VOICEROIDのキャラゲー…と思いきや! 『琴葉姉妹とライサント島の伝説』は癒し系RPGとして出来がよい【2021年おすすめ傑作選(5):電撃インディー#170】
- 文
- まさん
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電撃オンラインが注目するインディーゲームを紹介する電撃インディー。今回は2021年に発売された(移植、リメイクなども含む)オススメのインディーゲームを取り上げる特別企画第5回をお届けします。
第5弾は、PC(Steam、DLsite、BOOTH)で配信されている琴葉姉妹が主役のRPG『琴葉姉妹とライサント島の伝説』を取り上げたいと思います!
なお、本作に登場する琴葉茜、および琴葉葵はVOICEROIDでおなじみのキャラクター。最近はゲーム実況などでも使われていることが多いので、彼女たちの姿や声を知っている人も多いのではないでしょうか?
想い出に残る楽しいバカンスのはずが……気が付くと大冒険!?
常夏の楽園・ライサント島へバカンスにやってきた琴葉姉妹。しかし、楽しみにしていたはずの旅行は異常気象の大雨で台無しに……。
魔法を使えるようになった葵ちゃん(?)とともに、茜ちゃんは異常気象の原因である雨の悪魔や、悪魔を崇拝する怪しい人たちと戦うことになってしまうのです。
予想以上にしっかりとしたRPGとして楽しめる本作ですが、なんといっても最大の魅力は琴葉姉妹のカワイらしさ。
お話も雰囲気も、常夏の島に住む人々もどこか優しくて癒されるのですが、主役たる琴葉姉妹がとにかくカワイイ! 戦闘ですらカワイイ! システムですらカワイさを強調しています。
茜ちゃんが葵ちゃんを守りながら戦うんですよ。葵ちゃんが魔法を詠唱する間に、相手の動きを見極めながら茜ちゃんが盾となる。そういうバランスなのです。カワイイ!
店でアイテムを購入しようとして断った時なども、いちいち琴葉姉妹の反応が入ってカワイイ!
サブクエストや釣りなどの要素もあり、バカンス気分で島中を巡りながら楽しく遊べます。釣りと言ってもフィッシングポイントを調べるだけで、簡単に釣れるから大丈夫。
RPGとしてはそんなに長くないのですが、緩めな2Dイラストと3D空間で作られた独特の雰囲気で一気に引き込まれる作品です。
次に行く場所をメニュー画面で琴葉姉妹が語ってくれるのも親切。ゲームの進行度によってタイトル画面のイラストが変わるギミックも凝っていて、遊び心があります。
後半はファストトラベルや移動速度の上がる乗り物も登場するので、移動も快適に。寒い冬だからこそ、琴葉姉妹と一緒に常夏の島を駆け巡ってみましょう!
『琴葉姉妹とライサント島の伝説』商品情報
ハード:PC(Steam、DLsite、BOOTH)
ジャンル:RPG
メーカー:DeskClub Games
価格:
Steam版:1,730円(税込)、DLsite版:1,870円(税込)、BOOTH版:1,500円(税込)
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