成り行きの大気圏突入に人間模様が浮かび上がる。『ガンダム Gのレコンギスタ』25話で戦いの場は地球へ
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- 電撃オンライン
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ガンダムチャンネルにて、『ガンダム Gのレコンギスタ』25話“死線を超えて”が配信中です。
『ガンダム Gのレコンギスタ』は、2014年10月から2015年3月にMBS・TBSなどで放送された作品。『機動戦士ガンダム』の生みの親である富野由悠季さんが、改めて『ガンダム』シリーズの総監督・脚本を担当することで話題を集めました。
舞台は宇宙世紀の戦争が終了後の“リギルド・センチュリー(R.C.)”という世紀。人々の争いが再発する中で、過去の宇宙世紀の兵器が再び使用されることになります。コアファイターによる合体、月光蝶システムが登場するなど、富野監督が生み出す“現代のガンダム”と呼べる作品です。
第25話では、マニィのジーラッハも参戦し、ついに最終決戦の幕が上がります。ところが、地球軌道上での戦闘だったため、母艦が地上に引っ張られる事態に。各MSもそれに合わせて大気圏突入に臨みます。
『ガンダム』シリーズ作品で、さまざまな形で描かれてきた大気圏突入シーン。今回は、急遽発生した事態だったこともあり、準備もままらない状態で各パイロットが死力を尽くして地球を目指します。どうにか生存しようとする中で、さまざまな人のさまざまな想いが交錯する――極限状態だからこそ描けるヒューマンドラマが見どころとなっています。
あらすじ
マッシュナーは、ドレット艦隊の数少ない生き残り組であるクノッソスを、クルーの反対も押し切ってフルムーン・シップ奪取のため進撃させる。
ベルリ達は、メガファウナで補給を受けながら、一時の休息を取る。父の死で傷心のアイーダに、ドニエルはあえて旗艦の指揮を執るよう叱咤、ステアも励ます。
マスク部隊とジット団に迎撃されたクノッソスは、カバカーリーに撃沈されてしまう。
そこへアメリア軍のモビルスーツ部隊を率いたクリムが現れるが、マニィのジーラッハがジャハナム数機を撃墜。戦場は次第に地球の重力に引かれて降下していく。
その混戦にベルリ達のモビルスーツ部隊も飛び込む。立ち塞がるマスクのカバカーリーとマニィのジーラッハに対し、戦闘を止めようと説得を試みるベルリ。だが、憎しみに駆られたマスクにその気持ちは伝わらない。
大気圏突入寸前の高度まで降下したモビルスーツ達は、次々に自分の艦に帰還する。しかし、マスクのカバカーリーとマニィのジーラッハ、クリムのダーマとミックのトリニティは、自力で大気圏突入する羽目になる。その動きを警戒して出たベルリもG-セルフのエネルギーを振り絞って大気圏突入をすることに。
そんななか、満身創痍のサラマンドラは大気圏突入に耐えきれず爆散してしまう。同じ頃、第1ナットから大気圏グライダーで出発したウィルミットは、クンパを同行してギアナ高地へと降下していく。
そのギアナ高地の上空には、死線を突破したメガファウナとスペース・ガランデン、ベルリのG-セルフ、ダーマを放出してダハックの初陣に臨むクリム、マスク達に合流するジット団の姿があった。
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