最新ゲーミングスマホ『REDMAGIC 6S PRO』ならバトロワゲーで実力を発揮できる?

澤田真一
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 Nubia Technologyの新型ゲーミングスマホ『REDMAGIC 6S PRO』が、11月5日に日本上陸を果たしました。

 これは冷却ターボファンを搭載した機種で、スマホでのゲームにありがちな「加熱問題」を効率的に解消する設計。一般的なスマホではプレイ中に熱が発生し、その制御が働いてしまうためパフォーマンスが一時的に低下する……ということがよくあります。『REDMAGIC 6S PRO』にはそれを抑えつつ、確実かつ大胆なプレイを実現させる設計が施されています。早速試してみましょう。

強力ファンで冷却!

 ファンがデフォルト搭載されている『REDMAGIC 6S PRO』は、風圧を30%、空気圧を35%増加させる効果を生み出し、確実な過熱防止を実現します。

 そのファンは、何と目視することが可能です。『REDMAGIC 6S PRO』のバリエーションのひとつである『Ghost』は背面がスケルトンカバーになっていて、RGBライトが発光する演出もあります。

 そしてこの背面部分には「Mキー」と呼ばれるスライド式タッチパッドが搭載されています。ここに何かしらのアクションを設定することも可能です。

 プロセッサーはQualcomm Snapdragon 888+。メインメモリ容量は12GB or 16GB、ストレージは128GB or 256GBです。5050mAhの内蔵バッテリーで、充電ができない環境での長時間プレイも問題ありません。なお、30W充電器を使った場合の再充電所要時間は最大65分。これは早い! さらにバッテリー消耗防止のため、電源から直接電力を供給する「充電分離機能」も搭載されています。

最強を目指すためのスマホ

 さて、筆者はバトロワゲームをよくプレイしています。今回の製品レビューも、大人気のバトロワゲーム『荒野行動』で試してみたいと思います。

 とはいっても、筆者はバトロワゲームのプロというわけではありません。1位になるために何度も島へパラシュート降下しなければならないほどの腕前です。ああ、これで1位取らないと製品貸してくれたメーカーさんに申し訳が立たねぇなぁ……と思いながら、100人が激しく争う戦場へ降り立ちました。

 それにしても、グラフィックが綺麗です。あれ、荒野行動ってこんな美しいグラフィックだったか? と思案してしまったほど。6.8インチディスプレイ(画面比率20:9、解像度2400×1080)から発せられる色彩や奥行きに、今しも呑み込まれてしまうような錯覚すら覚えます。特に奥行きは、バトロワゲームでは最も大事な要素。距離感の即時把握が勝敗を分けます。

 実はこの時、筆者のいた場所は極めて回線速度が遅く、移動の度に「ロード中」という表示が出てしまうほどでした。しかしこれはWiFiの問題で、『REDMAGIC 6S PRO』に起因するものではありません。それどころか、悪条件を跳ね返すかのように次々と撃破数を重ねていきます。

 とにかく、実際の稜線を見渡すような奥行きのおかげで索敵が容易という印象です。ブレがちなエイムもピタリとハマります。そして気がつけば、15人撃破で1位を取っていました。

 これは間違いなく、バトロワゲームの戦績を向上させられるスマホだ! もしかしたら、筆者の腕前でも『REDMAGIC 6S PRO』があれば大会で活躍できるかもしれません。ついついそう思ってしまうほどの良好な使い勝手が、この製品にはありました。

SD 888+の弱点を克服か

 実はSnapdragon 888+は「発熱しやすい」という点が指摘されています。

 パフォーマンスは高いけれど熱を帯びやすいものは「漢のプロセッサー」などと呼ばれてしまったりもしますが、『REDMAGIC 6S PRO』の場合は上述のファンが奏功しているためか、レビューの最中に発熱で難儀することはありませんでした。このあたりで不安を感じる必要はない、と筆者は考えています。

 そんな『REDMAGIC 6S PRO』は12GB+128GB版(Cyborg)と16GB+256GB版(Ghost)を揃えています。販売はREDMAGIC日本ECサイトの他、Amazonでも出品されています。価格はCyborgが7万9,900円、Ghostが9万9,900円です。

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