愛を求め、愛に迷い、それでも愛されたいと願うアイシャ【鬼ノ哭ク邦名場面集】
- 文
- ハチ
- 公開日時
スクウェア・エニックスが8月22日に発売した、PS4/Nintendo Switch/PC(Steam)用アクションRPG『鬼ノ哭ク邦』の名場面集をお届けします。
※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。
隣国の王子に恋した姫君アイシャの悲しい物語
“鬼ビ人”は技奥樹で記憶を解放することで、過去の物語を見ることができます。記憶はぞれぞれ4つあり、“鬼ビ人”になってしまった原因である強い想いを知ることが可能です。
1人の男性を愛し、生きる支えにしていたアイシャ
“鬼ビ人”となる前、アイシャは小さな国のお姫さまでした。
両親の“民のため”という言葉を忌々しく思っていたようで、その言葉の裏に隠された“自分たちのため”という思いを見抜き苦しんでいました。
その苦しみを癒してくれたのが、隣国の王子の存在です! 姫と王子の恋だなんて素敵……乙女心にグッとくる展開ですね。
お互いに愛し合い、とても幸せだったとアイシャは語っていますが“鬼ビ人”になってしまうような悲劇が彼女を待っているんだと思うと1つ目の記憶を見た時点で心配になります……。
次の記憶では、幸せな日々を送っていたアイシャに大国の王子との縁談が持ち上がります。
両親は大喜びだったようですが、アイシャは違いました。両親の自分たちの利益を喜ぶような様子を見たアイシャは、生まれ育った国を捨て愛する王子と共に逃げる覚悟をします。
ですが、2人はすぐに追手に見つかり捕まりそうに。そんなとき2人は「一緒にいられるなら死さえいとわない」とある約束をします。そして……2人は笑顔で命を絶ってしまいました。
愛を求め、愛に迷い、それでも愛されたいと願う“鬼ビ人”アイシャ
愛のために命を絶った2人。とても悲しいことですが、強い信念があってこその行動であれば、後悔はなく“迷イ人”にはならなかったはずです。
それなのになぜ、アイシャは“迷イ人”となってしまったのか。それはぜひ、実際にゲームを遊んで確かめてみてください。
自分がアイシャの物語を読んで、とても心に残ったのは彼女の「私は、私を愛してほしかった」という切実な願い。
そもそも彼女は、両親である国王たちに愛されていませんでした。国王たちは“民のため”を口にしながら、実際には“自分たちのため”の発展しか考えていなかったわけですから。
愛を与えられなかったアイシャが、愛を求めて命を絶った。でも、その愛に迷い、それでもやっぱり愛されたいと願うアイシャの気持ち……せつないです。
ただ誰かに1番に愛されたかった強い心残りがアイシャを“鬼ビ人”にしてしまったんですね。
ちなみに“鬼ビ人ノ記憶”は主観をもって語られるため、一部の情報は不明瞭で、行間を読む楽しみもあります。ぜひみなさんも実際にゲームをプレイして、アイシャの物語を解釈してみてはいかがでしょうか?
© 2019 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
Developed by Tokyo RPG Factory.
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
鬼ノ哭ク邦(オニノナククニ)
- メーカー: スクウェア・エニックス
- 対応機種: PS4
- ジャンル: ARPG
- 発売日: 2019年8月22日
- 希望小売価格: 5,800円+税
鬼ノ哭ク邦(オニノナククニ)
- メーカー: スクウェア・エニックス
- 対応機種: Switch
- ジャンル: ARPG
- 発売日: 2019年8月22日
- 希望小売価格: 5,800円+税
鬼ノ哭ク邦(オニノナククニ)(ダウンロード版)
- メーカー: スクウェア・エニックス
- 対応機種: PS4
- ジャンル: ARPG
- 配信日: 2019年8月22日
- 価格: 5,800円+税
鬼ノ哭ク邦(オニノナククニ)(ダウンロード版)
- メーカー: スクウェア・エニックス
- 対応機種: Switch
- ジャンル: ARPG
- 配信日: 2019年8月22日
- 価格: 5,800円+税
鬼ノ哭ク邦(オニノナククニ)
- メーカー:スクウェア・エニックス
- 対応機種:PC
- ジャンル:RPG
- 配信日:2019年8月22日
- 価格:5,800円+税