『FF14 暁月のフィナーレ』感動の展開を迎えた物語や新ジョブの感想を掲載【綾那のゲームに夢中】
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- 綾那
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さまざまなゲームを遊び、愛するゲーマー女優である綾那さんのゲームコラム“綾那のゲームに夢中”の連載第52回をお届けします。
皆さま、明けましておめでとうございます。
さて、2022年最初に書かせていただくゲームは、『ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ』です。
大型パッチが来るたびにコラムを書かせていただいている『FFXIV』ですが、“暁月のフィナーレ”で今までの物語は一旦の区切りを迎えました。
ハイデリンの声を聴ける光の戦士として一歩を踏み出した“新生エオルゼア”。
竜と人がともに歩く道を見つけ出した“蒼天のイシュガルド”。
ガレマール帝国からドマを解放し、宿敵ゼノスと出会った“紅蓮のリベレーター”。
闇の戦士として歩み、アシエンに触れ、古代人の真実を知った“漆黒のヴィランズ”。
皆の希望と想いを背負い、人の強さを見せつけた“暁月のフィナーレ”。
そのすべての思い出を、思い出すことができます。
右も左も分からなかった若葉マークの自分が、知らない誰かと一緒にゲームをする怖さをコンテンツファインダーで乗り越えて、そこで先輩ヒカセン(“光の戦士”の略称)たちにいろいろなことを教わっていき、今度は自分が新しい若葉の人に教わってきたことを伝えていく……。
そしてその若葉さんたちが成長して一緒に最新パッチをプレイし、同じ熱量で感想を言い合える喜び。
何かを成し遂げて「やったああああ!」とチャット欄に記入する時、私は最高のMMORPGをプレイしているなと思ってます。
ゲームのヒカセンだけでなく、画面のこちら側にいる本体も成長している気がするんですよね。ミスしても「これは伸びしろだ! 次はいける!」と前向きに思うようになりました。
なお、以後にはゲーム中のネタバレが多少含まれます。未クリアの方はご注意ください。
“暁月のフィナーレ”を終えての感想
“暁月のフィナーレ”は“今までの軌跡の集大成”と言っても過言ではありませんでした。
それ故にボリュームはものすごかったです! 「ジョブのレベルがカンスト近いのにまだフィールドがある……だと?」とフレンドとザワザワしたものです。
音楽は毎度のことながら胸に刻まれる神曲ばかり。曲を聴けば“暁月のフィナーレ”の思い出がよみがえり、涙腺を刺激してきます。
物語の中盤くらいからは“感情のフィナーレ状態”で、クリアした後は精神がフィナーレを迎えます。懐かしいキャラクターや、その周りの人のその後も描かれていて、懐かしさに溺れました。
ネタバレになるので詳しくは言えませんが、ウリエンジェさんのあのシーンが“暁月のフィナーレ”で一番泣きましたね……。
帝国側との決着が着いたのですが、かなり心苦しいストーリーでした。変な言い方かもしれないですが、戦争を描くのがうまいなと感じました。戦争で一番つらい思いをするのは、いつでも民なのである、と。
その中でも、ガレマール帝国の軍人としてのプライドを捨てなかったクイントゥス軍団長は、私的にかなり良キャラでした。フィールドの寒々しいBGMも相俟(あいま)って、ずっと胸が張り裂けそうでした。
討滅戦はすべて盛り上がり、最高潮の状態で行えたし、「うわー、ここはもうフェイス(NPCとの共闘システム)で行けってことじゃん!」と尊すぎて天を仰ぎました。
あの場所であの人たちに出会ってああいう展開であああああ!(崩壊)
……といったように思い出が言葉にならない状態でありますが、私の語彙力ではこんなもんです。感情がジェットコースター状態になり、臨場感を味わっているわけです(笑)。
選択肢については、今までの冒険を噛み締めれるものが多く、その返答もまったく異なるものだったのでちょくちょく涙を誘われましたね。「うわああ」というより「ふぐぅ」っていう、思わず口をおさえて泣いちゃうような感じ。
これは“漆黒のヴィランズ”の時もそうでしたね。より自分のキャラに感情移入できるのは『FFXIV』の好きなところの1つです。
これ以上はネタバレすぎて書けないので、新しいマップやシステムについても少々ふれていきましょう。
今回ついにシャーレアンに行けることになりました! 祝シャーレアン!!
台詞の中では出てきていたけど、ここでやっと赴くことができるので、テンションもハイになります。だってアルフィノとアリゼーの家がそこにあるわけですから。フルシュノパパにもいろいろと挨拶に行かなくてはならないわけで。ええ、いろいろと。
オールド・シャーレアンはエーテライト先にすぐマケボ(マーケットボード)があり、宿屋もありで最高の場所でした(笑)。無料エーテ先はここに決まりです。本当に痒いところに手が届く仕様で、メタ的にもありがたい街シャーレアン!
そんな素晴らしいシャーレアンを、“6.0”から追加された同行システムで観光できたのはよかったです。この同行システム、NPCが付いてきてくれるんですが、好きなキャラと移動できるのは思った以上にいいものですね……。
このシステムはメインだけでなく、サブクエやロールクエなどでも可能。先日アイメリク様と同行する機会があったのですが、「このままクエストを進めれなくなるのでは?」と危惧するほどデート……同行を堪能しました。危ない機能だ。
そして何といっても月ですよ、月!
話題が出ていた「次は月にでも行くのか?」的なことが本当になっていて「ヒカセンすげぇ!」となったものです。宇宙までいくのかと(笑)。
ちなみにこの月のフィールドが一番お気に入りです。静かで幻想的で、どことなく孤独を感じる場所。
月に住んでいるウサギのレポリットも大変カワイらしくてお気に入り。名前に“〇〇ウェイ”が付くことから、ウェイ名がはやっていますしね(笑)。ウリエンジェとレポリットの組み合わせは卑怯ですカワイすぎます。
他にも今までなかったミニゲーム的なものが多数あり、別のゲームが始まったかと思いました。やり応えがあって難しいものもありましたしね。
でも、光の戦士と一般人の違いを思い知らされて、自分が皆を、この世界を守るという覚悟が改めて生まれました。
“漆黒のヴィランズ”でいろいろな迷いが生じて、自分の存在意義を考えあぐねた時期がありましたが、“暁月のフィナーレ”ではそんな迷いを吹っ切り、私がやらねば誰がやる!状態。気分は少年漫画の主人公のようでしたね(笑)。
ちなみにどうでもいいことですが、ストーリー序盤で買った魚は全部売れました。現場からは以上です。
待望の新ジョブ、新種族について!
大型パッチでもう1つの楽しみは、新ジョブ! そして“漆黒のヴィランズ”に続き新種族まで追加されました!
単純に「新しいジョブだ~! おもしろそう!」という人がいれば、「零式(高難易度コンテンツ)で使う予定だからスキル回し詰めていかなきゃ」と、少ない前情報からスキルを割り出して考察する人まで多種多様。
今回追加された新ジョブは、ヒーラー枠の“賢者”と、近接枠の“リーパー”。
バリアヒーラーを好んで使っていた私としては、賢者はとても魅力的でした。「AF装備(ジョブ専用装備)がシャーレアンっぽくて着たい~」とワクワクしてたんです。
なので“白(白魔道士)”でメインを走った後に、すぐさま賢者をカンストさせ、今は賢者メインで零式に挑戦中。
バリアの量やヒールを自分中心にしかできない点では、「妖精ちゃんがいる学者の方がいいのかな……今回の零式のフィールド的にも」なんていっちょ前に悩みますが、機動力があるうえに、攻撃することでカルディアを付けた相手が回復するのがおもしろくて好きなので、このまま賢者をメインにやっていきたいなと思ってます。
結局好きなジョブ、気に入ったジョブ、愛着があるジョブを使うのが一番なんですよね!
白の“リタージー・オブ・ベル”や、賢者の“パンハイマ”みたいな連続全体攻撃に対応しているスキルが追加されたところから、これからもボスが連続全体攻撃をバンバン使ってくるのかと思うと身悶えますね。
そして攻撃が気持ちいいリーパー。
強い……ビックリするほどに強い!! 近接が苦手で、レベル上げたらほぼ触ってこなかった近接弱者の私が使っても強い。
そして街中に異次元空間(リーパーの移動技の跡)があふれるほどリーパーだらけ!
戦闘時でなくても移動技が使えるのが便利なんですよね。“忍者”の“縮地”とか“踊り子”の“アン・アヴァン”とか、街中でさっと移動できるから助かります。
記事を書いている時点ではリーパーレベリング中なので、プレイフィールはまだ分かっていませんが、コンボ順にボタンをポチポチしてるだけでも十分強くて、“紅蓮のリベレーター”時代の“侍”を思い出します。
新種族はヴィエラ(男性)。待望のヴィエラ族の男性です! 発表されてから絶対に薬を割ると決めていたので、今回はヴィエラ(男性)でメインを進めました。
顔がものすごくタイプ。開発メンバー様、ありがとうございます。
今回のクラフターの装備がめちゃくちゃ好みで、この服とうさおを駆け合わせたらドえらいことになるなと感じ、急いでクラフターをカンストさせたものです。
このベストがセクシーすぎて転げまわりました……イイ! とてもイイ!!
こうやって着せたい装備があると、レベリングにも力が入るものです。
今回のレイド、“万魔殿パンデモニウム:辺獄編”のストーリー、続きがめちゃくちゃ気になってます。零式は野良で挑戦しているので、もしご一緒させていただいた時はよろしくお願いしますね!
長々と書いてきたのでそろそろ終わりにしようと思います。
最後の言葉はかなりのネタバレになってしまうのですが、どうしても伝えたいので書かせてください!
未クリアの方はここまででお願いいたします。それではまた、次の冒険で!
【お疲れ様でした。】【また会いましょう!】
拝啓、ヴェーネス。
ここまで導いてくれてありがとう。
あなたの愛した人と世界は、今日も美しく輝いています。
『FFXIV』コラムまとめ
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