パックマンついに参戦! 第2章 Part5ではガンダム・バルバトスがパワーアップ!!【スパロボDDコラム#55】
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全『スーパーロボット大戦』ファンに激震が走る……! さる12月10日に生配信された『生スパロボチャンネル』内で、長年『スパロボ』のシリーズプロデューサーを務めてきた寺田貴信さんが、今年8月にB.B.スタジオを退社し、フリーランスになっていたことが発表されました!
筆者的にはここ20年ほどで一番の衝撃でしたが、今後も寺田さんは“スーパーバイザー”としてシナリオや演出面などでシリーズには携わり続けるとのこと。長い間、本当にありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします!!
さてさて、そのほかにも『生スパロボチャンネル』では、『スパロボDD』にまつわる大ニュースが! 『スパロボ30』の初期主人公機であるヒュッケバイン30と、そのパイロットであるエッジ・セインクラウスが、『スパロボDD』に参加することが判明したのです!
しかも新必殺技(SR)“ボウス・ハンズ・スラッシュ”を引っさげて!! 電光石火のスピード参戦に、驚いた方も多いのではないでしょうか。“近日参戦”ということで、参戦の暁には本コラムでも紹介しますので、お楽しみに!
また『スパロボ30』の無料DLCで、我らが『スパロボDD』の主人公機であるディーダリオンと、その変身前の姿であるディドが参戦することも決定しました! しかも、戦闘デモのアニメーションは、よりド派手に進化している模様!!
パワーアップ形態であるディーダリオン・ザアムにはならないようですが、ディーダリオンも約2年間にわたって『スパロボDD』の主役を張ってきた実績をもつ機体ですから、『スパロボ30』でも第一線で活躍できる性能になっていることでしょう。DLCの配信が待ち遠しい!!
さらに、1チーム8ユニットで挑むPVPイベント“対決戦”や、通常の20段階改造を超える“超改造”の実装、スキルオーブの仕様変更など、今後の『スパロボDD』アップデート内容についても発表されました。これらも実装され次第、当コラムでも紹介させていただく予定です。
……以上、詳しいことは『生スパロボチャンネル』のアーカイブ配信を見ていただくとして、当コラムでは『スパロボDD』の、旬な“今”をお届けしてまいります!!
パックマンロボ&パックマン、期間限定参戦! 原作完全再現のSSR必殺技パーツに刮目せよ!!
12月10日には、かねて参戦決定が発表されていたPAC-80-5 パックマンロボ&パックマンが、ついに期間限定で『スパロボDD』に登場! 発表が7月のことでしたから、約5ヶ月……なかなか長かったですね。
パックマンは、1980年にリリースされたナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメントのゲーム『パックマン』の主人公。敵(ゴースト)の追跡をかわしながら、パックマンがメイズ(迷路)に落ちているクッキーを食べまくるというシンプルなシステムの作品ですが、1年間で10万代以上を売り上げるというワールドワイドな大ヒットを飛ばし、2005年にはなんと「最も成功した業務用ゲーム機」としてギネス認定もされているという、まさしく伝説のゲームです。
この作品がなければ、現在のゲームシーンは存在していなかったのかも……。『大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズなどにも登場しているので、若い世代のプレイヤーにもおなじみのキャラクターかも知れませんね。
『スパロボDD』での愛機であるPAC-80-5 パックマンロボは、今年8月に発売された“超合金 パックマン”がモチーフ。ビークルモードへの変形や、飛び出すパンチ、2モードに切り替わる表情、コクピットへのパックマンフィギュアの格納といった超合金に盛り込まれたギミックの数々が、『スパロボDD』でも必殺技の戦闘デモ演出として再現されています。
パックマンロボ&パックマンは『スーパーロボット大戦X-Ω』から電撃参戦したヴァンアインと同じく、ストーリーのない“スカウトイベント”をクリアすることで入手が可能。バトルミッションをすべてこなせば、R必殺技パーツ“256式ブーストユニット”とSR必殺技パーツ“89式超豪拳”を、特性+5まで強化することもできます。難易度は非常に低く設定されているので、『スパロボDD』初心者の方でもチャレンジできるようになっていますよ。
ただし、SSR必殺技パーツ“765式WAKAWAKAアタック”だけはバトルミッションのクリアでは入手できず、開催中の4ステップアップガシャでのみ獲得可能。戦闘デモの演出がものすごく凝っているので、一見の価値アリ!!
PAC-80-5 パックマンロボ&SSR 765式WAKAWAKAアタック
【ユニットデータ】PAC-80-5 パックマンロボ
【ユニットパーツデータ】765式WAKAWAKAアタック
PAC-80-5 パックマンロボ&765式WAKAWAKAアタックの評価(S)
パックマンロボはバランスタイプの、通常攻撃が射程3の実弾で登場。765式WAKAWAKAアタックは、気力の上昇で攻撃力・照準値・運動性増加と、サイズ差による与ダメージ減少効果の無効化、さらに「陸」のとき与ダメージと運動性が上がります。
正直、ネタ枠かと思っていましたが、かなりの高性能での登場でした。現状、陸に限ればトップクラスの回避機体です。ただ、期間限定ということもあって、これ以上の強化が望めないのが惜しいところ。
とはいえ、かなり育てやすいので、初心者には文句なしでおすすめです。パックマンロボが環境的にきつくなったとしても、サブアビリティが攻撃力の増加&バランスタイプの射程+1と超優秀なので、将来的に倉庫の肥やしになるといったことが少なそうなのも評価できます。
パックマンロボのSSR必殺技“765式WAKAWAKAアタック”は、パワークッキーを食べたパックマンが、敵機をイジケ状態のゴーストへと変えて、パクっと食べてしまうというユーモラスな技。原作ゲームでのパックマンは、基本的にゴーストから逃げることしかできず、パワークッキーを食べたときに限り一定時間無敵になり、反撃に転じられるのですが、これを『スパロボ』的にアレンジしたものとなっています。
戦闘デモでは、原作ゲームを完全再現した演出を採用。懐かしの画面と効果音で、我々を古き良き時代へとタイムスリップさせてくれます。パワークッキーの効果時間が残り少なくなってゴーストが点滅したり、攻撃終了時に原作ゲームのラウンド間に流れた“コーヒーブレイク”のBGMを聞かせてくれるのも芸コマですね。たぶん、この画面だけを見たなら、すぐに『スパロボ』だとは気づけないんじゃないでしょうか(笑)。
ちなみに必殺技名にある“WAKAWAKA”とは、パックマンがクッキーを食べるときの効果音を文字で表したもの。“765式”は、言わずもがな“ナムコ”のことですね。
以下は筆者の推測に過ぎないのですが、通常技“333式追尾弾”の“333”は『パックマン』をパーフェクトゲームでクリアした際のスコア“333万3360点”、R必殺技“256式ブーストユニット”の“256”は原作ゲームの総ラウンド数、SR必殺技“89式超豪拳”は“パック(89)マン”に由来したネーミングなのではないでしょうか。このように、原作ゲームとのつながりを探してみるのも楽しいですよ!
なお、パックマンロボ&パックマンのスカウトイベントと、“765式WAKAWAKAアタック”が排出される4ステップアップガシャは12月25日(13:59)までの期間限定開催。この機会を逃すと二度と手に入らない可能性があるので、お見逃しなく!!
“第2章 Part5”でガンダム・バルバトスが新たな姿に!!
12月3日にはメインシナリオ“第2章 Part5”が実装! “第2章 Part4”が11月初旬の実装だったので、わずか約1ヶ月での新ストーリー追加となりました。こちらでは新ユニットとして、ガンダム・バルバトス(第6形態)を獲得できます!!
また、ガシャにはガンダム・バルバトス(第6形態)用のSSR必殺技パーツ“レンチメイス(チェーンソー)”が追加されています。その性能を、とくとご覧あれ!!
ガンダム・バルバトス(第6形態)&SSR レンチメイス(チェーンソー)
【ユニットデータ】ガンダム・バルバトス(第6形態)
【ユニットパーツデータ】レンチメイス(チェーンソー)
ガンダム・バルバトス(第6形態)&レンチメイス(チェーンソー)の評価(SS)
第6形態は第4形態防と同じく攻撃特化タイプ。通常攻撃は射程2の実弾で登場。レンチメイス(チェーンソー)の性能は、無条件で攻撃・防御が上がるほか、戦闘回数により攻撃力・防御力・照準値が増加します。
また、ブレイク状態の敵に対し、命中率と与ダメージがアップする効果もついています。ボスアタッカーとして、かなり高レベルで活躍できる性能になっています。ステージ開始時に気力が上がるのも使いやすくて◎。
ガンダム・バルバトス(第6形態)は、エドモントンでの最終決戦に備え、第5形態をベースに強化を施したバージョン。完全な姿での初出撃は原作『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』第24話で、胸部装甲を増強しているほか、肩部にろ獲したグレイズリッターの装甲、腰部に地上用スラスターが追加され、無補給で長時間の戦闘に耐えられるようになっています。
レンチメイスは、第5形態(地上戦仕様)の武器として原作第21話で初登場。モンターク商会から提供された武器のひとつで、太刀を「使いづらい」と敬遠した三日月が、この武器を見つけて「いいのあるじゃん」と言って持ち出しました。
別名を大型特殊メイスといい、通常のメイスと同様打撃に使えるほか、先端部に開閉機構を備えており、敵機を猛烈な力で挟み込むことが可能。さらに、開閉部に内蔵されたチェーンソーで敵機を切り刻むという、凶悪な機構をも備えています。
モビルスーツの携行武装としてはあまりにも異形であるためか、一緒に出撃したシノも驚きの声を上げていましたが、野性的な三日月の戦い方とは抜群の相性で、カルタ隊のグレイズリッターを文字通り次々と叩き潰していきました。原作第21話で、ビスケットの死に怒った三日月は、カルタ・イシュー機の頭部をレンチメイスではさみ、そのまま頭上高く持ち上げた後、地面に叩きつけるという荒業も見せています。
『スパロボDD』におけるSSR必殺技“レンチメイス(チェーンソー)”の戦闘デモでは、胸部装甲が未完成のまま出撃し、カルタのグレイズリッターの腕部を砕いた原作第23話での一撃が再現されています。
なおレンチメイスは、瀕死の重傷を負ったアインを阿頼耶識システムの生体ユニットとして組み込んだグレイズ・アインの機敏な動きの前にはほぼ通用せず、原作第1期の最終話に当たる第25話で破壊されてしまいました。そのグレイズ・アインを葬り去ったのが、かつて三日月が敬遠していた太刀だったというのは、死闘のなかで研ぎ澄まされていく彼の闘争本能を如実に示したエピソードと言えるでしょう。
SSR必殺技パーツ“レンチメイス(チェーンソー)”は恒常のレアガシャにも追加されていますが、ピックアップ排出される4ステップアップガシャは12月31日(13:59)までの開催です。
ここからは、“第2章 Part5”の展開をちょっとだけ公開! 詳細はプレイして確かめてみてくださいね!!
サイバスターの最強必殺技“コスモノヴァ”登場! コン・バトラーVの切り札“グランダッシャー”も実装!!
SSR コスモノヴァ
【ユニットパーツデータ】コスモノヴァ
コスモノヴァの評価(SS)
無条件でスピード、気力の上昇で攻撃力・運動性・必殺技威力が上がります。また、攻撃を回避するたびに照準値が上昇し、命中時には「覚醒」も発動します。
ここ最近のメイン効果としてはシンプルにまとまっていますが、必要な能力は十二分に揃っていますね。イベントオーブで気力+20の効果を得られているならば、間違いなく入手して損はない性能です。今回の交換所でイベントオーブの復刻があれば、最高だったかなとは思います。
開催中のイベント“天に新星、地に光路”の4ステップアップガシャで、サイバスターの3つ目となるSSR必殺技パーツ“コスモノヴァ”が期間限定で登場!
コスモノヴァの初使用は、1992年発売の『ヒーロー戦記』。同作でのサイバスターは、ストーリー上で顔見せ的に登場した後、条件を満たすことで最終局面のみ仲間になる隠しキャラクターだったので、その最強必殺技たるコスモノヴァも、同じく隠しキャラクターであるグランゾンのブラックホールクラスターと双璧をなす、作中屈指の威力を誇る必殺技でした。見た目もブラックホールクラスターの色違いだったんですが(笑)。
そして、翌1993年発売の『第3次スーパロボット大戦』からは『スパロボ』でも使われるように。以降は、概ね弾数制で1発のみ使えるサイバスターの最強必殺技として君臨しているのですが、スパロボ初登場の『第3次』をはじめ一部の作品では弾数制でないこともあります。初期状態で3回使える『スパロボDD』も、その一例ですね。
ちなみに、コスモノヴァの戦闘デモでの演出は作品ごとにまちまち。『スーパーロボット大戦OGサーガ 魔装機神』シリーズでは、サイバスターの頭上に4つの魔法陣が十字を描くように現れた後、それらが胸の前で重ね合わさってひとつの魔法陣になり、そこから4条の光が放たれるという技になっており、『スパロボDD』や『スパロボ30』などでもこのタイプが採用されています。
SSR グランダッシャー
【ユニットパーツデータ】グランダッシャー
グランダッシャーの評価(SS)
気力が120以上になったときに加え、戦闘回数で攻撃力・防御力が強化がされます。また気力10上昇ごとに照準値もアップ。
さらには、ブレイクゲージ減少量アップに、命中時に敵ユニットの気力減少の効果つき。コスモノヴァに負けず劣らず、こちらも優秀な性能です。支援機として間違いなくトップクラス。ワンダーレストや「脱力」も装備させれば、気力下げ要員としては右に出るものがいないレベルになりますね。
“コスモノヴァ”と同時に追加された、コン・バトラーVの4つ目のSSR必殺技パーツ“グランダッシャー”。“第2章 Part5”のストーリー中でも大活躍している必殺技です。
原作『超電磁ロボ コン・バトラーV』では、オレアナ城での決戦に向けて四谷博士が開発した新兵器として第26話で初登場。胸部から照射するグランライトウェーブレール(光波レール)を利用した加速倍増装置のことで、体当たりなどの破壊力を増大させることが可能です。また、グランライトウェーブレール照射後にコン・バトラーVを高速走行形態に変形させて繰り出す突進攻撃のことも指しており、同話ではオレアナ城の堅固な防衛線を強行突破するために使われました。
原作第27話では超電磁スピンを弾き返した、マグマ獣マグナムに対して使用。見事トドメを刺したことからか、『スパロボ』シリーズでも、超電磁スピンを上回る最強必殺技として扱われることがありますね。なお、この際のグランライトウェーブレールは直線のレール状ではなく、螺旋のトンネル状に照射されていました。
原作第40話では、グランライトウェーブレールの代わりに超電磁竜巻でマグマ獣マリオネラの動きを封じて放たれました。この一撃はマリオネラの胴体に風穴を開けましたがトドメとはならず、その直後に超電磁スピンを使用しています。
原作第45話では2体合体マグマ獣スカルプ・ジェロニモを相手に使用。上半身のスカルプダッシュをグランダッシャーで撃破した後、下半身のスカルプを超電磁スピンで倒しています。
原作最後の使用は最終話(第54話)。この技で、作中最後のマグマ獣となった、インドラ、アシュラ、マスバラの3体が合体した三面マグマを撃破しています。その後、女帝ジャネラのセント・マグマに対して超電磁スピンを放っているので、最後の必殺技ではないのですが……。
なお、グランダッシャー使用時の高速走行形態は、放送当時発売されていた玩具シリーズ・ポピニカでも再現が可能。5機のバトルマシンが実際に合体することで、空前の大ヒットを巻き起こしたこの玩具では“コンバトラー重戦車”と呼称されていました。
後番組の『超電磁マシーン ボルテスV』放送時に発売された、ボルテスVの超合金も同様に重戦車形態に変形可能だったのですが、こちらは作中には登場しませんでしたね。
イベント“天に新星、地に光路”と、その4ステップアップガシャは12月15日(13:59)までの開催! もうほとんど時間が残されていませんので、ゲットしたい方は今すぐログインを!!
……といったところで、今回はここまで! そうそう『生スパロボチャンネル』では、メインストーリーの重要人物であるハーザが、クリスマス限定のSSR支援パーツとして登場することも明かされていましたね! 声は、みかしーこと三上枝織さん!! こちらも次回、今年最後の『スパロボDD』コラムで紹介する予定ですので、お楽しみに!!
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スーパーロボット大戦DD
- メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
- 対応端末: iOS
- ジャンル: SRPG
- 配信日: 2019年8月21日
- 価格: 基本無料/アイテム課金
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- メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
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- ジャンル: SRPG
- 配信日: 2019年8月21日
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