えっ。キャラガチャなしで、レアリティに差がない!? 『神殺しのアリア』は 推しキャラで存分に戦える&愛を育めるのがうれしいRPG
- 文
- カワチ
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EXNOAより配信中のPC向け3DバトルRPG『神殺しのアリア』のレビューをお届けします。
謎の存在“神群”に唯一対抗できる力を持つ“ディアミス”。本作は悪魔の力を借りて魔法使いの少女になったディアミスの少女たちで編成された国際機関“PROV”(プロヴ)の機関員となり、彼女たちとともに戦いを繰り広げる3DバトルRPGです。
後編のレビューでは本作のシステム部分について紹介していきます。
3Dで描かれたキャラクターたちによる迫力のバトル!
本作は3Dで制作されたキャラクターたちがリアルタイムのバトルを繰り広げる内容。バトルの最中にMPのゲージが溜まるとスキルが使用可能になり、プレイヤーが任意のタイミングで範囲攻撃や回復などの便利なスキルを使用することができます。
また、仲間と協力して放つ“リンクスキル”も存在。1回のバトルで1度しか使えない技ですが、威力は高く一発逆転が狙えます。技によってはヒロイン同士の掛け合いもあり、演出も必見です。なお、当然ながら使用者が戦闘不能になっている場合は発動できません。戦闘不能になりそうで回復が間に合わない場合は、リンクスキルを放ってしまうのもいいかもしれません。
なお、オートバトルも搭載されており、オートにしておけばスキルを自動で使ってくれるため、楽ちんです。
キャラクターは仲間を癒すのが得意なメディック、魔法が得意なアタッカーであるウィザード、銃や弓など遠距離で戦うレンジャー、前衛のアタッカーであるスレイヤー、バフ・デバフが得意なミスティック、前衛で敵の攻撃を受け止めるガーディアンという異なるクラスがあります。そのため、どのようなパーティを編成するのか考える楽しみがあります。
攻撃のタイプも物理や魔法があり、敵の弱点も変わってくるため、いろいろなキャラクターに出番がありそうです。なお、アタッカーだけでゴリ押ししたらどうなるのかなと思って前衛だけのパーティで挑んでみましたが、見事にボスに敗北しました。レベルや装備によってはゴリ押しもできるかもしれませんが、ボス戦はしっかりバランスが取れているようでした。
なお、逆転要素としては1戦に1回だけ全員の攻撃力を1.5倍に上昇させる“フュージョン”が存在。使用中は“カルマ”が蓄積して、カルマが100%になると翌日まで使用できなくなります。
そのため、毎回の戦闘で使っているとすぐにカルマが溜まってしまうので、いざというときに使用する切り札になっています。“フュージョン”は主人公の持つ力でヒロインたちの能力を引き出すものなので、プレイヤーの気分的にも盛り上がります!
オート操作はパーティ全体だけでなく、キャラクターごとにも設定できるのでメディックやミスティックのスキルを温存したいときは個別にオフにすることができます。
MPはすぐに溜まるので基本的にはどんどん使うことができますが、本作はWAVE制で最終WAVEには強力なボスが待ち構えているので、そこまでゲージを温存しておくのはアリです。
スキルは“魔導書”のアイテムを使用することでレベルを上げることが可能。各キャラクターは複数のスキルを持っており、どのスキルから強化するか考える楽しみもあります。
多彩な成長要素にハマる!
各キャラクターは経験値によるレベルアップのほか、手に入れた装備を付け替えることでパラメーターをアップさせることができます。装備もスキルと同じくレベルを上げることが可能。強力な装備を手に入れたら優先的に強化していきましょう。
なお、スキルや装備の強化アイテムはストーリーが展開するメインバトルのほか、素材が手に入りやすいエリアがあるので、そこで大量に手に入れることができます。
ちなみに各キャラクターには専用武器が存在。強力ですが、通常の武器と違ってキャラクターと同じレベルまでしか成長させることができません。キャラクターといっしょに成長していく、ちょっと変わった武器になっています。
新しいキャラクターはストーリーで加入するかアイテムを使って交換することになります。キャラクターのレアリティはすべて同じで進化させるにはアイテムが必要です。
ガチャも存在しますが、装備を取得する内容になっています。もちろん強い装備を手に入れたキャラクターのほうが戦力になりますが、ユニットとして使用するだけなら自分の好きなキャラクターを選ぶことができ、ひいきのパーティで冒険することができるのがうれしいところ。
今回は配信前の事前プレイということでこまかいところまでやり込めませんでしたが、アリーナやレイドなど多彩なモードが用意されているので、魅力的なシナリオだけでなくRPGとしてもガッツリと楽しめそうです!
カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。
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