“美女が(物語に登場する)むかつく奴をぶっ飛ばす爽快感”もポイント。『六本木サディスティックナイト』開発者インタビュー
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ボルテージのサスペンスアプリ『六本木サディスティックナイト』が、2021年11月26日で6周年を迎えます。
この6周年を記念して、ゲームのこれまでやこれからのことなどについて、プロデューサーKさん・ディレクターMさんの2人にメールインタビューを行いました。
『六本木サディスティックナイト』6周年記念インタビュー
――『六本木サディスティックナイト』6周年おめでとうございます。まずは、6周年を迎えた率直な感想をお聞かせ下さい。
プロデューサーK:まずは、アプリを遊んで頂いている多くのお客様に大変感謝しています。『六本木サディスティックナイト』は、ボルテージとして新しいジャンルへの挑戦で、多くのことが手探りだったため、非常に困難な状況もあったのですが、長期に渡ってサービスを続けることができ、うれしく思います。アプリを支えてくれているスタッフやパートナーの方々も本当にありがとうございます。
ディレクターM:長いようで短い、あっという間の6年間でした。各種機能追加や改善などを徹底的に行った最初の1~2年は特に短かったと感じています。サービス開始当初と比較すると、ストーリーも“Season3”まで進み、カード総数も約2400枚まで増え、多くの機能を追加することもできました。長期に渡って運営できているのは、ゲームをプレイするお客様あってのことでありますので、皆様に深く感謝しております。
――改めて、『六本木サディスティックナイト』が目指してきたテーマやコンセプトについて教えてください。
プロデューサーK:このアプリだからこそ楽しめる物語を提供することを目指しています。「六本木」という実在する街を舞台にしたリアルさと、凶悪事件を美女の活躍で解決するというファンタジーを、バランスよく組み合わせた本格サスペンスストーリーというのをテーマとしていますが、面白さのポイントとしては、(物語に登場する)むかつく奴らをぶっ飛ばす爽快感です。
――6年はアプリとしてはかなり長寿だと思いますが、その間にとくに印象深かった出来事や思い出などはありますか(楽しかったことや、苦労したことなど)?
プロデューサーK:冒頭の感想にもあるとおり、本当に手探りだったため、サービス開始後は大改修の連続で大変でした。
タイトルですら『六本木サディスティック騎士』だったのを変更したり、ローンチ4か月目にはアプリ全てのUIデザインを刷新したりと、お客様にどうしたら選んでいただけるか? 楽しんで頂けるか? を模索し続けていました。
他にも“本編ストーリーSeason1”が完結した後、スムーズに続編に移行できるか不安でしたが、ストーリー制作陣のアイデアと頑張りで、より面白い展開で物語を続けることができたのはうれしかったです。
――サービスイン当初、将来的に思い描いていた本作の未来は、6年経ち、どれくらい達成できたと考えていますか?
プロデューサーK:物語やイラストを通してキャラクターの魅力や個性を引き出し、キャラひとりひとりのファンを増やしていくことを目指していました。
それは、この6年間で多くのお客様に実現していただけたと思っています。ただ、これまではアプリの中でどう実現できるかに集中していたため、これからはアプリ以外でもキャラが活躍し、より多くの方にファンになっていただけるような環境作りを、改めて目指していきたいと考えています。
――本作には魅力的な女性が多数登場しますが、登場する女の子のデザインなどで、気を付けていることはありますか? また、もし特に思い入れのあるキャラクターがいれば教えてください。
プロデューサーK:キャラの個性が出せることと、その個性があるからこそ表現できるギャップを活かせるデザインを心掛けています。女性らしい仕草や表情など細かい描写にも気を配って制作していますね。思い入れのあるキャラひとりは選べないのですが、鬼川ナツの新イラストが登場する時は、毎回どちらの髪色で、なぜそうなったかを想像することが楽しみですね。
――タイトルにもなっている"六本木"という街について、何かこだわりや思い入れがあれば教えてください。
プロデューサーK:当初企画を立てる際に“六本木”のイメージを多くの方にヒアリングしてみたところ、幅広い回答があり、昼と夜の時間でも受ける印象がまったく違うという、日本一多様性に富んだ街ということが分かり、これは物語の舞台として非常に魅力的であると確信しました。
そうして作られた『六本木サディスティックナイト』のストーリーは、もちろんファンタジーの部分も多いのですが、“六本木”のリアルさを感じられる描写にもこだわっていますので、もし現地に行く機会があれば、是非ともアプリで得られたリアル感の答え合わせをして頂ければ面白いと思います。
――6月26日に予定していた"Night Jewel Photo Session"はコロナの影響で残念ながら無期延期になりましたが、今後感染が落ち着いたら、またリアルイベントの開催は考えていますか?
ディレクターM:将来的なイベント開催は前向きに考えています。“第1回 リアルNight Jewel”は、参加頂いたお客様の満足度が非常に高かったのですが、2回目以降はコロナ禍のため異なる形態(第2回はオンライン、中止になった第3回はフォトセッション)を模索しました。感染拡大が落ち着けば、できれば第1回の形態で開催したい、という思いはずっと持っています。
――6周年以降、新システムや新要素など、大まかなロードマップがあれば、お答えできる範囲でお聞かせください。
ディレクターM:詳細についてはお答えすることは出来ないのですが、現在ゲームをプレイして頂いているお客様と、これからゲームをプレイして頂くお客様、それぞれに対して満足度が高くなるような新システムや新要素を将来的に投入できればと考えています。
――今後、本作で新しく取り入れたいと思っている要素はありますか? また、逆に変えていきたいと思っている部分はありますか?
ディレクターM:『六本木サディスティックナイト』の強みは、何といってもストーリーとキャラクターです。この強みをさらに強化するような新要素を取り入れていければと考えています。また、変えるべき要素ですが、各イベント等での改善同様、お客様のプレイスタイルの変化に対応しつつ、微調整を繰り返すことが変化に繋がっていくと考えています。
――これから始めようかと思っているユーザーさんに対して、何かアピールなどあれば教えてください。
ディレクターM:タイトルからでは内容を想像できないと思いますので、ここで説明させて頂きます。『六本木サディスティックナイト』は、美女チームが六本木に巣食う悪を倒していく、ちょっと大人なサスペンスノベルゲームです。
インストール後は、まずはどんどんストーリーを読み進めて頂きたいです。Season1 第1章“不良外国人編”では、主人公と美女チームの出会いから始まり、外国人半グレ集団との争いがメインテーマになっています。その後も“闇金融”“悪徳宗教”など、裏社会テーマを取り上げております。また、ストーリーを進めるなかで、美女チーム以外にも多くのキャラクターが登場しますので、お気に入りのキャラクターを見つけ出して頂きたいです。
――これから始める人は、どんな部分を重視してチームを編成をしたり、メンバーを育てたりするのがオススメでしょうか? 序盤プレイのコツなどあれば教えてください。
ディレクターM:まずは、美女チーム&東方ユウキ(主人公の同僚)の8人の中から、好みのメンバーを探して育成してほしいです。ただ、1人だけを育成するのではバトルで勝ちにくいので、最初はこの8人を育てていくのが良いかと思います。
最初は1チーム分5人を育てて、その次は属性染めチーム3つを目指して、5人×3属性分の15人が目標になります。序盤はカードと素材の入手も重要になってくるため、“ストーリー”を進めて素材やカードをゲットしたり、“チャレンジワーク”“Night Jewel Queen”など、強カード不要のイベントをプレイしてカードと素材を獲得していくのがよいかと思います。
――可能な範囲で構いませんので、今後の展開や、個人的に挑戦していきたい目標や野望がありましたら、教えてください。
ディレクターM:まずはこの『六本木サディスティックナイト』をもっともっと長期にわたって運営継続することが最大の目標であると思います。
現在6周年ですが、10周年をしっかり迎えられるよう、各種改善や新システム追加などを適宜行い、お客様に満足していただくことが重要と思っています。個人的には、ミステリー/サスペンスが好きなので、この分野で何か別のチャレンジが出来たらなぁとは思っています。形にはなっていませんが……。
――ダークな印象の作り込まれたストーリーも本作の魅力の1つですが、今後のストーリー展開のヒントがあれば教えてください。
ディレクターM:先日、“Season3 第4章”を配信開始しました。読まれたお客様はもうお分かりかと思いますが、“Season3”では、“Season1”から登場するライバルキャラクターたちの深掘りがなされています。
彼らの過去、そして行く末が明らかになるかと思います。また、主人公と周りの美女たちの関係にも変化が生じてきており、こちらの行方にも注目です。“Season3”ではこの2つの軸を中心に物語を進めていくつもりですので、ご期待ください。
――最後に、ファンに向けたメッセージをお願いします。
プロデューサーK:アプリおよびキャラクターを応援して頂き、本当にありがとうございます。アプリのプレイに加えて、ストーリーやイラスト、キャラクターについての感想を頂けることが、日々の運営の励みになっています。
6周年にあたってボイスドラマや楽曲の配信など新しい展開も始まっていますので、今後も色々な形で『六本木サディスティックナイト』の世界を楽しんで下さい。もちろんアプリでも、より面白いストーリーや魅力的なイラストの追加、遊びやすくするための改善を続けていきますので、これからも応援よろしくお願いします!
ディレクターM:改めて、サービス開始から現在に至るまで、本ゲームをプレイして頂いた皆様の存在があるからこそ、6年間ゲーム運営を継続することができました。本当にありがとうございます。
6周年を迎えるにあたり、ボイスドラマ、キャラクターソング制作、音楽CD発売など、新たな一歩を踏み出すことができました。今後もゲーム内外で各種企画を進めていきますので、今後とも『六本木サディスティックナイト』を宜しくお願い致します。
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