電撃オンライン

文武両道の人格者、時々…悪党? ふわふわしたイケメン筆頭ことリュシアンの本性は…【テイルズ オブ ルミナリア・キャラ連載#21】

Go
公開日時
最終更新

 バンダイナムコエンターテインメントの『テイルズ オブ』シリーズの新作アプリ『テイルズ オブ ルミナリア』。21人の主人公がそれぞれの“正義”を胸に抱きながら成長する生き様と、絆の物語が描かれます。

 さまざまなキャラクターのエピソードをプレイすることで、事件の真相や、仲間や敵の真意が明らかになる、多角的なシナリオが魅力となっています。

 本企画では、ひとりひとりの主人公をピックアップして、その魅力を紹介していきます。企画のトリを飾るのは、ブレイズ筆頭として連邦のために剣を振るう青年“リュシアン・デュフォール”です!

リュシアン・デュフォール(声優:上村祐翔)

年齢 18歳 ※年齢は創神暦998年の時点のものです。
誕生日 創神歴980年10月13日
出身地 ジルドラ帝国 ナハトガル村

●動画:【テイルズ オブ ルミナリア】キャラクター紹介PV#07 リュシアン・デュフォール

 リュシアンは、ユール連邦でブレイズの筆頭を務める、優れた戦闘力と指揮力を持つ青年です。若いながら剣の腕は確かで頭脳も明晰。上官はもちろん、同僚や部下からの信頼も厚く、数々のミッションを成功させてきた、輝かしい実績の持ち主です。

 ジルドラ帝国出身ではあるようですが、生まれ故郷のナハトガル村は戦禍によって壊滅。ユール連邦・森国シルヴェーアの首府、森都ルディロームでデュフォール家の養子となった、という過去を持ちます。

 立場ゆえの無骨さや高慢さは一切なく、日頃は紅茶や茶菓子を好むなど物腰は柔らかく、誰にでも優しく振舞う紳士でもあります(公式紹介で“筆頭の威厳はあまりない”と記載されるほど)。言葉や会話の端々から、かなり“人”の扱いに長けている印象を受けますね。ヴァネッサが彼に心酔している理由もよくわかります。褒めるのが上手すぎる。

 加えて細かな気配りもできるし、料理の腕も確かなど、まさに欠点の見当たらないパーフェクトヒューマン。更に美形と、天が何物も与えすぎなのではないか、と感じてしまいます。

 掴みどころのないふわふわとした面があり、どこまでが天然で、どこからが計算なのかを見抜くことは容易くありません。ただ、アクの強い(ほうだと思われる)ヴァネッサやマクシムを言葉巧みにうまくコントロールしているところを見ると、かなりしたたかで、計算高い人物のようにも思えますね。

 普段は穏やかな彼ですが、帝国領の近くでは険しい表情をすることがあるようで、帝国に対して何か思うところがあるようです。また、オープニングでも描かれていますが、苦しそうに胸を押さえている姿も印象に残ります。ゲーム内の個人年表を見ると、少し先に“病状が悪化し、自宅療養に”と書かれているので、あまり無理はしないで欲しいのですが……。

 そんなリュシアンのエピソードでは、任務でリュンヌに向かう途中、倒した魔物の口についた薬品から、帝国が行おうとしていた企みを見抜き、阻止する――という場面があります。その鮮やかな手際は、まさにブレイズ筆頭の面目躍如といった感じで、彼の優秀さをたっぷり堪能できるエピソードです。

 と、そんな完璧人間のリュシアンですが、何かを企んでいるときは、ある特徴的な表情をするようです。その表情をマクシムは“悪党”と表現しました。確かに、作戦を成功させたときの表情は、“悪党”のそれでした。もしかしたら、穏やかなその態度の裏には、ドス黒い何かを胸に秘めていたりする……かも? それとも……?

 “悪党”といわれたことに対して怒ったのか、そのマクシムにちょっとした報復もしていましたし。ヴァネッサにそのことを気にしているかと聞かれて「いいえー 全然?」「むしろ 新鮮な表現で 驚いてます」と答えてはいましたが、かなり気にしていたようです。ただ、そういう年相応の面(?)を見ると、少しほっとしてしまいますね。

 戦闘では、長剣を使う正統派のアタッカーです。敵が近い場合は剣で軽やかに切り付け、遠い場合は衝撃波を飛ばすことができます。衝撃波はゲージを必要とする溜め技のため、連発はしにくいですが、かなり強力な攻撃となっているので、状況に応じて使い分けたいところです。

 そういった性質もあり、リュシアンは遠近どちらでも対応しやすいのでとても戦いやすい……のですが、時々胸のあたりを押さえて苦しんでしまうことがあり、そのあいだは操作することができなくなってしまいます。ずっと前線に立たせるのではなく、衝撃波の飛距離を活かして、適度にヒット&アウェイを心がけた方が安全かもしれませんね。

 ブレイズ筆頭だけあって文武両道、かつ多くの人間的魅力を持ったリュシアン。どこを切っても欠点のない“人格者”なのですが、出身が帝国なのもあり、何か大きな秘密を抱えているのは明らか。どのような過去が隠されているのか、今後明かされるエピソードに注目したいところです。

 連邦、帝国、冒険者たちという陣営から、立場の異なる個性豊かなキャラクターが主人公として揃う『テイルズ オブ ルミナリア』。本企画では、さまざまな主人公たちを紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?

 もしまだ本作をプレイされていない方がいらっしゃったら、“推し”になりそうなキャラクターを見つけて、『ルミナリア』の世界へと飛び込むきっかけに少しでもなれれば幸いです。

 その先では、新たな『テイルズ オブ』として描かれた世界の中で、3つの陣営と21の道が交錯する、濃厚な物語が待っています。

©BANDAI NAMCO Entertainment Inc.
キャラクターデザイン/佐伯俊

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

関連する記事一覧はこちら