『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』は前作からどう進化したのか? 開発者にインタビュー

hororo
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※『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』は、CERO Z(18歳以上のみ対象)のソフトです。
※18歳未満の方は購入できません。

 2022年2月4日に発売予定のオープンワールドアクションRPG『ダイイングライト2 ステイ ヒューマン』。先日、メディア向けの先行体験プレイ会が開催され、開発者へのオンラインインタビューを行うことができました。

 質問に回答しているのは、開発を行うテックランドのリード・ゲームデザイナー、ティモン・スメクタワさん。開発でこだわっているところを始め、体験プレイでは確かめきれなかった内容などを聞きました。

 なお、本作は開発中のため、製品版の際は変更されている可能性があります。また、プレイはPC版のもの。

より多層的になったフィールドを、軽快なアクションで楽しんでほしい

――本作で、プレイヤーやファンに「ここをぜひ見てもらいたい!」というところはありますか?

 広大なオープンワールドを、いかにパルクールを使って爽快に移動できるかということ、戦略的かつ暴力性のある戦闘、昼夜によって大きくルールが変わるサイクル、そしてプレイヤーの選択によって物語や街の景観が変わることなどですね。

 今回の試遊でも昼夜のサイクルを体験できたかと思いますが、昼のフィールドは人間のもの、夜のフィールドは感染者のものとなっています。感染者は昼間は建物の中にいて、夜になると建物から出てくるため、夜は非常に危険です。しかし逆に建物の中に入るチャンスでもある。そういった逆転現象が起こるのです。

――前作では、夜は本当に危険で出歩くのが怖かった印象でしたが、本作では出歩こうという気になるのが意外でした。

 そうですね。前作では「夜は怖くて出歩けない」という感想が本当に多かったため、今作では“夜に出歩けるチャンスを作ること”が開発チームの目標でもありました。

――本作の大まかなストーリーや、前作とのつながりについて教えてください。

 前作とは違う年代、違う街での違うキャラクターの物語になりますが、世界観やゲームシステムは前作を踏襲しています。ただし『1』の痕跡というか、前作で何かがあったから『2』になった、というようなことが探索によって見えてくることがあります。

 前作のファンは、ぜひ探してみてください。

――俳優のロザリオ・ドーソンさんを起用されていますが、彼女が演じたキャラクターについて教えてください。

 彼女に演じてもらったのはラワンというキャラクターですが、自分の信念が強く、たくましい女性といった人物です。ロザリオ・ドーソンさんが演じている映画やドラマなどを観て、似ているところがあると感じたので声をかけました。

 実際にお会いして話してみるとまさにイメージ通りで、ラワンというキャラクターを作るうえでもすごく助けになりました。

ーーシングルプレイとマルチプレイの差別化について、どのように考えていますか?

 マルチプレイは、ホストの世界にフレンドが合流するというタイプなので、自分が体験した世界とは異なる世界を体験できるのが特徴です。本日プレイしていただいたように、給水塔をどちらの勢力に渡すかによって街の景観が変わるため、自分の進行とは違う世界を楽しめるのが協力プレイの魅力となります。

――ということは、進められるストーリーラインはホストのものになるでしょうか?

 そうなります。最初から最後までフレンドといっしょに進めることができますよ。

――給水塔をどちらかの勢力に渡す際の選択時に、勢力ごとに得られるスキルが異なるようでしたが、どちらか一方しか得られないのでしょうか?

 はい。作中では選択を迫られる場面が7回あります。各勢力に加担した際にもらえるスキルは段階式になっているため、ピースキーパーの最後のスキルを得ようと思ったら、最後までピースキーパーを選択し続けなければいけません。

 一方で、最初のほうにもらえるスキルであれば、選択を振り分けても取ることができます。

――前作と比べて、パルクールアクションの進化が著しいと感じました。どのくらいの進化を期待してもいいのでしょうか?

 パルクールアクションのアニメーションは、前作では数百個だったものが、今回は数千にまで増えています。ダヴィッド・ベルというパルクールの創始者のような方がいて、彼には前作から関わってもらっていますが、比較にならないぐらい長い時間を共にし、モーションキャプチャーもさせてもらいました。

――今回の体験会では2つのエリアを遊ぶことができましたが、他にはどんなエリアがありますか?

 3番目の地域があり、そこは2番目のセントラルループよりも少し小さい場所となります。各エリアはゾーンという区分けがされており、例えばオールドウィルドーであれば12個のゾーンに分けられています。

 1つ1つが大きな箱庭になっているので、広さとしては充分にあると考えています。

――マップの広さは、前作と比較するとどの程度でしょうか?

 マップサイズとしては約2倍なのですが、上下の階層が大きく増えました。その点でマップがかなり広くなったと感じると思いますので、ぜひ隅々まで見ていただきたいです。

――PC版はレイトレーシングに対応すると発表がありましたが、コンソール版ではいかがでしょうか?

 PS5とXbox Series Xについては、パフォーマンスを重視するのか、描画を重視するのかを設定で選べるようになっています。レイトレーシングもチェック項目として含まれており、オン/オフの切り替えが可能です。

――発売を楽しみにしているファンへ、メッセージをお願いします。

 日本のメディアによって、日本のファンの皆様に本作の情報を届けられることを、とてもうれしく思います。

 開発をしているポーランドと日本は数千キロも離れており、文化もまったく異なりますが、日本だけでなく世界中のファンを魅了したいと思っています。

 “ドウモアリガトウゴザイマシタ!(日本語で)”

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