ビキニアーマー復活…Switch『夢幻戦士ヴァリスCOLLECTION』は巻き戻し機能で手軽に遊べる!

カワチ
公開日時

 エディアより、12月9日に発売されるNintendo Switch用ソフト『夢幻戦士ヴァリスCOLLECTION』のレビューをお届けします。

 こんにちは、『夢幻戦士ヴァリス』でビキニアーマーに目覚めて35年のライター、カワチです。このたび、『夢幻戦士ヴァリスCOLLECTION』を一足先に遊ばせていただく機会を得たので、その魅力を紹介していきたいと思います!

ビジュアルモードやサウンドモードを完備!

 1980年代に発売され人気を博した、横スクロール美少女アクションゲーム『夢幻戦士ヴァリス』シリーズ。

 本作はシリーズのなかでも人気の高いPCエンジン版の『夢幻戦士ヴァリス』『ヴァリスII』『ヴァリスIII』を収録した作品になります。なお、余談ですが『夢幻戦士ヴァリス』はファミコンにも移植されており、こちらでタイトルを知っている人もいるかもしれません。PCエンジン版とファミコン版はゲーム性が異なります。ファミコン版はマップの構造が複雑でアクションRPGの要素が強いですが、PCエンジン版は横スクロールアクション。迷わずに先に進んでいくことができます。

 また、PCエンジン版には当時としては画期的だった、アニメーションや声優ボイスなども搭載されています。自分のようなおっさん世代は懐かしくてこみあげてくるものがあるものがあります……。最近はこういった80年代のグラフィックをリスペクトしたゲームやアートが国内はもちろん、海外でも多数発表されていますが、やはりオリジナルは違うな―と思います。

 なお、本作には“ビジュアルモード”が搭載されており、いつでも好きなシーンを振り返ることができます。ステージをクリアしなくてもアニメだけを観ることができるので、とても便利です。

 また、サウンドモードも搭載されており、ゲームをプレイしていないときでも『夢幻戦士ヴァリス』の世界に浸ることができます。

 さらに、当時のマニュアルもバッチリ収録されており、キャラクターのイラストもしっかり確認可能です。さすがにプレゼントキャンペーンの送り先は灰色で塗りつぶされているもの、ほぼオリジナルのまま。こういった点からも当時を懐かしむことができます。

 ゲームに関してはオリジナルを移植した形ですが、『COLLECTION』ならではの要素も。どこでもセーブ・ロードができる機能や“巻き戻し”機能を搭載してます。本作は体力制のゲームですが、高所からの落下死などもあるので“巻き戻し”でやり直せるのは助かります!

 ボタンを押すことで少し前に戻る仕様のため、好きなポイントに戻れるわけではなく、戻ったポイントで敵にやられてしまうことなどもありますが、そこからもういちど“巻き戻し”をすることでもっと前に戻ることもできます。そのため、変な風にハマることはないのでご安心を。

 落下死はもちろん、ダメージを食らったらすぐにやり直すというプレイも可能。当時クリアできなかったという人も、ビキニアーマーは好きだけどアクションゲームはニガテという人もクリアできるようになっています。

 さて、ここからは各タイトルの魅力について紹介していきたいと思います。

『夢幻戦士ヴァリス』

ごく普通の女子高生だった麻生優子が夢幻界の危機を救うためにヴァリスの戦士として戦うという内容。PCエンジン版の『ヴァリス』は『II』からはじまったため、シリーズの完結後に初代をPCエンジンでリメイクされたものになります。


 オリジナル版のPC版が基本で、メガドライブに移植されたときに追加されたスライディングも実装されています。ほかにもパワーLVを支払う必要があったアイテムも取るだけで使用できるようになっているなど快適。

 各ウェポンアイテムを入手することで飛び道具も放てるようになります。とくにホーミングは強力で便利なので重宝します。飛んでくる敵に対応できなかったり、ボスが倒せないときはホーミングで挑んでみるといいでしょう。

 優子役は島本須美さんで、エンディングでは島本さんの歌う曲も! また、夢幻界の女王であるヴァリアを榊原良子さん、敵であるログレスを小林清志さんが演じていたりと、とても豪華なキャスティングです。

『ヴァリスII』

 ログレスを倒した優子でしたが、幻夢皇帝メガスとログレス軍の残党が衝突。異次元世界ヴェカンティは新たな戦火に包まれることに。優子は、ふたたびヴェカンティ戦いに赴く……という内容。


 スライディングは存在しないため、刀を振るって戦うのがメインとなります。ウェポンも存在し、前作と同様に“ホーミング”が使いやすいほか、敵の弾を打ち返せる“カッター”も便利です。

 また、魔法アイテムも存在。画面全体を攻撃するものや時を止めるものなど強力なものばかりなので、ここぞというときに頼りになります。

 なお、『II』に関してはスコアが採用されており、2万点、5万点で1UP。以後は5万点ごとに1UPしていきます。ザコ戦でスコアが稼げればボス戦がラクになるので頑張りましょう。なお、ゲームとしては難易度が高めで歯ごたえのあるものになっています。



『ヴァリスIII』

 鬼族の娘であるチャムからヴェカンティの危機を知らされた優子が3度、ヴァリスの剣を手に取り、戦いを繰り広げる本作。


 最大の特徴は優子とヴァルナ、チャムという、3人の性能の異なるキャラクターを使用できるところ。

オーソドックな性能の優子のほか、ヴァルナは魔法が得意で、チャムは強力なムチを使って戦います。それぞれ性能が異なるので場面ごとにどのキャラクターで進むのか考えるのも楽しいです。

 また、アクションには『II』には無かった“スライディング”が搭載されているほか、“ハイジャンプ”もあり、アクション性が増しています。さらに、魔法攻撃は“炎”“氷”“雷”という3種類があり、氷で敵を凍らせて、その敵を踏み台にして進んでいくといった仕掛けも……。前2作以上にやり応えのある作品になっているので、ぜひ挑戦してみてほしいです。

 と、いうことで懐かしの『ヴァリス』シリーズが楽しめる『夢幻戦士ヴァリスCOLLECTION』。ファンアイテムとしてはもちろん、現代向けに遊びやすくなっているので、いろいろな人に体験してみて欲しいです! そして、ビキニアーマーの魅力が令和の世にもっと広がってくれればうれしいです……!


カワチ:RPGとビジュアルノベルが好きなゲーマーで、誰にも気付かれないようなマニアックな小ネタを記事に織り込むのが好き。深みのあるゲームが好きかと思えば、本当は肌色が多ければなんでもいいビンビン♂ライター。



© Edia Co.,Ltd.

関連する記事一覧はこちら