【電撃清アター】清水さんが苦手な映画は? 人気のホラー『死霊館』シリーズをレビュー

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 皆さんこんにちは! 声優の清水彩香です。

 私は映画が大好きです。アクションもラブロマンスもファンタジーもSFもどのジャンルでもどんとこいウェルカムです! ……ただひとつを除いては。

 そうなんです。昔からどうしても、どーしても! 観るのに心の準備が必要なジャンルがあるのです。

 それは……“ホラー”!!!

 観てる間中、何かかがいるんじゃないかと背後や足元に気配を感じたり、少しの物音にも異常にびっくりしたり……結局観るんですが(だって面白いんだもの!)、毎回毎回ひゃああああっっ! と指の間からおそるおそる覗き見る気持ちで観ております。ホラーでしか得られない興奮がそこにある!

 今回はそんなホラー映画の中でも人気の高いあのシリーズの第1作目をご紹介! 先週末にはなんとシリーズ最新作が公開されたんですよ! その作品とは……。

ホラーの天才ジェームズ・ワン監督が描く恐怖
『死霊館』

アナベル人形でもお馴染み、死霊館シリーズの記念すべき第一作目!

 1971年、夫婦と5人の娘の7人家族のペロン一家はアメリカのロードアイランド州ハリスヴィルにある一軒家に引っ越してきました。念願のマイホーム購入を喜ぶ家族。そんな矢先、次々と奇妙な現象が発生します。妻キャロリンの体には謎の痣が発生し、家に入りたがらなかった愛犬は死んでしまい、家中の時計が“午前3時7分”で止まります。ついに娘たちにも危害が及んだことから一家は心霊学者のウォーレン夫妻に助けを求めるのでした。

 実はこの映画、実在の事件をもとにしているんです! アメリカではとても有名な超常現象・心霊研究家のウォーレン夫妻が体験した“最も邪悪で恐ろしい事件”として封印されてきた衝撃の事件が描かれています。ほぼ実話通りで過剰な脚色などはないとのこと……ひぃぃッ!

 カトリック教会が唯一公認した非聖職者の悪魔研究家である夫のエドと透視・霊視能力を持つ妻のロレインはペロン一家を救うため、悪魔に挑んでいくのですが、そう簡単にはいきません! 襲い来る怪異の数々!

 四女シンディは夢遊状態で長女アンドレアの部屋に入り込み、クローゼットの扉に頭を打ち付けます。暗闇からゴンッ、ゴンッと音が聞こえてくる恐怖といったら……。末っ子のエイプリルは巨木の根元から古びたオルゴールを拾ってきます。そしてその後見えない友達ローリーと親しくなり……小さい子って誰もいないところに向かって話してることあるけど、なにが見えてるんだろうね……。

 でもなにより私を最初に恐怖に突き落としたのは”ハイド・アンド・クラップ”をしているシーン。鬼役が目隠しをし、クラップの音を頼りに他の子を見つけるというかくれんぼのような遊びなのですが、このシーンが本当にもう、怖すぎる……! 目隠ししてかくれんぼとかただでさえ怖いのに、なんでこの屋敷でやっちゃうかなあ!? と怒りにも似た恐怖で画面にくぎ付けですよ……!

この作品の完成度をさらに高めているのが役者陣の熱演!

 ウォーレン夫妻の夫・エドを演じるのは映画『アクアマン』で主人公の異父弟を演じたパトリック・ウィルソン、透視・霊視能力を持つ妻のロレインは『マイレージ、マイライフ』でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされたヴェラ・ファーミガが演じています。ウォーレン夫妻はこの死霊館シリーズにはなくてはならない存在! シリーズの他の作品でも活躍していますよ!

 悪夢に襲われるペロン一家を演じる俳優にはロン・リビングストン、リリー・テイラー、マッケンジー・フォイらが名を連ねます。四女を演じるマッケンジーは2018年公開の『くるみ割り人形と秘密の王国』でヒロインのクララに抜擢されました。このマッケンジー演じるシンディを含めた5姉妹がとっても無邪気でかわいい! しかしその分恐怖に飲み込まれた瞬間の表情に震えが起きるのです! なにより母キャロリン役のリリー・テイラーの怪演がすごい。彼女に飲み込まれること間違いなし!

シリーズはどれから観ればいいの?

 さて! ここで「この作品を観たくなった!」という方にも「他の作品まだ観てない!」という方にも今シリーズの観るべき順番をご紹介! というのもこのシリーズ『死霊館』『アナベル』『スピンオフ』の3つに分かれている上に公開順=物語の時系列順ではないため、初めて触れる方はどう観るべきか迷っちゃうんですよね。時系列番号『作品名』(公開年)の順に記載しましたよ。それではどうぞ!

④『死霊館』(2013年)

③『アナベル 死霊館の人形』(2014年)

⑦『死霊館エンフィールド事件』(2016年)

②『アナベル 死霊人形の誕生』(2017年)

①『死霊館のシスター』(2018年)

⑥『ラ・ヨローナ~泣く女~』(2019年)

 以上が清水的おすすめの順番です! 個人的には時系列順でなく、公開順に観ることを勧めたい。というのも公開順に観ていくことでしか味わえない「ふおお……あれとあれが繋がった」感を楽しんでほしいから。

 ただ「時系列で観ないとごっちゃになる!」という方もいらっしゃると思うので、その場合は『死霊館』だけでも一番最初に観ておくとわかりやすいと思いますよ!

 さぁ、もう気づかれた方もいるかと思います。時系列番号の⑤がない! そうです! その作品こそ冒頭でもお伝えした先週末公開のシリーズ最新作! 

 『アナベル 死霊博物館』絶賛公開中です!

 ワン監督が「アナベル版ナイトミュージアムになるのさ!」という今作、まだまだ恐怖が待ち構えているみたいです! ぜひとも劇場へ!

今回の清アター推しアクター

 今回の推しアクターはこの方!

【ヴェラ・ファーミガ】

 1996年に『テイキング・サイド』の代役でブロードウェイデビュー。演技の道に目覚めます。TVや舞台で活躍し、2006年にはマーティン・スコセッシ監督作『ディパーテッド』でヒロインの座を射止め、2009年公開の『マイレージ・マイライフ』ではゴールデングローブ賞助演女優賞およびアカデミー助演女優賞にノミネートされました。

 その演技力は折り紙付き! 先日公開された『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のエマ・ラッセル博士役でご存じの方も多いかもしれないですね。悲しみの中苦悩する母親を見事に演じ切っていました。

 なにより死霊館シリーズのヒットには彼女の存在は欠かせないものとなっています。実は彼女の年の離れた妹タイッサ・ファーミガも女優。なんと同シリーズの『死霊館のシスター』で主演を務めているんですよ! 

 2011年には監督業にも挑戦した彼女。その才能、魅力から目が離せません!

 今回の電撃清アターはここまで!次回もお楽しみに〜!

 ※電撃清アターは、隔週火曜日更新予定です。

 清水彩香
 AIR AGENCY所属の女性声優。
 好きなものは猫。趣味は映画鑑賞、麻雀。
 代表作は『スカーレッドライダーゼクス』麻黄アキラ、『ハイスクール・フリート』若狭麗緒、『Tokyo 7th シスターズ』臼田スミレなど。

【告知】
 TVアニメ『戦×恋(ヴァルラヴ)』に早乙女三沙役での出演が決定! 2019年10月5日(土)より、AT-X、TOKYO MX、サンテレビ、BS11にて放送開始です。
 電撃オンラインでは、清水彩香さんとマウスプロモーション所属の中村桜さんによるユニット『清桜』が8/24~25に行ったバスツアーのレポート記事を公開中!

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