『Phasmophobia』はランダム要素のあるゴースト調査が楽しいタイトル【綾那のゲームに夢中】
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さまざまなゲームを遊び、愛するゲーマー女優である綾那さんのゲームコラム“綾那のゲームに夢中”の連載第53回をお届けします。
皆さん、ゲームしてますか?
最近PCゲームばかりやっているからか、マッサージに行くと「肘から指先にかけてメチャクチャこってます」と言われだした私です。
今回書かせていただきますゲームは、深夜3時ごろになると皆と遊びだすゲーム『Phasmophobia』です。
深夜3時ごろにプレイする理由は特にないんですが、なぜか寝る前にやりだすんですよね。
『Phasmophobia』を紹介
このゲームは、持ちこんだアイテムを駆使して21体もいるゴーストの中から1体の種類を特定し、無事に帰還するというシンプルなものです。
ゴーストハンターではなく、ゴースト調査員ってとこがミソ。
あとボイスチャット(VC)対応のため、一緒にやっている人だけでなく、ゴーストに対しても話しかけることができるのがおもしろい!
ゲーム内VCだと、近くにいる人にしか自分の声が聴こえない仕様なので、とても臨場感あります。
今回はクリスマス期間中にプレイした時のスクリーンショットを使用しているので、内装や調査員の恰好がクリスマス仕様です。ご了承ください。
さて、「そもそもゴースト調査とはなんぞや?」というのを説明します。こちらは“証拠を3つ見つけて、そこからゴーストの種類を選別する”ことが目的です。
その証拠を特定するために、持ち込んだアイテムを使用してどのゴーストなのかを調査するのですが、調査員には“正気度”が存在し、この正気度の平均値が下がっていくとゴースト側のハントが始まってしまいます。
この時にゴーストに捕まってしまうと死んでしまうので、迅速な調査が必要になります。
まず、ワゴン車の中でゴーストの名前や課せられたミッションリストを確認。なお、ミッションは毎回異なります。
画像のゴーストの名前は“ドナ・ロビンソン”となっているので「ドナ・ロビンソン、アクションしてください」など言いながら家屋の中を歩いていると、反応してくれるのです。
ゲーム内VCをオンにしてると、ゴーストに話しかけられるのがお気に入りポイントの1つ。
そしてゴースト調査員は何よりも先に、ゴーストルームという“ゴーストが滞在している部屋”を探し当てなければなりません。
基本的に“温度が低い、ゴーストオーブが存在する、超常現象が多発する部屋”がゴーストルームとなるので、ここにいろいろなアイテムを設置していきます。
難易度があがってくると温度だけでゴーストルームを判別できなくなってきます。
霊の姿を探したり、霊と通信を試みたり、終いには霊の指紋を探したりしていきます。ゴーストの指紋は新しすぎる気がしますが(笑)。
証拠を3つ見つけて、どのゴーストか分かったらさっさと帰宅です。
プレイ内容はいたってシンプルではありますが、難易度次第で証拠を見つけにくくなるので、簡単とは言えないのがこの『Phasmophobia』。
ゴーストごとに特徴があったり、いきなり疑似ハントが始まって殺されたり、証拠の中には入ってないくせにゴーストオーブを発生させて惑わしてくる厄介なゴーストなどがいたり……噛めば噛むほど味があるスルメゲーです。
死んだら霊体になって彷徨うことに……
ステージは一軒家から学校、刑務所、精神病棟、キャンプ場など多種多様。
広ければ広いほどゴーストルームを探すのに時間がかかってしまうので大変ですが、広い方が逃げやすいわけです。
逆に一軒家などは狭いので全部の部屋を調べるのは早いんですが、ハントの時に逃げ込める部屋が限られてくるので、めちゃくちゃドキドキします。
ゴーストの足音や歌声、息遣いがだんだん近づいてくるのが本当に恐い!
ミッションに“ハント回避”がある時は、アイテムを入れていない人が特攻するのがうちのセオリーです(笑)。
アップデートで新しいアイテムが追加され、ゴースト調査がさらにおもしろくなりました。例えばタロットカード。引いたカードごとに効果が違うのですが、精神安定剤以外で正気度を戻せるようになったり、死んでしまったプレイヤーを復活させることが可能になったりと、運次第ではありますがかなり便利。
ブードゥー人形はゴーストの写真を撮るミッションがある時にとても役に立ちますし、呪いの鏡はゴーストルームがどこか分かる優れもの。オルゴールと魔法陣はうまく使えた試しがないので、どういう場合に使用すれば効率がいいのか教えていただきたいですね……。
ゴーストを召喚することはできるが、うまくやらないと即死する魔法陣。
これらのアイテムは、絶対にあるわけではない完全ランダム制なので「あったらラッキー」程度に思っておくのがいいかもですね。
で、やっぱりここでも重宝されるのはアイテムを多く入れた人。
手に入れてない人は生贄も同然なので、積極的に呪いのアイテムを使用してもらいます。ゴーストに殺された仲間の断末魔を聴きながら調査を続行していくのは、気持ちがいいものです(笑)。
よく一緒にやっているメンバーは『Phasmophobia』をやると何故かハイになるんですよね。ゴーストに対して急に「生きてますかー!?」と煽りだしたり、お隣さんから苦情くるほどの大声で歌いだしたりと、ゴーストよりもおっかない!
あと家のドアすれすれの所で正気度を下げている時にわざとドアを閉めてビビらせてきます。ちなみに、家のドアが閉まるのはハントが始まった合図です。
もしかすると、『Phasmophobia』のやりすぎてとり憑かれているのかもしれません……。
ほら、あなたの後ろにも……。
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『Phasmophobia』
- 開発・販売:Kinetic Games
- 対応端末:PC(Steam)
- ジャンル:ホラー
- 配信日:2020年9月19日
- 価格:1,420円