『ダンジョンに捧ぐ墓標』スピンオフ作品は穴に注意が必要!? ワンダーランドカザキリの来年の抱負は?【年末企画:電撃インディー#155】

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 電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は、電撃インディーが注目しているパブリッシャー(電撃インディーファミリー)へ4つの質問を慣行!

 本記事では、ワンダーランドカザキリさんに2021年はどうだったかや、2022年の抱負などを伺っています。

 なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

ワンダーランドカザキリの2021年&2022年

――2021年どのような年だったでしょうか?

 今年は、1年開発してきた『ダンジョンに捧ぐ墓標(ダン墓)』を4月にダウンロード版でリリース、パッケージ版を8月に発売しました。

  • ▲『ダンジョンに捧ぐ墓標』

 移植・開発もパブリッシュもほぼ1人でやっているので、開発のバグフィックスなどもそうですが、ストアの登録やパッケージの手続きなど前半は『ダン墓』でいっぱいいっぱいの年でした。

 後半は、燃え尽き症候群でしょうか……現在は比較的のんびりと開発してます。

 しかし、世の中のインディーゲームも盛り上がり、一般ゲーマーへの認知も上がってきました。

 それに伴い、インディーゲームの開発者も次々登場してまさに群雄割拠。おもしろそうなゲームばかりで「あぁやばいなぁ自分ももっと作らないと」と、思いながら焦りが募る毎日を送っています。

※電撃インディーではレビュー記事を掲載中。ぜひチェックしてみてください!

――2021年もっとも衝撃を受けたインディーゲームありましたでしょうか?

 所謂インディーゲームとではないと思いますが、スクウェア・エニックスの『ダンジョンエンカウンターズ』です。

  • ▲『ダンジョンエンカウンターズ』

 コンピューターゲームの楽しさのエキスだけ凝縮したようなゲームデザインで、こんなのが大手で出せちゃうんだと驚きました。

 自作の『ダンジョンに捧ぐ墓標』もオールドなゲーム本来のおもしろさを目指したのですが、ここまで凝縮してもまだ楽しいということを知りました。

 コンピューターゲームのおもしろみってこういう所だったよなと改めて再確認できた作品でした。

――2022年の新作情報なども(あれば)アピールしてください!

 Nintendo Switch版などでご好評いただいた『ダンジョンに捧ぐ墓標』のスピンオフゲーム『ダンジョンに捧ぐ穴』をiOS/Android向けに開発中です。今回は“穴”です。“穴”にご注意を! 配信ご期待ください!

――2022年の抱負を教えてください。

 “ゲームをたくさんプレイする”です。インディーゲーム開発者ってとにかくゲームの大ファンなはず。

 でも、開発ばかりしていると遊ぶ時間が減ってしまい(目も疲れますし……)、大人になると時間の関係もありRPGをクリアできなくなると聞きました。

 「そんな大人になりたくない!」ので、手を付けたらエンディングまでしっかりプレイできる大人になろうと思います。

 そしてまだまだ作りたいゲームのアイディアはたくさんあります! 必ず形にしたいと思います。


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