『黎の軌跡』はヴァンあってこそ! 魅力的な新主人公のストーリーに注目【すんゲー21本、特集】
- 文
- アツゴロウ
- 公開日時
- 最終更新
2021年の年末年始の特別企画として、電撃オンラインがユーザーにオススメしたいタイトルをプッシュする“すんゲー21本、”特集をお届けします。
この記事でレコメンドするのは、日本ファルコムのPS4用RPG『英雄伝説 黎の軌跡(クロノキセキ)』。その魅力や注目ポイントを熱く語ります!
正統進化しつつ新規にも入りやすい『軌跡』最新作
『黎の軌跡』は、日本ファルコムの名作ストーリーRPG『軌跡』シリーズの最新作。これまでのシリーズ作品と同じく、ゼムリア大陸という架空世界の物語ではあるものの、主要キャラクターや描かれる舞台はほぼ新規のものに。それでいて『軌跡』シリーズの魅力である、重厚な世界観や人間ドラマは健在で、『軌跡』ファンのみならずRPG好きなら誰でも楽しめる内容に仕上がっています。
また、コマンド選択式のAT(アクションタイム)バトルとフィールド上でのアクションのどちらでも戦えるなど、戦闘システムも一新。このおかげでよりスピーディかつ戦いがいのある戦闘が楽しめるようになっています。
さらに、新ゲームエンジンのおかげでグラフィックのクオリティが向上。発売後のアップデートでフレームレート60fpsにも対応しました。戦闘中の演出などは、見違えるほどよくなっているので必見です!
全体的なクオリティは、間違いなく『軌跡』シリーズ最高峰。『軌跡』最新作にふさわしいデキだと断言しちゃいますよ!
人間的な魅力あふれる新主人公、その名はヴァン・アークライド
ストーリーやキャラクターなど、いろいろ語りたくなる魅力にあふれた本作ですが、一番に推したいのはやはり主人公のヴァン。彼の存在あってこその『黎の軌跡』だと思います。
表沙汰にできない相談事やきな臭い事件の調査など、さまざまな依頼を請け負う‟裏解決屋(スプリガン)”のヴァン。見た目的にもクールで、ハードボイルドな人物なのかな? と多くの人が思うでしょう。初見では。
ですが実際にプレイしてみると、‟気さくで面倒見のいいお兄さん”としか言いようがない印象。しかもスイーツ、車、サウナにこだわる趣味人というオマケつきです(笑)。普通にいいヤツですよこの人!
この人当たりの良さと、裏社会に通じる‟裏解決屋”の立場もあって、多方面に顔が広いのも魅力です。情報屋から結社《身喰らう蛇(ウロボロス)》のエージェントまで、裏の人間は大抵知り合いですし。
表社会でも、遊撃士協会や政府のCID(中央情報省)には知己がおり、のちのちは他国の王子や有名な映画監督などからも信頼されることに。まあそのおかげで余計な苦労をしょい込むことも多いんですけどね(笑)。
そんなヴァンですが、当然ながら裏社会に生きる者として、ときには自分の手を汚す覚悟も持ち合わせています。また、自分が犠牲になることをいとわず行動する場面が多いのですが、どうやらこれは彼の過去に何かある様子。
ヴァンの過去に何があったのか? そして、本作でさまざまな人々とかかわった彼がどう行動していくのか? こういった部分を含めて、本作は非常に見どころの多いストーリーになっています。
個人的には、ヴァンの生き様を見ていくだけでも本作をプレイする価値はあったと思います! ぜひもっと多くの人にプレイしてもらって、この想いを共有したいですね。
ちなみに『黎の軌跡』は、本編の序章から第1章までをまるまる遊べる無料体験版がPlayStation Storeより配信中。この範囲だけでもヴァンの魅力はわかってもらえると思いますので、興味のある人は一度プレイを!
(C)2021 Nihon Falcom Corporation. All rights reserved.
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
英雄伝説 黎の軌跡
- メーカー: 日本ファルコム
- 対応機種: PS4
- ジャンル: RPG
- 発売日: 2021年9月30日
- 希望小売価格: 7,800円+税