ガチカードゲーマーが注目するTCG×アニメ『ビルディバイド』が熱い!【電撃冬アニメ×ゲーム】

ライオン松本
公開日時

 2021年10月からアニプレックスより新たにリリースされたオリジナルアニメ×TCGの新作品『ビルディバイド』。

 アニプレックスからは初となるTCG作品でまだまだ生まれたばかりの本作をカードゲーム歴10年越えの私、ライオン松本がガチでレビューしていきます!

 アニメといえばアニプレックスという印象ですが、初となるカードゲームという商品をどのような物に仕上げてくれたのか……早速みていきましょう。

 なお、電撃オンラインではこの冬おすすめしたいアニメに関連するゲームを特集する“冬だ! アニメだ! ゲームも遊ぼう(電撃冬アニメ×ゲーム)”を展開中。この記事もその企画の一環として、Twitterでのプレゼントキャンペーンを実施中ですので、ぜひご参加ください。

アニメと連動する新たな新規プロジェクト『ビルディバイド』

 まず初めに簡単に『ビルディバイド』の説明から。この作品は2021年10月からアニプレックスによって生み出された新作TCG商品です。

 アニプレックスが手がけているということもあり、もちろんアニメ作品との連動もされていて絶賛放送中です。

 アニメはカードゲームという子どもから大人まで食いつけるテーマを扱いつつ、ダークな世界観とアニメ世界特有のハイテク機械でイケメン&美少女キャラたちが実際に『ビルディバイド』をプレイする姿を楽しめます。

 TCGあるあるですが、アニメが面白ければその題材となっているカードゲームも大体面白いんです。そんなわけで、実際にアニメも視聴してきたんですが、カードの細かい演出からバトルシーンまで丁寧に描かれていました。

 記憶喪失の主人公・照人がめっちゃ厨二感があってカッケェ! とかクールでキリッとした目が個人的にツボな桜良ちゃんのこととかアニメ関連についても語りたいですが……今回はTCGとしての『ビルディバイド』を紹介していくので、泣く泣くカット。

 PVを見て何か感じたならぜひとも視聴してみてください。特に20代のカードゲーム黄金期に生きた方々は絶対に刺さるものがあるはず!

●『ビルディバイド -#000000-』第1話あらすじ

 ARインフラが完備された街“新京都”は、“王”と呼ばれる存在に統治され、あらゆる優劣がビルディバイドの強さで決まる理不尽な世界であった。

 ある日、この街をパンを片手にさまよっていた蔵部照人は、チンピラに追われていた少女、晩華桜良をカードの力で助ける。

 その威力を見て、桜良は照人のビルディバイドの能力がかなりのものと見込み、その場でバトルを申し出る。

 彼女は王への挑戦権を得るための“リビルドバトル”を勝ち進むことができる実力者を探していた。

 しかし照人はほとんどの記憶を失っていて……!?

 

『ビルディバイドTCG』のルールは?

 さてさて、続いて『ビルディバイドTCG』の大まかなルールについてです。新規TCGということで、やっぱり初めてのコンテンツはルールや用語などを覚えるのが難しい、もしくは億劫で手が出し辛いという方に向けて簡単に解説していきます。

 なるべく分かりやすいように公式のプレイシートを置きつつ、解説していきます。

勝敗

 まずは勝敗のつけ方について。これはシンプルで、ゲーム開始時に山札の上から10枚をライフ(ゲームでいうところのHP)として、イエローゾーンからレッドゾーン(シート左)に置かれます。

 これを全て削り切った状態で相手プレイヤーに攻撃すると勝利です。または山札が0枚&ライフがない状態でカードを引かなければいけなくなった場合もそのプレイヤーが敗北となります。

カードの種類

 続いてカードの種類です。カードは現状で大きく分けると3種類存在しています。ひとつ目はメインというべき“ユニット”と呼ばれるカードから。

 ユニットは主にエナジーというコストを使ってフィールドに出し、敵プレイヤーを攻撃したり、相手からの攻撃をブロック(防ぐ)してくれる『ビルディバイドTCG』の主役ともいうべきカードたちです。

 続いて両面にテキストの記載がある“テリトリー”と呼ばれるカードについてです。テリトリーは初めに右上のテリトリーという場所に配置しておく特殊なカードで、特定の条件を満たすと裏返すことができます。

 表面は特に効果のないイラストメインのカードですが、裏面は強力な効果を持ったものとなっているもので、言わば切り札的な存在ですね。

 最後に特定の効果を相手プレイヤーや場のユニットに与える“コマンド”カードについてです。これは他の2種類のカードとは違って、使えばフィールドに残らずに墓地へと行ってしまう使い切りのカードです。

 効果はさまざまで、使えば山札から追加でカード引けたり、敵ユニットを破壊したり、味方ユニットを強化したりと多く存在しています。ちなみにこちらもユニット同様に使用する際はエナジーを支払う必要があります。

 以上の3種類のカードを使ってデッキを作ってゲームをスタートします。ざっくり構築のルールも記載しておくと、ユニットとコマンドのカードのみで40~50枚の束を作り、それとは別に1枚だけテリトリーカードを用意できればオッケーです。

 他にも細かい構築ルールはありますが、その辺りは公式サイトの基本ルールを参照してみてください。

ターンフェイズ進行について

 そしてゲームの進行についてです。俗にいうところのターンフェイズの説明です。手順は以下の5つ。

1.スタンドフェイズ
2.ドローフェイズ
3.メインフェイズ
4.アタックフェイズ
5.エンドフェイズ

スタンドフェイズ

 まずは1.スタンドフェイズですが、これはフィールドとエナジーゾーンにあるカードを横向きから縦にするフェイズです。

 フィールドにいるユニットが攻撃宣言をしたり、カードをプレイする際にエナジーを支払うとき、そのカードをレスト(横向き)しなければいけません。スタンドフェイズではそのカードを再びつけるようにするということです。

ドローフェイズ

 続いて2.ドローフェイズですが、これはそのままの意味で、山札から無条件で1枚カードを引くことができる手札補充の行動です。ただし、先行プレイヤーの1ターン目はこのフェイズをスキップしなければいけません。

メインフェイズ

 3.メインフェイズでは手札からカードを使って、2つ行動を行うことができます。まずはエナジーの補充です。

 エナジーは前述した通り、カードをプレイする際に支払うコストで初期は2枚あります。強力なカードをプレイするには、必然的に大きなコストを要求されるわけで、なるべく毎ターンこの行動はしたいですね。

  • ▲強力なカードほどコスト(対価)も大きくなります。もちろんそのコストに見合ったやばい効果やパワーを持っています。

 続いてカードのプレイです。各カードの左上にある大きな数字がコストとなっていて、エナジーゾーンから指定コスト分をレストすることで、初めてカードをプレイできます。

 ちなみにエナジーがあるかぎりは、コストを支払い続けて何枚でもカードをプレイすることができます。

 またカードには相手ターンに使用できるタイミングがあるクイックという種類のカードもあったりします。

  • ▲コマンドタイプの妨害系のカードは大体クイックです。

4.アタックフェイズ

 4.アタックフェイズは文字通り、ユニットを使って相手プレイヤーやユニットを攻撃するフェイズです。攻撃したいユニットをレストして対象を選択したらアタックが成立し、相手プレイヤーはブロックするかライフで受けるかを選びます。

5.エンドフェイズ

 5.エンドフェイズも文字通りですね。自分のターンを終了して相手プレイヤーへと手番を渡します。

 ここまでが基本的なルールとなり、逆にこれだけを覚えてしまえばあとはアニメを見たり、遊んでいけば簡単に細かい部分もマスターできるはずです!

ここがすごいぞ『ビルディバイドTCG』!

 TCG経験者ならこのゲームの1弾カードリストを見れば大体同じ感想が出ると思いますが、初弾とは思えないほどカードパワーが高いカードやテクニカルなテキストが多いんですよね。

 たとえばこの青のカード“新兵器開発”はたった4文字のテキストですが、内容は2ドローと手札1枚消費で2枚のリソースを得ることができるカードです。

 カードゲームにおいて、手札の数=できることの多さなので、基本的に1枚のカードでとれるアドバンテージは1対1ぐらいにしておかないとバランスが崩れちゃうはずなんですが……。

 よしんば2ドローをできてもデメリットは多少あるはず、もしくはインフレが進んでから出なければあんまり出てこないタイプのカードのはずなんですよ。

 もちろんユニットにもヤバい奴が普通に紛れています。一例にこの赤の“不屈の獅子 ライオネル”というカードです。大体のカードゲームで言えることですが、ユニットなどのパワーが設定されているカードはコスト1ごとに対して1000ほどのパワーラインが妥当です。

 そこから持っている効果の強力さでパワーが下がっていくというのが、大体のカードゲーマーの常識……その前提で見てみましょう。

 パワー6000でさらにユニットを破壊したらスタンド、その上に自分がやられたらコストを払えば復活。なにこれ。

 相手が小型のユニットを並べて速攻を仕掛けてきたら返のターンに全部殴って破壊、ブロックを主に使う白色相手でもブロックされてバトルに勝てばスタンド、破壊を使ってくる黒はそもそも復活するから除去できない……とんでもないパワーカードですよ、これ。

  • ▲ちなみに赤は味方ユニットのパワーラインを低コストで上げれるので、ライオネルを使えば大体のユニットを破壊できるという……。

 こんな感じで、ルール自体も面白そうなのにカードも初めから強力なものばかりで、他のTCGをやっている人はそのパワーカードの数々で楽しめて、初心者の方はシンプルなテキストゆえに遊びやすいと誰にでもオススメできる商品に仕上がっているんですよね。

 そこにプラスしてカッコいい&可愛いカードも多いのが個人的に嬉しいところ。やっぱりカードはイラストも神だとモチベが上がりますし、コレクション要素としても楽しめるのも嬉しい部分です。

 既存のTCGプレイヤーから初心者と幅広く楽しめそうな新規カードゲーム『ビルディバイドTCG』。強い組み合わせを使って堅実にデッキを作って大会へ挑むのもよし、多くのカードを組み合わせてロマンコンボを楽しんでよしとカジュアルからガチまでいくらでも楽しめそうです!

 まだまだ始まったばかりのカードゲームですし、始めるなら今ですよ!

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