【電撃の逸品】高コスパ! GPUのBTOカスタマイズでさらに快適な『G-Master Spear Z690D4』の魅力とは[PR]

松野将太
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 電撃オンラインがイチオシする“逸品製品”をピックアップしてお届けする特別企画“電撃の逸品”。

 今回は、“電撃ベストバイ 2021”のデスクトップ部門にも選出されたサイコムの『G-Master Spear Z690D4』のカスタマイズモデルを紹介します。

  • ▲サイコム『G-Master Spear Z690D4』。直販価格は272,340円(価格はカスタマイズ後、税込)。

高コスパでマシンをパワーアップ!

 本製品はCPUに12コア/20スレッドの『Core i7-12700K』、GPUに『GeForce RTX 3060』を搭載するミドルクラスのゲーミングPCですが、いわゆる“BTO(Build To Order)パソコン”でもあるため、一部パーツの交換にも対応しています。

 グラフィックスボードを上位製品に変えて性能を伸ばしたり、ストレージを増設してデータ保存容量を増やすなど、予算や目的に合わせて柔軟なカスタマイズができるのも大きな魅力なのです。

  • ▲カスタマイズ画面。豊富な選択肢の中から、さまざまなパーツをチョイスすることで理想のPCに近づけていけるのがBTOパソコンの魅力です。

 『G-Master Spear Z690D4』のおすすめのカスタマイズのひとつが、GPUをワンランク上位の『GeForce RTX 3060 Ti』に交換すること。

 標準構成のRTX 3060はフルHD解像度~WQHD解像度のゲーミングに適しており、ビデオメモリ容量の大きさが強みですが、高解像度環境ではさすがに厳しさが見えてくるなど、数年後まで見据えたゲーム環境を構築する場合はアップグレードをしておくと安心です。

 一方、『RTX 3060 Ti』はビデオメモリ容量がやや削減される反面、人気のPCゲームで4K解像度・60fpsを狙えるレベルの性能を確保できるのがポイント。

 性能が確保できれば画質の調整もしやすく、PCゲーミングの自由度を高めてくれるわけです。

 『G-Master Spear Z690D4』の場合、『RTX 3060 Ti』にカスタマイズしても標準構成との価格差は1万円~1万5000円前後(2021年12月現在)と、性能に対するコストパフォーマンスが良好な点も見逃せません。

 CPUとGPUが高性能であればあるほど、ゲーミングPCは長く第一線で活躍してくれます。“数年間はじっくりと腰を据えて快適なPCゲームライフを満喫できる”と考えれば、効果的な投資と言えるのではないでしょうか。

  • ▲カスタマイズで選択できるMSIの『GeForce RTX 3060 Ti VENTUS 2X 8G OCV1 LHR』。標準価格プラス12,950円で搭載可能です。

カスタマイズ後のパフォーマンスを実測!

 GPUをカスタマイズしたことでPCのパフォーマンスがどれだけ変わるか、ベンチマークを計測してみました。

 計測に使用したのは、12月に最新の大型アップデートがリリースされ人気沸騰中の『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク』です。

 なお、カスタマイズモデルには実際にカスタマイズで選択可能なRTX 3060 Ti搭載カード『GeForce RTX 3060 Ti VENTUS 2X 8G OCV1 LHR』を装着しています。

  • ▲『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク』の各解像度でのベンチマークスコア。
  • ▲『RTX 3060 Ti』を搭載したカスタマイズモデルは4K解像度でも“快適”判定を獲得。平均fpsは60fpsぴったりで、カクつくことなく高解像度のリッチなゲーム描画を楽しめます。

 フルHDから4Kまで3種類の解像度で計測を実施していますが、すべての解像度で『RTX 3060 Ti』を搭載したカスタマイズモデルが上回っています。

 両者の差はフルHDで13%前後、WQHDで21%前後、4Kで24%前後と、解像度が高まるにつれて開いていくのも注目に値するでしょう。

 高解像度対応のディスプレーを使っている、あるいはこれから購入する予定がある、という場合は、性能に余裕があるRTX 3060 Tiを選んでおく方がベターと言えそうです。

 ここからは比較ではありませんが、GPU以外のパーツの性能も分かりやすいよう、CPUやストレージ系のベンチマーク結果も計測してみました。CPU性能を計測できる3Dレンダリング系のベンチマーク『CINEBENCH R23』の結果を見てみましょう。

  • ▲『CINEBENCH R23』のスコア。
  • ▲『CINEBENCH R23』10分間継続実行時の平均実効クロックとCPU温度。

 CPUの『Core i7-12700K』は12コア/20スレッド構成で、ブースト時最大5GHzと高い動作クロックを誇ります。

 マルチスレッドテストのスコアは2万2000ptsを超えており、最新CPUらしく非常にハイレベルな結果でした。

 加えて、『CINENECH R23』のマルチスレッドテストを10分間連続実行した際の平均実効クロックとCPU温度も計測してみましたが、動作クロックはテストを通じて安定しており、CPU温度は最高でも90度前後に抑えられていました。

 本製品のCPUクーラーは空冷で静音性・冷却力どちらも定評あるNoctuaの『NH-U12S redux』です。

 マルチスレッドテストはCPUをフルロードする高負荷なテストですが、『NH-U12S redux』は空冷クーラーでありながら高発熱と言われる『i7-12700K』の発熱をきっちり抑えられており、この点は特筆すべきでしょう。

 最後に、ストレージのベンチマーク結果を見てみます。使用するのは定番の『CrystalDiskMark 8.0.4』です。

  • ▲『CrystalDiskMark 8.0.4』。シーケンシャルリードは3000MB/sを超えており、良好な転送速度が実現できていると言えます。

 シーケンシャルリードは3000MB/s越え、シーケンシャルライトは1600MB/s越えと、トレンドのNVMe SSDらしい高速転送が実現できています。PCゲームの起動やロードはSSDが高速である方が早くなる場面も多く、単純なデータコピーなどでも恩恵を受けられるでしょう。

 『G-Master Spear Z690D4』は、標準構成の価格が259,390円(税込)、今回のカスタマイズモデルの価格が272,340円(税込)。すでに述べているように価格差は12,950円と決して大きくありませんが、ゲームのベンチマークで確認した通り、GPUだけのカスタマイズでも性能差は“価格以上”と言えます。

 標準構成もじゅうぶんに魅力的ですが、予算が許すのであれば、ワンランク上のカスタマイズを選択して長く活躍できるマシンを手に入れてみてはいかがでしょうか。

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