『バーチャファイターeスポーツ』伝説の格闘ゲームが復活。世代を超えて殴り合え!【すんゲー21本、特集】

栗田親方
公開日時
最終更新

 2021年の年末年始の特別企画として、電撃オンラインがユーザーにオススメしたいタイトルをプッシュする“すんゲー21本、”特集をお届けします。

 この記事でレコメンドするのは、セガのPS4用格闘ゲーム『バーチャファイターeスポーツ(VFes)』。セガ設立60周年を記念して6月1日に発売された本作を、約半年が経過した現状のプレイ環境も交えて紹介していきます。

新旧のプレイヤーが世代間を超えて“バーチャル”で殴り合い!

 1993年に誕生した3D格闘ゲームの始祖である『バーチャファイター(VF)』シリーズの最新作。オンラインで最大16名が参加できる“トーナメント戦”、“リーグ戦”、“チーム戦”など、esportsシーンに合わせた多彩な遊び方ができるようになっています。

 週末の決まった時間には、ゲーム内の機能としてトーナメント戦も開催され、お手軽にライバルたちとの真剣勝負が楽しめます!

 かつては新宿ジャッキーや池袋サラといった“地名+キャラ名”を名乗るプレイヤーが多かったことでも分かるとおり、アーケード全盛の時代にはやった本シリーズは、基本的に各都市のゲーセンに集まってオフラインで闘うゲームでした。

 しかし、はやりすたりのタイミングが悪くesportsブームに乗り遅れていた“バーチャ勢”も、ついに各自が自宅でオンライン対戦を行う時代に突入! 新作の登場により、『VF5』シリーズを遊んでいたプレイヤーだけでなく、『VF2』~『VF4』時代のプレイヤーも続々と“復帰勢”として参入してきたのです。

 筆者もいわゆる“復帰勢”ですが、自宅で全国の猛者とサクサク闘える環境にドはまり。最近は『龍が如く』コラボコスの鷹嵐を愛用しております。

 これに加えて、『VFes』から始めた“新規勢”も当然ながら参戦中。下は中学生、上は50~60代のベテランまで、さまざまなプレイヤーが入り混じった対戦環境が楽しめます。なかには親子で一緒にプレイしているケースもあり、歴史の長さを感じられますね。

“中段と投げの2択”をベースとした読み合いの魅力は健在!

 ゲーム内容としては、3D格闘ゲームの王道といえる“2択”の読み合いが最大のポイント。現在の主流といえる2D格闘ゲームにくらべると、3D空間を使えるぶん動きの自由度が高い点と、“読み”である程度のスキル差をくつがえせるゲーム性が大きな魅力となっています。

 本作の特徴として“側面からの攻防”もありますが、最初はあまり気にしなくてもOK。ゲームの基本に慣れたあとの、やり込み要素といえるでしょう。

『龍が如く』コラボでコスチューム追加! 運営型のタイトルとして展開中

 本作は、前作『バーチャファイター5FS(ファイナルショウダウン)』のリニューアル版といえる内容なんですが、12月6日には完全な新要素として『龍が如く』コラボのコスチュームが登場しました。チーフプロデューサーの青木さんはつねづね「ユーザーの声にはできるだけ応えたい」と語っていますので、今後の新展開にも期待が持てるアップデートでしたね。

 『龍が如く』シリーズの主要登場人物のコスチュームが、各キャラクターにあてがわれました。“ゴロ美”コスのサラには賛否両論も(笑)。

 ガチ勢向けの情報としては、2022年1月から予選が始まる公式大会でのプロプレイヤー化(2名)が発表されている点も伝えておきたいですね。今後の大会では賞金制も見据えているとのことで、時代を先取りしている他のesportsタイトルに追いつくための施策もガンガン行われています。

 1月から開催される公式大会がこちら。FREE部門の決勝トーナメントでは、2名の選手に“プロライセンス獲得権利”が与えられます。

 というわけで、爆発的な人気というわけではないものの、発売から半年以上が経っても対戦相手に困らない良環境を維持している本作。初心者の受け皿となる配信チャンネルも多いので、今から飛び込んでもみるのもおすすめです!

©SEGA

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら