わからぬが、我らはそのわずかな希望にすがるしかない（ガーンズバック）【FFBE幻影戦争名言集】

　スクウェア・エニックスのiOS/Android用アプリ『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争（FFBE幻影戦争）』の名言集をお送りします。

　本作は、『ファイナルファンタジー』シリーズのタクティカルRPG最新作です。舞台は、ラピスの世界にあるアードラ大陸。古来よりクリスタルの伝説が語られるこの地で、覇権をめぐる幻影戦争の物語が始まります。

　今回は、“第2部　ゲイルハイランド戦役　第5章　消せぬ火種　第3節　蠢く影　Battle4　待たれる覚醒の刻”より、ハインドラが誇る六人の将・牙刹六陣を束ねるガーンズバックの名言をお届けします。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

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わからぬが、我らはそのわずかな希望にすがるしかない（ガーンズバック）

　今回、取り上げるキャラクターは第2部から登場するハインドラのキャラクター・ガーンズバック。ハインドラの牙刹六陣のひとりで、メンバーを束ねるリーダーでもあります。牙刹六陣っていう名前が格好いいですよね。自分の中に眠る中二の心がくすぐられます……。

　個人的にはビジュアルが公開された段階から「なんか裏切りそうだなー」と予想していました。やはり自分のようなおっさん世代だと、竜騎士の格好をしているキャラクターは裏切りそうなイメージがあるんですよ。それで裏切ったあと、「だいじょうぶだ‥‥ おれは しょうきに もどった！」とか言うんですよね。戻ってないのに。そして、また裏切る（笑）。

　まぁ、ガーンズバックはそこまで分かりやすい裏切りをするわけではありませんが、王であるオベロンの知らないところで裏で動くことがあります。

　ガーンズバックは自身の竜の血脈もさることながら、忠誠を誓っているハインドラ家の血筋をもっとも尊いものだと考えており、それを絶やそうとする者はどんな相手でも排除しようとします。

　ハインドラの若き王であるオベロンはかつてリケロス城に幽閉されていた過去があり、そのときに城から救出してくれたジェーダンを神のように崇めています。後にオベロンがそのときの状況を独白してますが、その状況を考えれば救ってくれた彼を慕うのも当然だと思います。直接的な描写ではないですが、性的な虐待も受けていたことは確実なのでオベロンが不憫です。

　ただ、ガーンズバックはジェーダンがオベロンを従えることができるのか怯えていると考えています。ここはガーンズバックの竜の血脈に対する自信と誇りを感じますね。

　また、ジェーダンがオベロンの妹であるアライアを娶ることに関しても彼女は人質ではないかと考えています。

　その後のジェーダンのセリフによると、純粋に幼なじみであるアライアを愛しているようですが、陰謀の渦巻く世界なので勘ぐってしまうのも仕方がない気もします。同じ牙刹六陣であるレズニックもガーンズバックの言葉に納得していましたしね。

　ジェーダンがオウィスの姫であるルティアルの持つ“指輪”を狙っていると考えるガーンズバックは、彼女から指輪を盗む作戦を実行します。

　「その指輪が何者かに盗まれたとしたら……どうだ？」と笑うガーンズバックはちょっと怖かったですね。

　指輪を盗む役目はレズニックが武器商人ギルドの長であるガーブルに依頼することに。サブストーリーに登場していたガーブルがメインストーリーに登場することで「おおっ」となりました。

　その後、ストーリーは進んでジェーダンとオベロンが再会しますが、そこでハインドラ兵がオベロンにガーブルの動向を伝えたことで、ガーンズバックの行動がバレてしまいます。

　ジェーダンを裏切ったことに怒りを露わにするオベロンはガーンズバックに重い一撃を食らわせますが、ジェーダンが止めに入ってなんとか場が収まります。

　レズニックに支えられながら歩くガーンズバックには、なぜか笑みが。
　「……笑ってるのか？」と聞く彼女に、ガーンズバックはオベロンの一撃に磨きがかかっていたことがうれしいと伝えます。

　ハインドラ家に受け継がれる竜の血脈が間もなく覚醒することを確信するガーンズバック。今後、どのような展開になっていくのか、そしてガーンズバックがどう立ち回るのか必見ですね。

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