲッターの申し子”の期間限定開催とともに追加された、ゲッターアークのSSR必殺技が“アークシャインボンバー”です。

 原作アニメでは第11話で初使用。この技によって、アンドロメダ流国の兵器・魔獣ウザーラを撃破し、拓馬は母親の仇・マクドナルドを討つことに成功しました。

 また、最終話となる第13話では、カムイがマクドナルドたちから託されたデータをもとに開発した機体・バグに向かって放たれました。惑星を作り変えることができるほどのバグの超絶的な性能の前に、ほとんどダメージを与えることができなかったものの、直後に“ゲッタードラゴン”が現れて物語の幕が引かれたため、これがゲッターアークが最後に繰り出した攻撃となっています。

 実は原作マンガ『ゲッターロボアーク』には登場しないアニメオリジナルの必殺技で、初使用時には名称が不明でしたが、最終話での使用時に技名が叫ばれました。最終話での使用直前には、拓馬が「ゲッターシャイン!」と叫んでいるため、ゲッタードラゴンが使っていたシャインスパークの流れをくむ必殺技だと思われます。

 なお、イベント“ゲッターの申し子”とその4ステップアップガシャは、10月31日(13:59)までの開催。“アークシャインボンバー”も期間限定排出パーツとなっていますので、ゲットしたい方はお急ぎください!

Zガンダムに待望のMAP兵器が追加! ジーグにも新たなSSR必殺技パーツが!!

 同じく10月31日(13:59)まで開催中のイベント“渦巻く因縁を越えて”のスタートに伴い、Zガンダム用の“ハイパー・メガ・ランチャー(MAP)”とジーグ用の“スピンストーム”、2種のSSRパーツが追加されました。果たしてその実力や、いかに!?

SSR ハイパー・メガ・ランチャー(MAP)

【ユニットパーツデータ】ハイパー・メガ・ランチャー(MAP)



ハイパー・メガ・ランチャー(MAP)の評価(SS)

 ハイパー・メガ・ランチャーはサポート性能が素晴らしいですね。特性0での威力はやや低めですが、ブレイクゲージ減少量の増加&気力下げというだけでも十分に活躍が期待できます。

 回避性能も条件なしで13.5%、戦闘回数で最大25%(ともに特性0のとき)と、問題ない程度まで強化できるのも嬉しいところ。MAP兵器なので、とくにボスが複数体出現するバトルで重宝することになりそうです。

 ZガンダムのSSR必殺技パーツとして、『スパロボDD』リリース当初から実装されていた“ハイパー・メガ・ランチャー”がMAP兵器になって帰ってきました! これで宇宙世紀『ガンダム』の主人公機は、全機がMAP兵器を持つことになりましたね。

 Zガンダムの武装としては最大火力を誇るハイパー・メガ・ランチャー。その初登場は原作『機動戦士Zガンダム』第28話で、サラ・ザビアロフが乗るメッサーラに向けてZガンダムが構えましたが、砲撃前にビーム・サーベルの一閃で破壊されてしまいました。

 初射撃は第29話。レコア・ロンドが「この距離から敵艦に!?」と驚くほどの長距離狙撃で、ティターンズの戦艦・アレキサンドリアのダミーバルーンを破壊しました。また、ジェリドが乗るガブスレイとの対決時にロング・ビーム・サーベル(ビーム・バヨネットとも)として用い不意を突いています。

 また、第34話ではビームの直撃でマラサイを消滅させ、部隊を率いていたヤザン・ゲーブルに「ランチャーに気をつけろ!」と言わしめるほどの威力を発揮しています。

 さらに速射も可能なようで、第41話では連射で毒ガスタンクを破壊したり、ロング・ビーム・サーベルとして敵モビルスーツを撃破したりと、大活躍を演じました。

SSR スピンストーム(ジーグ)

【ユニットパーツデータ】スピンストーム(ジーグ)



スピンストーム(ジーグ)の評価(S)

 ジーグ2つめのパーツもやはり性能的には回避特化でしたね。気力上昇で、攻撃・運動が上がり、自アクション時には回避率がアップします。また、猛烈地獄張り手と同じく、弱点属性での攻撃時には与ダメージアップの効果付き。

 回避に関しては甲乙つけがたいところですが、猛烈地獄張り手には自アクション時の回避率アップがない代わりに、ブレイクゲージ減少量の増加があり、使い勝手としてはやや上になるのかなと思います。猛烈地獄張り手を所持しているのであれば、スピンストームは必殺スロットに挿して使っていきましょう。

 ジーグ2つ目のSSR必殺技パーツは“スピンストーム”。元祖・鋼鉄ジーグに実装されているものと同じ“秘密の兵器”です。

 原作『鋼鉄神ジーグ』での初使用は第2話。射出した腕で、自在に分離合体するハニワ幻神・魔愚羅の核を握りつぶした後、トドメの一撃として使われました。

 一方、第6話でハニワ幻神・魔可羅に対して使用した際には、高速回転する武器により弾かれており、第10話では、壱鬼馬(イキマ)が発動した邪魔大王国奥義・万象羅偶に対して放つも、片手で押し返されてしまい、逆にジーグがダメージを追うという憂き目にあってしまいました。

 ジーグは毎回新たに登場するジーグパーツに換装して戦うというスタイルだったため、スピンストームは使用機会の少ない武器だったのですが、破瑠覇(バルバ)と合体して放つバルバストームや、磁偉倶との合体攻撃であるダブルスピンストーム、最終話に登場した鋼鉄神ジーグが使ったトリプルストームは、文句なく必殺の威力を誇りました。

 ……といったところで、今回の『スパロボDDコラム』はここまで! みなさんも『スパロボ30』をプレイしつつ、引き続き『スパロボDD』を楽しんでくださいね!! 『生スパロボチャンネル』では、ディーダリオン・ザアムが登場する第2章 Part4の実装も「まもなく」とのことでしたので!! それではまた次回!!

PS. みなさん、『スパロボDD』関連の画稿も収録される『スーパーロボット大戦OG展』の公式図録は購入されましたか? 筆者は、のっぴきならない事情により予約しそびれてしまったのですが、墓場の画廊・中野本店で11月7日まで実施中の予約販売会で予約できました! 一時は、このまま手に入らなかったらどうしようと肝を冷やしました……。大阪展で新たに追加されたグッズも予約できるそうなので、ほしい方はぜひ足を運んでみてくださいね。

 現在開催中の大阪展では、会場での販売がスタートしたそうですので、現地にお住まいの方はお買い逃しのないよう!!





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©永井豪・石川賢/ダイナミック企画・真早乙女研究所

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スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: Android
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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