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でんでんむしが主人公のバカゲーでしょ…→あれ? 良ゲーかも

イナヤ マギ
公開日時

 QCPlayより配信予定のiOS/Android向けアプリ『最強でんでん』のCBTが開始されました。

 このCBTに参加した模様を2回に渡ってお届け! 今回はお手軽なのにやりごたえがあるゲームシステムについて紹介します。

最強の“でんでんむし”を育てて世界を救う放置系アドベンチャー

 本作は魔神によって滅亡寸前の100年後からやってきた“でんでんむし”を育てて、魔神を倒すアドベンチャーゲーム。

 魔神がいる各エリアを探索して情報を集めつつ、魔神に勝つことができる最強の“でんでんむし”を育て上げましょう。

エリアを探索して魔神の使徒たちの情報を集めよう

 倒さなければ行けない魔神は8柱。“高麗”や“大和”といった8つのエリアに潜んでおり、居場所が分かりません。

 各エリアは複数の小さなエリアに分かれており、魔神に忠誠を誓う“使徒”が各小エリアを牛耳っています。まずは小エリアを探索して使徒を探し出し、倒していきましょう。

食料が尽きるまでエリアを探索

 本作は、いわゆる“放置ゲーム”と呼ばれるもので、“でんでんむし”に食料を持たせて探索に行かせると、食料がなくなるまで自動で探索してくれます。

 でんでんむしがコインのアイコンまで進むと、エリアの周りにあるルーレットが回り、止まったマスに応じた報酬がゲットできます。


 敵のアイコンにきた場合、ルーレットは回らず、オートでの戦闘となります。勝てばでんでんむしの進化に必要な“魔神細胞”と色々なアイテムが入った“戦利品宝箱”がもらえます。


 またアイコンに止まると情報ポイントがゲットでき、そのポイントを消費して、ルーレットのマスの強化やエリア開放、でんでんむしのステータスアップなどが行なえます。


魔神の使徒を見つけ出して倒そう

 情報ポイントを一定数ゲットすると、魔神の使徒を見つけ出して戦うことができます。


 使徒に仲間がいる場合は、仲間をすべて倒すと使徒自身と戦えます。使徒は1度勝っても逃げてしまうため、もう1度探索して勝たないと完全には倒せません。

 1度使徒に勝てば、情報ポイントを使って新たな小エリアを開放することができます。もし負けてしまってもゲームオーバーなどにはなりませんが、再戦は次の探索からとなります。

食料がなくなったら探索終了

 でんでんむしの進行には食料を消費します。食料がなくなった時点ででんでんむしは進まなくなってしまいますので、報酬をゲットし、使徒を倒したり、情報ポイントの割り振りなどをしてから探索を終了しましょう。

 これで1回の探索は終了です。また探索に出かけたい場合は、食料を補給してから出発しましょう。

 放置ゲームということもあり、自分が忙しい間も進んでくれるのはありがたいのですが、でんでんむしのため、進むのがものすごく遅い! もしサクサク進みたいという場合は“時間加速器”を使って進行スピードを一時的にアップしましょう!

最強のでんでんむしに進化させよう

 主人公は100年後からきた、ただの“でんでんむし”。このままでは魔神とまともに戦うことすらできません。ですので、探索で魔神を探しつつ、でんでんむし自身を強化していく必要があります。

体に魔神細胞を埋め込んで進化

 でんでんむしを手っ取り早く強くする方法、それは敵である魔神の細胞を埋め込んで進化させること!

 “体”、“捕食システム”、“脳域”、“ニューロン”、“視覚”それぞれに、魔神の細胞を埋め込んで進化させていきます。

 進化でレベルが上がると新しいスキルを得ることができます。攻撃や防御などの戦闘ステータスのアップ、文化や芸術などの基本ステータスのアップの他に、特殊器官をゲットすることもできます。

特殊器官を移植すると見た目も変化

 進化ボーナスなどでゲットできる“特殊器官”は、移植すると攻撃ステータスが上昇し、特殊能力を得ることができます。 

 つければつけるだけ強くなるのですが、見た目がとんでもないものになっていくのも特徴。個人的には、この“キメラ”っぽい感じが好きでした!


貴重品で基本ステータスアップ!

 でんでんむしには、攻撃ステータスの他に、基本ステータスとして“人気”、“芸術”、“信仰”、“文化”、“技術”があり、この数値によって進化レベルの上限が決まっています。

 進化ボーナスでもアップできるのですが、美術品や遺物などの“貴重品”を入手することでアップすることができます。こちらはガチャやイベントなどで入手できます。


 持っているだけでもステータスアップできますが、“活性化”や“改良”することで、色々な効果も発揮することができます。

基地で探索に役立つアイテムを集めよう

 でんでんむしの基地では、本作のお金にあたる“黒おたま”、食料になる“キノコ”、探索スピードを速くできる“時間加速器”など探索に役立つアイテムがゲットできます。時間経過で生成されるので、ときどき覗きに来ましょう。

 この基地には故障した機械や謎の建造物が存在します。エリアの探索を進めたり、基地を調べるなどすることで新機能が追加されたり、アイテムや貴重品がゲットできたりするので、隅々まで探索してみましょう。


ライトにもハードにも遊べる放置ゲーム

 本作の魅力のひとつは、遊びやすさ。放置ゲームは、自動で進行する分、速く進ませることが難しい(もしくは課金が必要)という印象があったのですが、本作はゲームスピードをアップできる“時間加速器”が、基地での生成や他システムでも稼げるため、非常に進行しやすかったです!

 これなら、気軽に遊びたい方もどんどん進みたい方も両方楽しめると思います。

 次にやりごたえ。探索できる小エリアと使徒の数が多いので、じっくり楽しむことができると思いました。

 探索が進んでくると、同じ小エリアを何度も探索するので若干中だるみしてくるところもありますが、基本ステータスに応じた特殊イベントがあり、後半になっても楽しめるようになっています。

 システム的にも、でんでんむしの強化や貴重品の収集&強化など、すでに結構なボリュームがあるように見えますが、ここまで紹介したのは、本作のシステムのほんの一部。

 他にも遺伝子を操作したり、仲間が増えていったり、宝の地図で宝探しをしたり、模擬戦をやったり、ソリティアをやったりと、遊べるシステムがどんどん増えていって飽きさせません。



 ただ、前回のレポートでも書いたとおり、グラフィックで少しグロい表現があり、好き嫌いが分かれる可能性があります。

 CBTと正式配信版ではシステム内容やゲームバランス等が異なる場合がありますが、現時点では暇つぶしにも本気で遊ぶにも楽しいタイトルになっているなと感じました。

 公式Twitterにて今後の予定などが発表されますので、気になった方はチェックしてみてください!

※記事の内容はCBTの時のもので正式版と内容が異なる場合があります。
©QCPlay

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