ディーダリオン・ザアム満を持して降臨! 翼を得た白き巨人の新たな力に迫る!!【スパロボDDコラム#53】
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祝! ディーダリオン・ザアム実装!! 7月の登場告知から、はや4カ月……。さる11月4日に、『スパロボDD』の主人公機・ディーダリオンの強化型である、ディーダリオン・ザアムを獲得できる新シナリオ“第2章 Part4”が解禁されました!! 『スーパーロボット大戦30』の発売からまもなくのことで、シリーズ30周年の勢いがさらに加速したんじゃないでしょうか。
今回は、ディーダリオンが新たな姿へと変ぼうしたことで、どのようなパワーアップを果たしたのか、じっくりと見ていきたいと思います!!
翼を得た白き巨人! ディーダリオン・ザアムついに降臨!!
SSR ディーダリオン・ザアム&アーリーツ・オウル
【ユニットデータ】ディーダリオン・ザアム
【ユニットパーツデータ】アーリーツ・オウル
ディーダリオン・ザアム&アーリーツ・オウルの評価(SS)
基本性能は前身のディーダリオンと同じ。SSRであれば、必殺パーツも装備できます。アーリーツ・オウルの性能は、1つ前のカアス・ハーマーをやや弱くした感じですかね。
基礎パラメータの強化は同じですが、移動力増加や命中時の「覚醒」はありません。それでも期間限定パーツと似たような性能ということで、十分に強力なパーツです。カアス・ハーマーを持っていなければ、狙ってみる価値は間違いなくあるかなと思います。
待望のディーダリオン・ザアムとともに、専用SSR必殺技パーツ“アーリーツ・オウル”が追加されました。ディーダリオン・ザアムは、既存のディーダリオンのSSR必殺技パーツ3種を引き続き装備できるのですが(RとSRは不可)、さらに本形態のみで使える必殺技が、この“アーリーツ・オウル”ということになります。
“第2章 Part4”のラストにおける謎の敵・メナケブの襲来に対し、かつてアンギルオンから注入された血“ザアム”の力を制御することに成功したディーダリオンが、翼を得た新たな姿に変ぼうしたのがディーダリオン・ザアム。そして、計り知れない力を持つメナケブを退けた、渾身の一撃が“アーリーツ・オウル”です。
これまでにもストーリー上で言及されてきた、ディーダリオンの心臓とされる胸部の“ディ・レヴ”ですが、“アーリーツ・オウル”では“ディ・レヴ”と両肩のクリスタルから、地球外からでも観測できるような、強烈な光線が照射されます。“ディ・レヴ”が直接攻撃に使われたのは今回が初なので、ディーダリオン・ザアムが新たな領域へと突入した形態であることがわかりますね。なお、ストーリー上は長時間ディーダリオン・ザアムの姿を保っていることはできないようです。
さて、ここからはディーダリオンとディーダリオン・ザアムの武装を、戦闘デモで比較していきましょう。最も演出が異なるのは、通常技の“オウル・シェラフ”。ディーダリオン・ザアムでは腕部から射出される光弾が巨大化しており、貫通力も増大していることが見て取れます。
頭部のクリスタル“ディオウル”からビームを照射するR必殺技“ディラーマー”と、ヒジに沿って発生する光の刃で敵機を切り裂くSR必殺技“ヘレブ・ネガー”には、大きな違いはないようです。ただし“ヘレブ・ネガー”では、光の刃の色が変わっていることに注目です。ピンク1色だったディーダリオンとは異なり、ディーダリオン・ザアムではピンクと黄色の2色となっています。こちらも出力が強化されているんでしょうね。
ディーダリオンのSSR必殺技“オウル・ハーガー”“エレク・ヘレブ”“カアス・ハーマー”は、ディーダリオン・ザアムでも装備可能。ただし使用時の戦闘デモは、ディーダリオンのものがそのまま使われています。ディーダリオン・ザアムへ乗り換えても、戦力が落ち込まないのはうれしい配慮ですね。
ディーダリオン・ザアムを獲得できる“第2章 Part4”では、『勇者王ガオガイガー』シリーズと世界観を同じくする『ベターマン』も参戦! 同作からは主役ロボットである覚醒人1号と、そのパイロットの蒼斧蛍汰を自軍に加えることができます。
SSR必殺技“シナプス弾撃”も実装されており、こちらについては次回の『スパロボDD』コラムでご紹介する予定ですので、今しばらくお待ちください!!
マイク・サウンダース13世登場! エヴァ初号機にも必殺兵器が追加!!
11月15日(13:59)までは、イベント“勇気と共に狙い撃て”が開催中! 4ステップアップガシャで追加されたSSR必殺技パーツは、ガオガイガー用の“ディスクP”と、エヴァンゲリオン初号機用の“陽電子砲”の2種。どちらも“第2章 Part4”のストーリーで大活躍する武器&キャラクターとなっています!!
SSR ディスクP
【ユニットパーツデータ】ディスクP
ディスクPの評価(S)
ガオガイガーにとって、久々のパーツということもあり、ガオガイガーの中でナンバーワンであるのは間違いありません。ただ、最近の他のパーツのインフレを考えると、もう一声……という印象。
とはいえ、パラメータの上昇効果に加え、気力130以上と弱点攻撃時という2つの条件で敵の防御減少の効果もあるので、ダメージを稼ぐことに関しては一級品。打撃が弱点の敵に対してのアタッカーが不足している場合は、候補に入ってくるでしょう。
ガオガイガー用の新SSR必殺技パーツ“ディスクP”ですが、こちらは原作第23話で登場したマイク・サウンダース13世の装備。“POWER”と記されたディスクを胸部のディスクドライブに挿入し、巨大なマイク型の“ドカドカーンV”を使って、勇者ロボに搭載された動力源“GSライド”のパワーを急速に活性化させるエネルギーウェーブを放ち、仲間たちを奮い立たせることが可能です。
当初マイクはブームロボ形態(人型)への変形ができず、ディスクPの初使用も第25話まで持ち越し(初変形は第24話)。当初マイクがディスクPを使って熱唱する楽曲は『Power Of Desire』(歌:遠藤正明さん)でしたが、第34話ではバージョンアップして『最強勇者ロボ軍団』(歌:宮内タカユキさん)になっていました。
なお『スパロボDD』でのマイクは、単体ユニットとしては参戦していません。“ディスクP”の戦闘デモは、マイクを呼び出したガオガイガーが、ディスクPによるエネルギーウェーブでパワーアップし、敵機に突撃して連続攻撃を見舞うといった演出になっています。
ついに登場したマイク。護をはじめとする子どもたちとも仲良しの、コメディリリーフ的な勇者ロボですが、その実ゴルディオンハンマーをも超えうる、恐るべき破壊兵器を使用することが可能です。そちらについては、いずれ『スパロボDD』にも実装されるかと思いますので、その際に改めて。
SSR 陽電子砲
【ユニットパーツデータ】陽電子砲
陽電子砲の評価(SS)
気力上限の増加と、相性抜群の気力10上昇ごとに攻撃力・防御力・照準値の強化がついています。また、エヴァシリーズではお馴染みのバリア貫通の効果ももちろん完備。
さらに強力なのは、精神コマンド回復(特性+5まで鍛えれば、なんと2回ぶん!)がついていること。覚醒を複数用意できれば、相手が倒れるまでアクションを渡さない、いわゆる「ずっとシンジくんのターン」で攻撃し続けることも可能です。
先月の2号機のプログレッシブナイフ連続攻撃もトップクラスに強力でしたし、エヴァの時代が来ている感じですね。間違いなく入手しておいて損はない逸品ですね。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』のクライマックスを飾る、第6の使徒(TVシリーズにおける第5使徒ラミエルに相当)との戦い・ヤシマ作戦で使用されたのが、こちらの陽電子砲です。
大出力型第2次試作自走460mm陽電子砲(改)というのが正式名称で、別名をポジトロン(スナイパー)ライフルといい、自走砲として開発されただけあって無限軌道(いわゆるキャタピラ)も付いています。作中では、その組み立てや電力調達など周到な準備の模様が、かなりの尺を割いて描かれています。
原作では戦自研(戦略自衛隊技術研究所)が開発中のものを徴発した形になっていますが、『スパロボDD』ではなんと開発元が、『機動戦士ガンダム』シリーズのアナハイム・エレクトロニクスということに! さらに、アムロがガンダム用の大型ビーム砲をアナハイムに作らせていることも明らかになっています。これは、Hi-νガンダムの“あの武装”への布石ですね……。
原作作中では、エヴァ初号機は右肩部を狙撃戦用のG型装備に換装して、これを使用しました。『スパロボDD』の戦闘デモにおいても印象的なスコープは、このG型装備に含まれる補助装置となっています。なお『スパロボDD』では地面に寝そべる形で陽電子砲を撃っていますが、原作でこの姿勢で放った第1射は使徒のコアに命中せず、地面にヒザをついて撃った第2射が決め手となりました。
日本全土の電力と、人類の叡智を結集させた起死回生のヤシマ作戦。『スーパーロボット大戦』シリーズでも、所属の垣根を超えてさまざまなロボットやキャラクターが手を取り合う一大イベントとなっており、『スパロボDD』でも、その伝統は踏襲されています。こちらも、次回もう少し突っ込んでご紹介する予定です。
そうそう、六本木の国立新美術館では、『エヴァ』シリーズを手がけた庵野秀明監督をフィーチャーした『庵野秀明展』が開催中です。先日筆者も行ってきましたが、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』関連の展示も充実していたので、興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか? 東京展の会期は12月19日までとなっています。
といったところで、今回の『スパロボDD』コラムはここまで! 余談ですが、11月17日(午前8時)に『スパロボ30』の無料DLCが配信されることが決定しました。こちらは、ゲシュペンスト&ギリアムが参戦するエリアミッション『黒い幽霊』などが追加されるもの。
『ヒーロー戦記』が『スパロボ』シリーズに触れるきっかけとなった筆者は、ゲシュペンストとギリアムに非常に強い思い入れがあるので、メチャクチャうれしいです!! 『スパロボDD』にも参戦しないかなあ……。
また、19日(午前8時)には『超電磁マシーン ボルテスV』『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーカ・チルドレン』『サクラ大戦』のユニット&パイロットに加え、龍虎王&虎龍王が獲得できるDLC第1弾も配信開始。シーズンパスを購入された方は、17日(午前8時)から早期アクセスが可能です。こちらも楽しみ!!
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スーパーロボット大戦DD
- メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
- 対応端末: iOS
- ジャンル: SRPG
- 配信日: 2019年8月21日
- 価格: 基本無料/アイテム課金
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- 配信日: 2019年8月21日
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