777円以上の価値ある怖さ。重いテーマも味わい深いホラーゲーム『返校』がセール中【電撃インディー#156】

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 ホラーアドベンチャーゲーム『返校 ‐Detention‐』のNintendo Switch版が、12月26日23:59までの期間、定価1296円のところ40%オフの777円で販売中です。

 なお、12月26日23:59までSwitch用インディーゲームがお得な“Indie World セール”が実施中なので、お見逃しなく!

 『返校 ‐Detention‐』は、映画化もされた台湾発のホラーアドベンチャーゲーム。1960年代の台湾を舞台とした、ただ怖い、恐ろしいだけのホラーゲームには収まらない、奥深い物語を楽しめる作品となっています。

 なお、電撃オンラインは、尖っていてオリジナリティがあったり、作り手が作りたいゲームを形にしていたりと、インディースピリットを感じるゲームをインディーゲームと呼び、愛を持ってプッシュしていきます!

一見不気味で恐ろしいホラーゲーム。だけど……?

 ゲームの舞台は不気味な存在が跋扈する朽ちた学校。主人公はここで謎を解きながら物語を進めていくことになります。

 一見してオーソドックスなホラーゲームのようにも思えますが、プレイを進めると少しづつこの世界に隠された物語の全体像が見えてきます。

 主人公はクリーチャーが徘徊する森に迷い込んだわけでも、殺人鬼の脅威にさらされたロッジに閉じ込められたわけでもありません。

 1960年代の台湾という舞台で描かれる、深く考えさせられるような物語にぜひ触れてみてください。


 ただ、ちゃんと怖いのでホラーが苦手な方は覚悟してプレイを進めてくださいね……!

知らない世界を知る面白さも

 1960年代の台湾は、当然ですが風習や情勢、文化などなど、現代日本とは様々なことが異なります。

 物語はもちろん、謎解きなどのシーンでも宗教観や文化に根付いた仕掛けが登場し、「こういう文化があるんだな」と異文化に触れる面白さがあったりします。

 これはもちろん、趣味や興味の範囲、ジャンルにもよりますが、映画やゲームでよく舞台となるアメリカやヨーロッパ諸国などとは違い、比較的触れる機会の少ない台湾の歴史や文化を知る。という意味でも興味深いタイトルになっています。

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・PC版レビュー:『返校 -Detention-』はストーリーが衝撃。プレイした意味を感じるアドベンチャー

『返校 ‐Detention‐』とは(商品紹介ページより)

紙飛行機が私の夢を運んでくれて… 次に目覚めたら知らない国にいて…
見知らぬ町で新しい人生を始められたら… そうだったらいいのに。

 返校 ‐Detention‐ は東アジア、主に台湾の文化と宗教観、風習などを取り込んだホラーアドベンチャーゲームです。

 1960年代の白色テロ下の台湾を舞台にしており、プレイヤーは冥府の存在が跋扈する朽ちた学校の中を歩き回り、この恐るべき場所に隠された真実を探し出すことになります。

 ストーリーは少年と少女の出会いから始まり、体制と衝突する時代の台湾史を奇妙な形で追体験できます。オリジナル音楽とサウンド、写実的なアートが融合し、息が詰まりそうな雰囲気を作り出しています。


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