『チェンクロ』復帰キャンペーン実施中。『チェンクロ』の懐かしい思い出語りから新作『シンクロ』への期待も
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セガのiOS/Android用RPG『チェインクロニクル 第4部 ―新世界の呼び声―』において、『チェインクロニクル』シリーズの始動を記念した“おかえり&はじめまして隊長キャンペーン!”が実施中です。
一方、同社は『チェンクロ』のシリーズ後継作として開発が続いている『シン・クロニクル』のサービス開始時期を春まで延期することを発表。クローズドβテスト(CBT)で集まった多くの声に応えるために、より開発に注力するとのこと。
今回の記事では、電撃『チェンクロ』シリーズ担当編集のまり蔵と、担当ライターのマスクド・イマイチが、『チェンクロ』の復帰キャンペーンにかこつけて思い出語りをしております。
『チェンクロ』の懐かしい話が盛りだくさんとなっているので、昔遊んでいたけど今は離れてしまっているという人もぜひ読んでみてください!
※記事中では、『チェインクロニクル』と『シン・クロニクル』の画像を使用しています。
『シンクロ』CBTで見つかった『チェンクロ』要素
イマイチ:そんなわけで『シンクロ』のサービス開始が延期となってしまいました!
まり蔵:でもCBTの意見がたくさん集まって、よりよく改善するための延期だから、前向きに捉えたいと思います。
イマイチ:確かに! まり蔵さんは『シンクロ』CBTどうでした? この前の座談会でもいろいろ語っていたと思うけど。
まり蔵:そうですね。個人的には、思っていたより『チェンクロ』との親和性が高いなって。
イマイチ:隠れ『チェンクロ』要素ともいうべきネタが結構あったよね。
まり蔵:戦闘終了時やレベルアップの音楽がまさに『チェンクロ』で、実家のような安心感がありましたな。
イマイチ:『シンクロ』は成長素材を合成してドーンッてレベル上げができないから、これ聞いたときの喜びもより大きくなりそう!
まり蔵:あと私が気になったのは、会話とかイベントに出てきたモブNPCのみなさんですね!
イマイチ:ああ~、『チェンクロ』で8年以上見続けてきたいつものみなさんでしたね。村人とか商人とか!
まり蔵:『チェンクロ』だと目元とかも描かれているんですが、『シンクロ』では目元は隠されているんだよね。よりモブっぽさが増したというか。でも『シンクロ』はこっちのほうがいいと思った。
イマイチ:他にも“黒の軍勢”とか共通するキーワードが散りばめられてるじゃないですか。
まり蔵:そう、しかもそれをセガさんは一言もアピールしないじゃないですか! それが“逆に”怪しいなって思っていて……。
イマイチ:逆に!?
まり蔵:そもそも『チェンクロ』と『シンクロ』の関係性ってどうなのよって。
イマイチ:大陸の形とか違ってるんじゃない? CBTでそこまで細かく見てないけど。
まり蔵:キャラクターって着ている服とかその世界の文化が関わってくるじゃないですか。それが一緒というのは大きいなと思うんですよ。
イマイチ:なるほど! 『チェンクロ』と『シンクロ』の世界ってテイストは違えど王道ファンタジーってところも共通していて、しかも服とか武器とかの文化レベルが近いとなると、何か関係あるのかなっていう考察はおもしろいね。
まり蔵:ライターMさんは「平行世界なんじゃないの?」って言ってたけど、『チェンクロ』も8年やっていて、まだ世界の全貌みたいなのって明らかになっていないじゃないですか。
イマイチ:そうなんだよね。2部の“年代記の大陸”の仲間たちも、ユグドの外の大陸から集まっていて、そこがどんな大陸なのかってわかっていないもんね。
まり蔵:だからそのなかに『シンクロ』のヘルドラがあってもおかしくないなって。まぁその辺、セガさんが明言するはずないので、妄想するしかないんだけどね!
イマイチ:でも今回『チェンクロ』から大きく変えてもよかった文化レベルや世界観を『シンクロ』で変えなかったのはおもしろいよね。
まり蔵:言ってしまうと、どっちのキャラがどっちのタイトルに出ても違和感なくなじみそうなんだよね。それぐらい『チェンクロ』要素が入っている。
イマイチ:世界観のつながりがあるかはわからないけど、それだけセガというかディレクターの松永さんがこの“王道ファンタジー”という世界観に自信を持っているということだなと思いました。
まり蔵:『シンクロ』は、『チェンクロ』を知っていなくても楽しめる、でも知っていたらもっと楽しめるというところを意識した作りになっているんでしょうね。
イマイチ:『チェンクロ』の『2』ではないけど、そのシリーズというか血統だと言える作りだよね。
『チェンクロ』の思い出を語ろうか! サービス開始時期はどうしてた?
イマイチ:そんな『チェンクロ』もサービス開始から8年以上、4部実装からも1年が経ったと。長いよね~。
まり蔵:8年は長いよ~。これぐらいの長さになると、思い出も大量すぎて……。
イマイチ:中学生や高校生で『チェンクロ』を始めた子が、もう大学生、社会人になってるんだよね。すごいことですよ。
まり蔵:我々は社会人から社会人だし、仕事もほとんど変わってないから新しいって感じしないけどね!
イマイチ:それを言われると痛い(笑)。
まり蔵:イマイチさんは『チェンクロ』がおもしろいなって思った瞬間っていつでしたか?
イマイチ:私は運営型のRPGをやること自体が『チェンクロ』が初めてで。と言っても、その時期にそういうタイトルは今ほど多くはなかったんだよね。だから『チェンクロ』やるまではお料理して運んだりとか、そういうゲームしかスマホでやってなかったなー。
まり蔵:8年前のスマホのゲームってそんな感じだったよね。
イマイチ:それで周りの人が『チェンクロ』を始めたの見てて、自分では20体くらい倒して満足していたレイドイベントで、「200体完走!」ってしてる人がいて「すげー!」って思ったときとかですかね。
まり蔵:サービス初期は魔神を倒すの大変でしたよね。パーティが育ちきってなかったから。コロパティロンとか1凸するだけでヒーヒー言ってた!
イマイチ:かけてる時間とか熱量でこれだけ差が出るんだなって。あと、スマホの雑誌を電撃でも作っていて、『チェンクロ』も記事になっていたりしたのを見ていて。
まり蔵:あー、何十タイトルも載ってて、それぞれのコードがついてる本ありましたね!
イマイチ:それで攻撃力最強ランキング! とかやってて、そこでチヨメが1部の酒場で攻撃力トップみたいに紹介されてるのを見て、「欲しい~」ってなったんだよね。
まり蔵:チヨメ、ナイスバディでカワイイしね。
イマイチ:「チヨメが出るまで頑張って進めるか」となったんだけど、その前の湖都のリザードマンとかでつまずいて。ちゃんと育成したり、考えて遊ばないといけないゲームがスマホに出てきたんだなあって思いました。
まり蔵:『チェンクロ』ってちゃんと難しかったよね。今は時代に合わせてるかもしれないですけど、2部の戦闘とか普通に難易度高かった。松永さんのインタビューに行くたびに、「難しいんですけど……」って問い詰めてた(笑)。
イマイチ:2部の大陸は戦闘にいろんなギミックが入って、難しかったよね。
まり蔵:私は魔法使い好きなので魔単のパーティ組んでいたら、クリスタルゴーレムに反射されまくってよく全滅してたなー。
イマイチ:私は“薄命の大陸”のカメだなあ。あれが硬くてさ……。そういう風に、複数パーティを考えて組まないといけないっていう攻略要素が高かった。
まり蔵:『チェンクロ』1部はシンプルではあったよね。結束とかもあまりなかったし、好きなキャラを詰め込んでパーティを組んでた。
イマイチ:あー、結束パーティが目立ち始めたときって、ミノアの騎士パーティとかシャウナ先生とアルウィンの魔法使いパーティとかが画期的だったよね。
まり蔵:懐かしい……! ミノアにもシャウナにもアルウィンにもめちゃくちゃお世話になったなー!
『チェンクロ』のどこが好き? ストーリーとバトルの魅力
まり蔵:私、『チェンクロ』をサービス開始日からプレイしているんですけど、実は最初の頃ってバトルがとにかくおもしろいなって思っていたんですよ。中毒性が高いって。
イマイチ:今はオートで周回するか、年代期の塔みたいに極端な2択になってるからね。昔はオートもなかったし、ある意味一生懸命バトルやってた。
まり蔵:タワーディフェンスなんだけど、やってみるとタワーオフェンスみたいで。当時は斬新だったし、今もこういうバトルシステムって『チェンクロ』ぐらいだなあって。
イマイチ:8年やってて、2部、3部、4部と戦闘システムを変えるタイミングはあったと思うけど、ここを大きく変えなかったことはすごいことだよね。
まり蔵:総力戦でラインや参加人数が増えたりはするけど、それぐらいだよね。基本3ラインの5キャラっていうのは変えてない。当時画面をタップするだけのゲームが多かったなかで、『チェンクロ』の戦闘は本当におもしろくて。
イマイチ:同じ時代にどんなゲームがあるかって結構重要だよね。今はサービス終了してしまってるゲームがほとんどなので思い出せないけど、『チェンクロ』と並行して遊んでいたゲームもいろいろあるけど、自分のなかのふるいにかけていって、『チェンクロ』は残り続けているんだよね。
まり蔵:タップしてる間に寝ちゃうゲームとかもあったからね! 『チェンクロ』のバトルは偉大だなって思ったよ。さすがセガだって。
イマイチ:『チェンクロ』はいろいろな意味でセガらしいゲームだからね(笑)。
まり蔵:それで初期の頃はバトルがおもしろくって遊んでいたんですけど、九領に差しかかってシュザとヨシツグが出てきたところから「ストーリーがものすごくおもしろい!」って衝撃を受けたんですよ。ヨシツグのあのキャラが、なんかもうたまらなくて。
イマイチ:九領って王道ファンタジーの『チェンクロ』のなかでも和風の要素があったりして特殊な世界だからね。ファンタジー世界にニンジャとか出てくると、私もついつい欲しくなっちゃうマンなので気持ちはわかります。
まり蔵:そこからはストーリーにのめり込んでいって。スマホのゲームでバトルもストーリーもおもしろい『チェンクロ』ってすごいなって思ったのを覚えてますね。
イマイチ:ヨシツグのことめちゃくちゃ推してるまり蔵さんだけど、最初に好きになったキャラはヴェルナーなんだよね?
まり蔵:ヴェルナーさんも同じくらい推してる(笑)。メインシナリオのカティアさんを飲みに誘うシーンで落ちたね。ちなみに酒場キャラで初めて4凸したのがヴェルナーさんです。
イマイチ:ヴェルナーって限界突破しないとアビリティが解放されないキャラだったんだよね。
まり蔵:そう、凸らないとキャラクエが読めないのよ。限界突破アルカナもなかったから、ガチャで2枚目を引くしかないという。今考えるとなかなか挑戦的ですよね(笑)。
イマイチ:しかも当時は天井もなかったし(笑)。私は初めて4凸したキャラクターとか覚えてないなあ。
まり蔵:当時『チェンクロ』をプレイしていたライターさんたちに、会うたび「まり蔵さんの4凸ヴェルナーにお世話になってます!」って言われてた(笑)。
イマイチ:4凸のヴェルナー、ものすごく強かったもんね。この人がいるだけで難しいクエストもクリアできたし。
まり蔵:私、ソシャゲで初めてレイドっていうものに触れたのが『チェンクロ』だったんですよ。
イマイチ:それは私もそうでしたね。でも初めての課金とか、初めての限界突破とか、ソシャゲの初めてを奪ったのが『チェンクロ』っていう人は多いんじゃないですかね。
まり蔵:ソシャゲの作法をほぼ『チェンクロ』で学んだという。私、電撃オンラインでアプリ担当なんですけど、大切なことをたくさん『チェンクロ』で学んだなあって思ってます。
イマイチ:もはや師匠のような存在。
まり蔵:確かに(笑)。やっぱりガチャを“酒場”という世界観に落とし込んだのが大きいなと。
イマイチ:あれも発明の1つだよね。
まり蔵:松永さんがリリース前のプレゼンで「RPGで仲間に出会うのは酒場でしょ!」って話されたとき、「このゲームは絶対おもしろくなるな!」って思ったもんね。
イマイチ:『シンクロ』でもそこを変えてないのはいいよね。RPGで仲間に出会うのは、やっぱり酒場なんだよね。
『チェンクロ3』、そして4部を今から始めるのもアリ!?
イマイチ:『チェンクロ3』がスタートしたのって2016年11月末だったんだよね。これまたもう5年も前の話。新しい主人公が5人でシナリオを5本同時に走らせるのは衝撃だったね。
まり蔵:明確にライバルキャラというか、今風に言うとヴィランがいるのがおもしろかったですね。あと、主人公=自分じゃないのも新しかった。
イマイチ:時間軸を変えるだけじゃなくて、そういう違う物語の作り方、魅せ方もあるなって参考になった。
まり蔵:伝授で昔のキャラも使えるようになったのもよかったよね。
イマイチ:『3』を作るときって相当悩んだんじゃないかなって。2部は初代の延長線で作られたと思うんだけど、『3』はそうじゃないところが多くて。
まり蔵:2部までの設定を生かしつつ、魅せ方や遊び方で新しい要素が盛り込まれていましたよね。そこからの4部なんですが、私にとって4部ってボーナスステージなんですよ。
イマイチ:今まで8年間遊んでキャラを愛でてくれた人へのボーナスだよね。
まり蔵:今までずっと好きだったキャラが新たな装いで新世界を冒険するというお楽しみ要素がすごい……!
イマイチ:『3』で世界の脅威みたいのが一段落して、なんでもできるシナリオの立て付けにしているのも大きいよね。4部も後半になったらデカい脅威が出てくるかもしれないけど。
まり蔵:あと『3』の新世代のキャラも出てくるけど、1部・2部しか遊んでいない人でもすんなりシナリオに入っていけると思う。4部からプレイできるようになっているのも遊びやすいと思った。
イマイチ:1・2部遊んでいた人が『3』のシナリオの魅せ方とかが変わったことで離れちゃったこともあるかもしれないけど、そういう人にも4部を遊ぶのはオススメですね。
まり蔵:4部のお祭り感を楽しんでもらいたいですね!
復帰キャンペーン実施中! アカウント忘れてしまった人も集まれ~!
イマイチ:そんな『チェンクロ』の復帰キャンペーンが実施中です。
まり蔵:突然の告知! そうなんですよ、アルカナ1枚もらえるし、レジェンドフェスの無料10連+1(明日12月1日23:59までです!)もやってるし、アカウント復旧もセガが頑張ってやってくれるそうなので、パスワードとかわからなくなってしまった人も集合!
イマイチ:私の知り合いもこれを利用してアカウント復旧したんだけど、すごいスピードでアカウント探してくれたらしくて。友だちに今の自分のアカウントの名前とかリーダーキャラとか調べてもらって、それを伝えたらしい。
まり蔵:あと『異世界おじさん』コラボのプレゼントもまだ間に合うっていうのがすごい。再来年の2023年までやってるんですよね。
イマイチ:殆ど死んでいる先生もコラボから『チェンクロ』にハマったそうで。アニメ化、おめでとうございます!
まり蔵:おめでとうございます!
イマイチ:あるユーザーさんが、「いろんなソシャゲの初めてをささげた『チェンクロ』は親のような存在」って言っていて。
まり蔵:言い得て妙ですね。初めての課金、初めてのレイド、初めての4凸、初めてのガチャ爆死、初めてのサバ落ち……。
イマイチ:そういう初めてって、どんだけ新しいゲームがこの後出ても上書きされないじゃないですか。それを『チェンクロ』に持っていかれて、しかもそのゲームがまだ続いているというのはすごいことですよ。
まり蔵:今は親離れして別のゲームをやっている人も多いかもしれないけど、たまには親御さんの顔を見に来てもらいたいですね。
イマイチ:8年前からユーザーさんの環境とか生活が変わって、ゲームにかけられる時間とかお金も変わってきていると思うけど、4部になった今『チェンクロ』を再開してみるのもいいかも。
まり蔵:好きだったキャラのスーツ姿とかメルヘンな姿とかを拝めるかもしれませんよ!
©SEGA
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『チェインクロニクル 第4部 ―新世界の呼び声―』公式サイト
チェインクロニクル 第4部 ―新世界の呼び声―
- メーカー: セガ
- 対応端末: iOS
- ジャンル: RPG
- 配信日: 2013年8月1日
- 価格: 基本無料/アイテム課金
■iOS『チェインクロニクル 第4部 ―新世界の呼び声―』のダウンロードはこちら
チェインクロニクル 第4部 ―新世界の呼び声―
- メーカー: セガ
- 対応端末: Android
- ジャンル: RPG
- 配信日: 2013年7月26日
- 価格: 基本無料/アイテム課金