『白き鋼鉄のX2』冒頭ストーリーを公開! アキュラ似のワーカー“イプシロン”の姿を確認
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2022年1月27日に発売される『白き鋼鉄のX(イクス)2』の企画記事をお届けします。
『白き鋼鉄のX』シリーズは、『蒼き雷霆(アームドブルー) ガンヴォルト』シリーズの番外的な作品。インティ・クリエイツを代表する従来の2D横スクロールアクションを大きく上回るスピード感とスタイリッシュなアクション性が特徴の“究極の本格派2Dアクション”です。
冒頭のストーリーが判明し、物語のキーとなる謎のワーカーを確認できました。今回の記事ではストーリー部分や、謎のワーカーについてお伝えしていきます。
前作の続きから始まるストーリー
“白き鋼鉄のX”こと主人公アキュラの活躍により、暴走した管理AIは倒され、世界にひと時の平和が訪れるというのが前作『白き鋼鉄のX(イクス) THE OUT OF GUNVOLT』のストーリーでした。
前作をクリアした直後、平和となった世界で仲間たちと穏やかな日々をすごしたり、アキュラは趣味の研究に打ち込んでいたりと、のんびりと暮らしていました……。
アキュラは、なぜか手元にあったライフル型情報端末“キーライフル”を研究しているのですが、それはこの世界に存在しない素材と技術で造られたオーパーツ的な物体でした。「これを研究すれば、異世界の存在が明らかになるかもしれない」とコハクやロロと話をしていた時に事件が発生します。
どこからか聞こえてきたのは「…ヲ……スクッテ…レ…」という声。そして声が聞こえた瞬間、ワームホールが発生し、アキュラやコハク、そしてロロはワームホールに吸い込まれてしまいます。
アキュラらが目覚めたのは、“ワーカー”と呼ばれる機械生命体が暮らす、砂漠の異世界。目の前にワーカーの少女“ヌル”が立っているところから本作のストーリーが動き始めます。
アキュラの前に現れたのは……!?
異世界には、すべての知識が眠る塔と呼ばれる“グレイヴピラー”が存在。その場所に行けば、もとの世界に戻る方法が見つかるかもしれないということで、アキュラとロロは新装備を身に着けて塔へと向かいます。
塔の入り口の前には、かつての門番と思わしきワーカーの残骸が……。朽ち果てたワーカーだと思い近づくと、起き上がり戦闘を仕掛けてくるのです。このワーカーは何者なのでしょうか!?
謎のワーカーの正体は新キャラ“イプシロン”
立ちはだかった謎のワーカーの名前は“イプシロン”。実はアキュラのデータをコピーして生まれたワーカーのようです。
最初の戦闘で分かるのですが、行動や攻撃パターンがアキュラそっくり! 「偽アキュラ」や「影アキュラ」と呼んでもいいぐらいのキャラクターになっています。
またイプシロンは、アキュラに対してなぜか敵愾心を持っており、塔内探索時にたびたび襲い掛かってくるという、かなりの厄介者。
しかも、ワーカーの能力をコピーし、再現することができるので最初の戦闘こそ弱かったのですが、戦うたびに手強い存在へとなっていきます。
このキャラクターの名前が秀逸。イプシロンというのはYと表記するのですが、アルファベット順でいうとXの次がYなので、イクスの次の存在や、壁となる存在としてイプシロンが立ちはだかることが名前から示唆されています。
そのため、ストーリー的にイクスはイプシロンを超えないと異世界からの脱出は不可能と推測され、物語のキー的存在になると思われます。
冒頭から謎が多いストーリー
冒頭のストーリーとイプシロンの紹介をしましたが、本作のストーリーは序盤から謎が多いのが特徴です。
・「…ヲ……スクッテ…レ…」という声は誰の声だったのか?
・なぜワームホールが発生したのか?
・ワーカーの少女“ヌル”は一体何者なのか?
・“グレイヴピラー”は何の目的で誰が建てたのか?
・“イプシロン”はなぜアキュラに対して敵愾心を持っているのか? その目的はなんなのか?
ざっと上げただけでも、こんなにも謎が序盤から含まれています。特に気になるのが、本ストーリーの目的に大きく関わってくる“グレイヴピラー”という塔の存在。塔の攻略がもとの世界への帰還のポイントとされていますが、この塔を、誰が何の目的に建てられたのかは、序盤ではわかりません。異世界とはいえ、この塔だけが特出して異色な存在です。
塔を探索しながら、塔の存在自体の謎を解明していくストーリーになると思うので、もう少し情報が出てくると考察するのが楽しくなりそうです。
そして、最初に起きた事件の「…ヲ……スクッテ…レ…」という声は誰の声だったのかも気になります。声や喋り方は“イプシロン”に似ているような気がしますが、“イプシロン”が敵愾心を持っているアキュラに対して、「救ってくれ」ということを言うとは考えにくいです。
異世界からの帰還も大事ですが、なぜ異世界に飛ばされたのか? その理由やストーリーもかなり楽しみな部分です。
前作より幅が広がったアクションの話題が多い『白き鋼鉄のX2』ですが、上記のように物語の謎が用意されています。本作は前作以上に一筋縄ではいかないストーリー展開が繰り広げられることが予想されます。
アクションとともに、ストーリーやイプシロンにも注目していきましょう。
なお、11月14日に東京・秋葉原の“秋葉原UDX”で開催される同人ゲーム、インディーゲームのイベント“デジゲー博 2021”では『白き鋼鉄のX(イクス)2』と、『蒼き雷霆(アームドブルー)ガンヴォルト ギブス』の試遊ができるようです。
参加の方法などは、“デジゲー博 2021”公式サイトを参照のこと。
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