上松範康×RUCCA×Elements GardenのTVアニメ『テクノロイド』発表会レポート。ゲームの展開も!
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- ガルスタオンライン
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サイバーエージェント×エイベックス・ピクチャーズ×Elements GardenElements Gardenが手掛ける大型メディアミックスプロジェクト『テクノロイド』。
本作は太陽光の影響で大地が水でおおわれてしまった世界を舞台に、希望の象徴であるエンターテイメントタワー・バベルの頂点を目指して“kokoro”を成長させていくアンドロイドたちの物語です。
今回は11月6日に行われたElements Gardenの上松範康さん、RUCCAさん、サイバーエージェントの田中宏幸さんの制作陣、そして魅力的なアンドロイドを演じるキャスト陣が出演した制作発表の様子をお届けします。
30楽曲以上! EDMが彩るアンドロイドの物語
イベントではまず、上松範康さん、RUCCAさん、田中宏幸さんが登場して、作品への思いを語ってくださいました。
企画に経緯について上松さんは、「RUCCAくんの歌詞が素晴らしく、言葉の魔術師と呼んでいます。そのなかでもEDMの歌詞のはめ方がかっこよく、また物語も書くということなので声をかけました」と話します。また田中さんとも長年音楽ものの企画をやりたいと話していたとのこと。
RUCCAさんからは「誰が歌うと魅力的に見えるのか、既存のものとはちょっと違うものにしたいと考えました。そこでアンドロイドが歌うのはどうですか相談したら、上松さんにそれだと言っていただけて。アンドロイドが歌うなら、心が成長することもあるのかなというのが着想になって物語ができました」とコンセプトがどのように生まれたかの裏話も!
音楽制作プロデュースを手掛けるElements Gardenの菊田大介さんからは、ビデオメッセージが到着しました。
菊田さんは「アンドロイドというコンセプトがあるので、音楽も機械的だったり、アンドロイド感が出たりするようなものにしています。Elements Gardenの総力を挙げて音楽、BGMなども含めて作っていますので期待してください」と音楽を聴くのが楽しみになるコメントをしていました。
作詞はRUCCAさんが担当されているそうで、現時点ですでに30曲以上完成しているそうです。気になる音楽の一部は、昨日PV公開されたで確認できるのでぜひチェックしてみてくださいね。
個性豊かな3ユニット11人のキャラクターたち
続いてはキャスト陣が登場して、3つのユニットの魅力やレコーディングのエピソードが明かされました。
バベルの頂点を目指して奮闘する“KNoCC(ノックス)”は、バルト役の浦 和希さん、クロム役の渋谷 慧さん、ケイ役の峯田大夢さん、ネオン役のkaytoさんとキャストが全員出演。
楽曲「KNOCKIN’ ON×LOCKIN’ ON」について、kaytoさんは「お腹の底から胸の奥から、高揚感が引っ張り出されるようなワクワクする曲だなと思いました」、渋谷さんも「いや、もうカッコいい! 『テクノロイド』の世界観やテーマもしっかりと表現されている楽曲になっています」と絶賛していました。
バベルの最上層に位置する人気ユニット“STAND-ALONE(スタンドアローン)”からは、ライト役の萩谷慧悟さんが登場しました。萩谷さんは声優初挑戦だそうですが、昔から興味がある仕事でうれしかったそうです。
人を笑顔にすることを目指す“メカニカメタリカ”からは、アウル役の大塚剛央さんが登壇。大塚さんは、メンバーのなかで1番最初にレコーディングをしたそうです。アウルは無気力なキャラクターだけに、「彼なりのパフォーマンスはどんなものかすごく考えた」とのこと。
今回出演できなかった“STAND-ALONE”のカイト役・古川 慎さんとナイト役・梶原岳人さん、“メカニカメタリカ”のシルバ役・榎木淳弥さん、ラナ役・杉林晟人さん、ジン役・仲村宗悟さんも、キャラクターの魅力や登壇キャストへの温かくもコミカルなメッセージなど、ステキな映像コメントが公開されました。
イベントの後半には、出演者のなかで1番質問内容に合っていそうな人物を選ぶゲームコーナー“『テクノロイド』チーム絆リサーチ”も!
最初の“初めてCDを買った年齢が1番若そうなメンバーは?”では、仮歌も担当しているというkaytoさんが3票を集めて1位になりました。
2問目の“喜怒哀楽がわかりやすそうなメンバーは?”では、自分の名前を書けないご本人以外満場一致で浦さんに決定! 浦さんと萩谷さんがレコーディングで初対面したときのお話や、つき合いの長い大塚さんの証言など、楽しいエピソードが明かされ和やかな雰囲気に。
最後には、12月以降に“KNoCC”メンバーによるラジオの放送決定、2022年にアニメの放送、ゲーム配信予定など、最新情報が多数公開されました。今後ますます盛り上がっていく本作の展開が楽しみです。
キャストの『テクノロイド』に対する第一印象は?
イベント終了後には囲み取材が行われました。
――今回の世界観は、どのような着想から生まれたのでしょうか?
RUCCAさん:近未来でアンドロイドの人権がある世界ということは、人間が生きづらくなっている世界じゃないかと思ったんです。そこから出てきたのが、東京水没です。
――各ユニットのコンセプトや曲の特徴を教えてください。
RUCCAさん:“KNoCC”の文字には、メンバーの名前のイニシャルが入っています。彼らが“kokoro”を育てるときに人間の心にも触れないといけないので、人の心をノックするという設定とイニシャルが上手くハマりました。読み方は造語です。
“STAND-ALONE”は、最上層で活躍するユニットです。単語として自立で機械が動くという意味と、無敵という意味があるのでそこから取っています。
実は本作の登場人物の名前は、元素記号です。“メカニカメタリカ”は、みんなわかりやすい金属系の名前。彼らには中毒性のある歌を歌わせたかったので、反復する言葉から着想を得ました。
――キャストのみなさんは、本作のタイトルを聞いたときにどんなイメージを持ちましたか?
渋谷さん:アンドロイドに対する印象が、僕の中では強かったです。人間とは違う感情の機微がどうなっていくのか、さらにテクノがついていて、すごい物語が生まれそうだなと思いました。
浦さん:タイトルを聞いて調べたときに、造語なんだと知って。テクノとアンドロイドは、絶対にマッチするなと思いました。テクノという言葉は聞いたことがあっても何か説明できないと思って調べたら未来的なものを感じ、とてもわくわくしたのと覚えています。
kaytoさん:音楽に関わる作品ということで、ボーカロイドの要素も入っているのかなとも思いました。感情で訴えかけられないぶん言葉で感情を満たしていく、僕らも演じる歌う上でワードを大切に進めていかないといけないのかなと思いました。
峯田さん:言いたいことは、みんなが話してくれたのでファーストインプレッションを言いたいなと思います。タイトルがキャッチーで、1度聞いたら忘れないなですよね。
萩谷さん:造語って強いですよね。聞いたときに『テクノロイド』って何、という興味を引かれます。箱の中を開けてみたいと思えるキャッチーなものだなと僕も思いました。
大塚さん:アンドロイドが浮かんで、機械的で冷たい印象がありました。オーディションで世界や舞台設定を見て「好き……」と思って、関わらせていただいたら僕のなかで大事な作品になるだろうなと思いました。
またオーディションのときに曲もいただいたのですが、それを聴いて『テクノロイド』だと納得したのを覚えています。
――ラジオで挑戦してみたいことを教えてください。
渋谷さん:ファンのみなさんに、キャラクターたちのことを知ってもらいたいなと思います。朗読劇など、キャラの個性が出せるものをやってみたいです。
浦さん:『テクノロイド』らしいことをしていきたいです!
峯田さん:ここでしかできないことね。
浦さん:そう! オンリーワンといいますか、そういった展開をしていきたいです。
kaytoさん:チームワークといいますか、ファミリー感といいますか、仲のよさがにじみ出るような時間を共有できたらいいなと思っています。
峯田さん:彼らが歌を通して成長するように、僕らもいろいろなことを通して成長していきたいです。だから、何でも挑戦したいです。こういうことを言うと、大変なことがくるらしいよ。
浦さん:ダメじゃん!
峯田さん:間違えた……。
――もしも本作のように世界が水没してしまったら、どんなことをしたいですか?
大塚さん:僕は普段から太陽がない生活をしているので、変わらないかなと思います(笑)。水没した世界ならではのアクティビティを楽しんだあと、ゲームをします。
萩谷さん:ダイビングが趣味なので、ビルが沈んでいるところを潜ってみたいです。
峯田さん:全体的に沈んでいるということは、海と繋がっているんですよね?
RUCCAさん:沈んでいるところと、沈んでないところがあります。ちなみに、渋谷はかなり沈んでいます。
峯田さん:いろいろなところで、釣りをしてみたいです。生態系が変わっているらしいので、何が釣れるのか楽しみです。
kaytoさん:室内の施設が充実していると思うので、涼しいところで歩き回って、楽しむという普通のことをすると思います。
浦さん:水上を移動する技術が発展していると思います。地球上はたいてい海なので早く移動できるようになっていると思うので、僕は世界旅行に行きたいです。
渋谷さん:インドア派でゲームが好きなので、外が水没しているしと思って安心して『テクノロイド』をやっていると思います。
本作の最新情報はTwitter、Instagram、YouTube、TikTokで公開されていくので、そちらもお見逃しなく!
©芝浦アンドロイド研究室/TECHNO-OM Project
©芝浦アンドロイド研究室/TECHNO-UH Project
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