『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』インタビュー。継続的なバランス調整を想定【電撃冬アニメ×ゲーム】

滑川けいと
公開日時

 バンダイナムコエンターテインメント2022年に発売を予定のPS4/Nintendo Switch/Xbox One/Steam用ソフト『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』のメールインタビューを掲載します。

 本作は、世界中で人気の『ドラゴンボール』を題材にした、非対称型アクションゲーム。一般市民であるサバイバーと強敵のレイダーにわかれてそれぞれの目的を達成するために闘う、7対1の非対称型オンラインバトルが展開されます。

 本作のクローズドベータテストが2021年12月に実施されました。メールインタビューではタイトルの特徴や魅力、クローズドベータテストを通して感じた疑問点などをプロデューサーに質問しています。

 なお、電撃オンラインではこの冬おすすめしたいアニメに関連するゲームを特集する“冬だ! アニメだ! ゲームも遊ぼう(電撃冬アニメ×ゲーム)”を展開中。この記事もその企画の一環として、Twitterでのプレゼントキャンペーンを実施中ですので、ぜひご参加ください。

『ドラゴンボール』というIPだからできた非対称型アクションゲーム!

――非対称型アクションゲームにしようと思った経緯を教えてください。また、参考にされたシーンはありますか? 個人的にはフリーザから逃げていくデンデを連想しました。

 今までも“『ドラゴンボール』ならではの要素”をさまざまなゲームジャンルで表現してきましたが、今回は『ドラゴンボール』ならではの“圧倒的な戦略差”とそこから生まれる興奮を表現したいと思い、一般人が登場する非対称型アクションゲームの開発が決まりました。

 やはり闘うだけが『ドラゴンボール』の魅力ではないので、いつもとは違った形で作品の魅力を伝えつつ、それを遊びとしても新しい価値を提供できればと考えております。

 参考としたシーンですが、非常に近いです! ナメック星で数々の超人から隠れてやり過ごすブルマをイメージとしては持っておりました。

――ユーザーに楽しんでもらうために工夫された点、苦労した点を教えてください。特に“これだけは外せない!”というこだわりの部分はどこでしょうか。

 コンセプトにもある“圧倒的な戦力差の体験”という点です。

 本作のような非対称の形式で追いかけっこを行うゲームですと、基本的には人数の多い側が脱出することに徹することが多いかと思いますが、『ドラゴンボール』というIPで、どんなに追いかけっこを行うゲームであっても、サバイバーがレイダーと対峙する瞬間というのは、どうしても切り離すことのできない要素と考えておりました。

 しかし、単純にサバイバーとレイダーが対等に闘ってしまっては、コンセプトにあるような圧倒的な戦力差というものを実現できず、大変苦労しました。

 そういった中で生まれたのが防衛フェーズという要素です。これは脱出という目標を目指す中で、サバイバーがレイダーに打ち勝つというものではなく、脱出に必要な起動システムを守るためにサバイバー同士が連携して、レイダーという圧倒的な戦力と対峙する場面を生み出すことができました。

 1対1では適わない相手であっても、仲間と連携して超タイムマシンによって脱出できた瞬間は、サバイバーにとって一番達成感を得られるポイントなのではないかと思います。


 そういった工夫をしながら、レイダー側は圧倒的な戦力差による爽快感を、サバイバー側は仲間たちと一緒にこの圧倒的な戦力差を覆す達成感を実現しております。一方で、絶妙なバランスで成り立つおもしろさではあるので、今後もいろいろな工夫を凝らしながら、ユーザーの皆様に楽しんでいただければと思います。

――先日クローズドベータテストが行われましたが、反響や手応えはいかがだったでしょうか。特にうれしかったことは?

 クローズドベータテストでは想像していたより多くのポジティブなご意見をいただくことができました。これももちろんうれしかったのですが、本作のコンセプトである“圧倒的な戦力差”を楽しんでいただけたことが何よりうれしかったです。

――レイダー、サバイバーともにデリケートな調整が必要だと感じました。バランス調整の際に心がけていることはなんでしょうか?

 本作のような非対称型アクションにおいては、ルールやゲームシステムだけでなく、ユーザーの皆様のプレイ習熟度によってもバランスは大きく変わってくると考えております。

 ですので、心掛けていることとしてはユーザーの皆様のご意見を聞き、一緒に作り上げていくことです。発売前はもちろん発売以降もユーザーの皆様の反応を見つつ、バランスの調整を継続的に行っていきたいと考えております。

気になるゲーム内容に加えて、サバイバーとレイダーのアドバイスを掲載

――ウーロンのように特殊な能力を持つスキンは、どれくらいあるのでしょうか?

 こちらにつきましては続報をお待ちいただけますと幸いです。

――レイダー、サバイバーのロールを選ぶことができませんでしたが、こちらはテスト用の仕様になるのでしょうか? 製品版でも同様の形を想定されていますか?

 希望ロールの仕様につきましてはユーザーの皆様からも多くのご意見をいただきました。こちらの対応についてはまだ未確定な部分も多いため、方針が固まりましたら改めてお知らせできればと思います。

――アップデートの頻度はどれくらいを予定されていますか?

 正確な頻度は続報をお待ちいただければと思いますが、発売以降もユーザーの皆様に長くプレイしていただけるように運営できればと考えております。

――プレイするための環境はどのようなものになるのでしょうか? 料金形態や他機種とのクロスプレイについてお話いただけますでしょうか。

 詳細な価格は未発表ですが、本作はお求めになりやすい価格での販売を想定しております。また、現状プラットフォームを跨いだ対戦は想定しておりません。

――サービス開始、レイダーの数、マップの数はどれくらいを見据えていますか?

 申し訳ございませんが、こちらでいただいたご質問の内、お答えできるのは発売が2022年であることだけになります。

――『ドラゴンボール』のファンで、はじめて非対称型対戦アクションに触れる方がいると思います。どのように遊べばいいか、サバイバーとレイダー、双方の視点でアドバイスをいただけますでしょうか。

 まずサバイバーですが、一番肝心なのは“無暗に1人でレイダーに立ち向かわないこと”です! 本作は“ドラゴンチェンジ”という超戦士の力を一時的に借りることができる仕様があり、今まで『ドラゴンボール』をプレイされた方でしたらついついレイダーを倒したくなると思うのですが、そこはぐっとと堪えてください。

 レイダーの形態レベルや“ドラゴンチェンジ”のレベルにもよりますが、基本的にはサバイバー1人がレイダーに打ち勝つのは難しいバランスとなっております。そのため、1人の時にレイダーと対峙してしまった場合は、“ドラゴンチェンジ”を使って逃げることもぜひ意識してみてください。

 また、サバイバー側は足止め、やり過ごす、隠れるスキルもありますので、そちらもフル活用して脱出を目指してほしいです。

 レイダー側ですが、初めてプレイされる方が一番苦労するのはサバイバーを見つけることではないかと思います。マップが広いことに加えて、サバイバー側は身を隠すスキルを持っているため、最初は手こずってしまうかもしれません。

 そこで便利なのが“気の探知”スキルです。このスキルを使うことでサバイバーの居場所を一時的に知ることができますので、こちらを活用してサバイバーに対して圧倒的な力の差を見せつけていただきたいです。

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