運命に従っただけだ。後悔などあるはずもない（シュテル）【FFBE幻影戦争名言集】

　本作は、『ファイナルファンタジー』シリーズのタクティカルRPG最新作です。舞台は、ラピスの世界にあるアードラ大陸。古来よりクリスタルの伝説が語られるこの地で、覇権をめぐる幻影戦争の物語が始まります。

　今回は、“第1部　リオンズバレー戦役　インタールード～誓いの書～　誓いは神聖なり　第3節　すべてを受け止めて　Battle8　探しているもの”より、リオニスの王エルデと王妃ヘレナの間に生まれた双子の弟・シュテルの名言をお届けします。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

運命に従っただけだ。後悔などあるはずもない（シュテル）

　エルデの名言で触れたとおり、第1部の第10章で実の父を手に掛けたシュテル。このシーンは衝撃でしたね。そして、モントとシュテルは決闘の約束をして、そのまま別れます。

　その後、ふたりはフェネス兵を相手に共闘しますが、決闘は避けられずに戦うことになります。

　シュテルの「俺は、これを夢見てた。」「二人で肩を並べて戦い列強を次々と撃破。」「リオニスの名をこの大陸に轟かせる……。」「……そう。今なら、本当にその夢に手が届くのかもしれない。」「だが、もう後戻りはできない。」というセリフはとても切なかったです。

　決闘はモントが勝利。シュテルは敗北します。なお、ゲームとしてはモントひとりで強敵のシュテルに挑むというステージで、自分は何度も攻略に失敗してコンティニューしました。最後はポーションをいっぱい持っていてがぶ飲みしながら無理やり勝利しました（笑）。

　シュテルは“インタールード～誓いの書～”で再登場。サーダリーに創り出された女性である≪囁き≫に、敗北を喜んでいるように見えると言われ、「モントは、リオニスの王を名乗るのに相応しい男となった
。」と認めます。

　「後悔はないのか。」という≪囁き≫に「運命に従っただけだ。後悔などあるはずもない。」と返答するシュテル。これまでは憎しみにとらわれていましたが、憑き物が落ちたようです。

　その後、シュテルは≪囁き≫とリオニスに行くことになるのですが……。なお、ここからは第2部のネタバレになるのでプレイしていない人は気をつけてください！

　リオニスの古文書が目的という≪囁き≫。彼女と別行動をするシュテルはエルデの書斎に到着し、そこで彼の日記を発見します。

　そこで衝撃の事実が判明。先々代のリオニス王が“跡取りの可能性のあるものは一人でなければならない”とギルガメッシュと契約していたことを知ります。

　ギルガメッシュにモントかシュテルの命を絶つように命令されたエルデ。。エルデはシュテルを王にすることを決意しました。

　モントは同盟国のウェズエットへ婿養子に出し、それでもギルガメッシュがモントの命を狙うのであれば、エルデは祖国を捨ててモントを守るために戦おうとしていました。

　なんという悲しいすれ違い……。このシーンは本当に泣きました。この事実を知ったシュテルはどう行動していくのか。要注目ですね！

カワチ：RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。

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