【週間ソフト販売ランキング TOP50】『Days Gone』が1.2万本で3週連続1位（5月6日～12日）

　2019年5月6日週のソフト販売ランキング（集計期間：5月6日～12日　※推定販売本数は、すべてダウンロード版を含まない）はPS4用ソフト『Days Gone（デイズ・ゴーン）』が1位を獲得した。

※KADOKAWA調べ

週間ソフト販売ランキング TOP50（集計期間：5月6日～12日）

※カラーが付いているものは、今週の新作タイトル。
※本データに関するお問い合わせはKADOKAWA キッズメディア事業推進室まで。

　2019年5月6日週のランキングは、PS4用ソフト『Days Gone』が推定1.2万本を売り上げ3週連続で1位を獲得。発売からの累計販売数を16.5万本まで伸ばした。

　2位の『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』（Switch/今週1.1万本/累計315万本）は、過去のシリーズタイトルを大きく上回る300万本超ヒットを達成した現在も安定した動きでNintendo Switch市場を牽引している。3位以下については目立った動きもなく、定番タイトルが上位に顔を並べた。

ハード別　ソフト販売本数（集計期間：5月6日～12日）

※ETCのデータには、PS3/Wii U/Xbox Oneが含まれています。

週間ハード販売数（集計期間：5月6日～12日）

※ニンテンドー3DSのデータには、2DSも含まれています。
※ETCのデータには、PS3/Wii U/Xbox Oneが含まれています。

　10連休明けの今週は新作がなく、ハードが前週比39.4％減の5.0万台、ソフトが同54.2％減の18.9万本と両市場とも大きく落ち込んだが、市場構成を見るとNintendo SwitchとPS4で市場の9割を占有。完全にNintendo SwitchとPS4の二極化状態となっている。

　そこで今週は、先週のNintendo Switchに続きPS4の販売状況についてまとめてみた。まず、2018年度の実績を振り返ると、PS4は数量で27.4％減の145万台、金額で25.2％減の513億円と3割近く減少した。

　週間販売推移を見ると、年末の12月31日週に15万台を売り上げたが、年間を通じて大きな山を作れず、期待作『キングダムハーツIII』が発売された1月21日週も4.3万台にとどまった。

　新規ユーザーを獲得できるキラータイトルの出現が待ち望まれる中、今期のラインナップを見ると、夏にスクウェア・エニックスから新作のアクションRPG『鬼ノ哭ク邦』が発売予定。PS4の新たな軸になれるか注目したい。

　また、2019年で15周年を迎える『モンハン』シリーズは、秋に『モンスターハンターワールド：アイスボーン』が発売予定で、多くのユーザーの注目を集めている。

　この他、かつて多くのファンを獲得した『サクラ大戦』シリーズの完全新作『新サクラ大戦』も冬に発売予定だ。こうしたタイトルでどこまで新規ユーザーを獲得できるかがポイントになりそうだ。

　Nintendo SwitchとPS4の二極化がさらに進みそうな2019年度だが、やはりキラータイトルの存在は重要だ。その魅力に引っ張られ、多くのユーザーがゲームを手に取ることで市場全体の拡大に繋がってゆくためだ。両市場がどこまで市場を拡大できるか今後の動きを見守りたい。