『エーペックス レジェンズ』アッシュのスキルの使いどころやレイスのポータルとの違いは?
- 文
- セスタス原川
- 公開日時
エレクトロニック・アーツより配信中のPS5/PS4/Xbox series X|S/Xbox One/Origin/steam(PC)用バトルロイヤルシューティング『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』にて、シーズン11“エスケープ”が始まりました。
“エスケープ”では、新レジェンドのアッシュが登場。サポート・攻撃・検知などさまざまな役割をこなせる能力を持っているとして、登場前から注目を集めていました。今回は、アッシュでプレイした使用感をお届けしていきます。
アビリティ“アークスネア”
アッシュのアビリティ“アークスネア”は、手裏剣を投擲して、着弾点に丸い範囲の攻撃を持続的に発生させます。
ヒットした敵にはダメージとスタン効果を付与。ただ足が遅くなるのではなく、範囲内から範囲外に出ようとする敵の動きを阻害する特徴があります。紐で引っ張られ続けるような、エフェクト通りの特殊なスタン効果です。
射程限界は、視認できるレベルの距離ならほぼどこでも届くほど長いです。膠着状態の際には定期的に相手の陣地に投げて嫌がらせにも使えます。
主な使い方は、グレネードのように使う方法と、トラップのように敵が来そうな場所に予め設置しておく方法の2種類です。
使い方①グレネード代わりに
グレネード代わりに使うのであれば、普通のグレネードのような感覚で遮蔽物の後ろに隠れている敵を狙って使います。
ただし、ダメージ自体はそこまで大きくはないので、ヒットに合わせて距離を詰める、他のグレネードと合わせて攻撃を厚くするなど、工夫が必要に感じました。
また“アークスネア”の軌道は放物線ではなく、狙った場所に真っすぐ飛んでいきます。普通のグレネードとは違い、クロスヘアを相手に合わせて、ちょうど相手に着弾するような投げ方をすると良いでしょう。
使い方②置物トラップ代わりに
効果が長く持続することを利用して、相手が入ってくる扉や、ジップラインの出口に置いて、トラップのようにも使えます。
よくあるケースが、室内に立てこもっている際に味方が被弾した場合。入口にアークスネアを置くことで、短い間ですがワットソンのフェンスのような使い方ができました。
アルティメット“フェーズティア”
フェーズティアは、自身の立ち位置から狙った場所を一瞬のうちにポータルで繋ぐ技です。
似たアルティメットを持つレイスとの違いは、“一方通行で出口から戻れない”“アッシュは使った瞬間に強制的にポータルに入る”“本体が通れない場所も無視してポータルが引ける”“持続時間が短い”などの要素があります。
一方通行である特徴は、レイス慣れした方がアッシュを使った際に特に違和感を覚える部分。気が付いたら自分たちがポータルで危険な場所に放り出されてしまった……という事故は避けたいです。
使い方①逃げる際の素早い移動
レイスと異なり、アッシュの“フェーズティア”は一瞬で出口までのポータルを作成できます。
味方が大ダメージを負った際、ダウンしてしまった際には、素早く安全な場所へ避難できるので重宝します。一方通行という特性上、相手も「もし突っ込んで倒されたらどうしよう」と、心理的になかなかポータルに入り辛いという防御面でのメリットもあります。
使用した瞬間に強制的にアッシュ本人はポータルに入るので、味方のためでなくアッシュ本人が危ない状態になった際の緊急避難技としても使えます。咄嗟にアルティメットを発動できるように意識しておくと良いでしょう。こちらは、感覚的にはレイスの虚空の近い使い方です。
逆に、素早い移動を活かして逃げる敵を追いつめる際にも役立ちます。一方通行であることもあり、レイスの“ディメンションリフト”よりも、オクタンの“ジャンプパッド”に近いものとして考えると良いでしょう。
使い方②高所などへの奇襲
斬撃による出口の生成は、普通の移動では上れない、時間がかかる場所にも一瞬でポータルを繋げます。これを利用して、高所で油断している敵の不意を突くことも可能です。
ただし、ポータルは一行通行なので、移動してもすぐに降りて逃げられる場所や、絶対に1人はダウンまで持っていけるような状態のみ狙うようにしたいです。
使い方③出られない場所からの脱出
アッシュのポータルは斬撃で出口を作成する特性上、本体(身体)が通れない場所も、無視してポータルを繋げられます。
例えば、窓から射線が通る格子状の窓。本来ではここから出ることはできませんが、アッシュのポータルを使えば出口を通らずとも外に出られます。
味方がドアロック状態で敵と見合っている際に、横に瞬間移動して射線を通すことで、簡単にダウンを取れる展開がありました。
室内から外に出るだけでなく、外から室内へ移動。室内から室内へ移動など、使い方は多岐に渡ります。
注意点は、やはり一方通行であること。外に出て奇襲をかけようとしても、それに気が付かれて一瞬でフォーカスを受けては元も子もありません。既にワンダウンをとった有利な状態や、相手が全員負傷した状態など「ここで展開すれば絶対に勝てる」と思える状態で使用したいです。
パッシブ“死の烙印”
アッシュはパッシブ能力も非常に優秀です。アッシュはマップ上で、発生したデスボックスの位置を確認できます。
デスボックスが発生するということは、その付近にプレイヤーを倒した敵がいるということ。デスボックスだけでは敵の正確な位置まではわかりませんが、常にマップ上の敵の情報を取り続けられます。
これを見ながら移動すれば、接敵を回避しつつの移動、ベストなタイミングの漁夫の利など、ムーブの安定性が高まります。
また、デスボックスをキャラユーティリティアクションで調べれば、そのプレイヤーの倒した敵の詳細な位置をスキャン可能。敵の位置を確認をした状態で物資を漁ったり、そのまま敵を襲ったりできます。
ただし、この能力で場所を特定した場合は、相手にもこちらが場所を察知したことが伝わってしまいます。相手もデスボックスの位置は覚えているはずので、隠密行動をしたい場合に安易にスキャンをしない方が良いでしょう。
何でもできるが使いこなすには理解が必須!?
アッシュはこなせる仕事の範囲が多く、レイスのような動き、ブラッドハウンドに近い索敵、ヒューズのようなアビリティ攻撃など、他のレジェンドの強みを全て持っているとも言えます。間違いなくパーティーで使用する選択肢には入るレジェンドです。
しかし、どれも他のレジェンドの代役を完全にできるわけではないのが難しいところ。アッシュが持つ強みをしっかりと活かさなければ、他のレジェンド以上の働きをすることは難しいでしょう。
特に戦況を左右する”フェーズティア”は、ただの移動用スキルとしてだけで考えると、一方通行で持続が短いなど、一歩間違えればチームを全滅させてしまう可能性も秘めた技です。
特徴である“素早い展開力”“高所も簡単に繋げられる”“どこでも通れる”など、アッシュならではの強みを活かした使い方をすることが、彼女を使ったチャンピオンへの近道になりそうです。
※画像は公式サイトのものです。
© 2021 Electronic Arts Inc.
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります