映画『銀河英雄伝説』声優陣からコメントが到着

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 第1章が9月27日から、第2章が10月25日から、第3章が11月29日から3週間限定で上映されるアニメ『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』のキャラクターPVが解禁されました。

 また、総勢13名の豪華声優陣からのコメントが到着しています。

 『銀河英雄伝説』は、遙か未来の宇宙を舞台にしたSF小説です。

 数々のヒット作を生み出した人気作家・田中芳樹さんの代表作で、1982年に第1巻が刊行されて以来、本伝10巻、外伝5巻の大長篇小説として、累計1,500万部のセールスを記録。今なお増刷が続いています。

 1988年からはアニメシリーズが本伝110話、外伝52話、長篇3作という圧倒的なボリュームで展開され、さらに多くのファンを獲得しました。

 そして、2018年4月にProduction I.Gが改めて新作アニメーションとして『銀河英雄伝説 Die Neue These』を制作。新たな声優陣、最新の技術での艦隊戦、新たな解釈で描かれた本作は、『銀河英雄伝説』ファンのみならず、幅広いアニメファンに話題となりました。

 そのセカンドシーズンとなる『星乱』(12話)が3章立てで、9月27日より劇場で各章3週間限定イベント上映されます。

キャラクターPV2種が公開

 劇場で先行上映されていたキャラクターPVでは、宮野真守さん、鈴村健一さん、梅原裕一郎さん、梶裕貴さんらが演じるおなじみのキャラクターのセリフが明らかになっています。

 激しい艦隊戦の中、ラインハルトとキルヒアイス、ヤンとユリアンが、宇宙の覇権を賭けた戦いへの意気込みを語るPVは、セカンドシーズンの幕開けを強く感じさせます。

 また、『星乱』で新たに登場する新規キャラクターを中心にピックアップしたPVも解禁。

 古谷徹さん(フレーゲル役)や二又一成さん(アーサー・リンチ役)、花澤香菜さん(ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ役)に加え、平川大輔さん(ベルンハルト・フォン・シュナイダー役)といった豪華声優陣総勢18名のキャラクターが登場しています。

 果たして彼らはラインハルトやヤンたちにどういったかかわりを持っていくのか、本編での活躍に期待です。

キャラクターPV

新規キャストキャラクターPV

新規キャストキャラクターPVで解禁となったキャラクター&キャスト情報(敬称略)

フレーゲル:古谷徹
オットー・フォン・ブラウンシュバイク:斉藤次郎
ウィルヘルム・フォン・リッテンハイム:花輪英司
アルフレット・フォン・ランズベルク:菅原雅芳
地球教総大主教:塾一久
アーサー・リンチ:二又一成
ルグランジュ:間宮康弘
ブロンズ:高口公介
ベルンハルト・フォン・シュナイダー:平川大輔
アルツール・フォン・シュトライト:山内健嗣
アントン・フェルナー:千葉一伸
レオポルド・シューマッハ:小谷津央典
ドーソン:黒田崇矢
クブルスリー:高階俊嗣
グエン・バン・ヒュー:三宅健太
バグダッシュ:牛山茂
ボリス・コーネフ:菊池正美
ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ:花澤香菜

豪華声優陣からのコメント

 総勢13名の豪華声優陣からのコメントが到着しました。

 劇場上映となるセカンドシーズンの台本を読んだ時の感想、アフレコ秘話や演じたキャラクターについて、さらに上映を楽しみしているファンの方々へのメッセージなどが語られています。

 今この時代に新たな『銀河声優伝説』を紡ぐ、声優陣たちのコメントは必読です。

宮野真守さんコメント(ラインハルト・フォン・ローエングラム役)

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』はTVシリーズからの続きとなり、劇場上映となります。TVシリーズ時を振り返っての感想とセカンドシーズンの台本を読んだ時のお気持ちを教えてください。

 振り返ると、改めて『銀英伝』のすごさを感じます。ファンタジーでフィクションのスペースオペラではあるのに、まるで、実際にこの歴史が存在したかと思わせられるような世界観、設定の深さ、存在感がある。そして、魅力的な登場人物たちがたくさんいます。

 それぞれに物語があって、思いが深くて、だからこそ、名言の数々が飛び出す。その生き様に、心震わされるし、哲学、美学を教えられる。

 しかし、TVシリーズを振り返ると、壮大な人物紹介だったことにも気付かされるんです。セカンドシーズン『星乱』からは、人物たちの思いが絡み合い、渦巻き、畝りを見せ、ラインハルトの心ですら、大きく掻き乱されます。

 台本を読んだ時は……ネタバレはできませんが…、ついにこのシーンが……!! と思いました……! こうご期待!

――アフレコを振り返り、演じられたキャラクターの好きなところや難しかったところなどお教えください。

 アフレコの現場は、本当に『銀英伝』ならではの空気感です。漂う緊張感、研ぎ澄まされた空気、作品へのリスペクト、そして、ベテランの役者の皆様の、素晴らしい表現。毎回が勉強になるし、感動するし、負けられないという気持ちにさせていただきました。

 そして、収録の時は鈴村さんと「この作品は、やっぱりおもしろいねぇ。『銀英伝』最高だねぇ」といつも言い合っていました(笑)。ここにいられる喜びを、幸せを、ともに噛み締め合っていました。

 そんな中で、ラインハルトとヤンの、対照的なキャラクター性がやはり印象に残っています。鈴村さんから言っていただいた言葉でおもしろかったのが、ラインハルトはヤンの在り方とは違い、「やはりヒロイックなんだ」ということ。

 彼の苛烈なまでのカリスマ性、ハッキリとした目的、そのために起こす真っ直ぐ過ぎる行動力は、ある意味ヒーローで、大きな“正義感”であるのだろうとも思うのです。

 だからと言って、絶対的な精神性なのではなく、そばに必ずキルヒアイスがいてくれるから保てているものが大きい。キルヒはもはや、ラインハルトの一部。それはきっと、お互いにそうで、絶対に切り離せない、心のつながりなのです。

 キルヒがそばにいてくれるからこそ、ある意味“子ども”で、“甘え”られるのだと思うんです。なので、キルヒがいてくれることがラインハルトの魅力にもつながっているんだと思います。

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。

 ついに、『星乱』が始まります。魅力的な物語、魅力的なキャラクターを、自分たちが表現することで、さらに輝かせられるように……、スタッフ、キャスト一同、持てる力を存分に注いで、本気で作品づくりに向かっています。

 ラインハルトたちの戦いはどうなっていくのか、その思いはどこへ向かうのか……、ぜひスクリーンから感じてください。大迫力の演出で、皆様を『銀英伝』の世界へ誘います。

 ともに、銀河の彼方を駆け抜けましょう。劇場でお待ちしております!

鈴村健一さんコメント(ヤン・ウェンリー役)

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』はTVシリーズからの続きとなり、劇場上映となります。TVシリーズ時を振り返っての感想とセカンドシーズンの台本を読んだ時のお気持ちを教えてください。

 TVシリーズは自由惑星同盟と銀河帝国、それぞれの陣営の関係性が浮き彫りになったところで終了しました。

 それぞれのキャラクターの思いも見えてきたところでのセカンドシーズンなので、物語が濃厚になっていくのを楽しみにしていました。

 台本を読んだ時、相変わらず丁寧に作られていると感じました。なにかに浮き足立つこともなく、淡々と。でも、情熱を持って描かれているシナリオだと思います。

――アフレコを振り返り、演じられたキャラクターの好きなところや難しかったところなどお教えください。

 収録が終わる時いつも、ラインハルト役の宮野くんと顔を合わせて「『銀英伝』おもしろい!」と話していたのが印象的でした。

 緊張感のある中、セリフの裏の思いを感じながらやりとりするアフレコはとても刺激的で心地よくて、いい現場で仕事させてもらってるんだなぁと実感していました。ベテランの方々も多く出演していて勉強にもなりました。

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。

 映像、音楽、セリフ、細部まで徹底的にこだわって作られています。壮大な銀河英雄伝説の世界を劇場で楽しむことができるチャンスです。ぜひ劇場に足をお運びください!

梅原裕一郎さんコメント(ジークフリード・キルヒアイス役)

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』はTVシリーズからの続きとなり、劇場上映となります。TVシリーズ時を振り返っての感想とセカンドシーズンの台本を読んだ時のお気持ちを教えてください。

 『銀英伝』は心地よい不思議な緊張感のある現場でした。たくさんの登場人物がおり、もちろん役者もスタッフさんもたくさんの方が参加されていますが、それぞれが全力を尽くしていい作品を作ろうという、一体感を強く感じました。

 TVシリーズではまだまだ物語は始まったばかりで、これからの英雄たちの活躍を期待させるものでしたので、続きを演じるのが楽しみでした。

 そして、セカンドシーズンで久しぶりにキルヒアイスを演じた時は“帰ってきたな”と強く感じたことを覚えています。

 TVシリーズからしばらく間は空いていましたが、アフレコが始まればすぐに『銀英伝』の世界に溶け込めました。

――アフレコを振り返り、演じられたキャラクターの好きなところや難しかったところなどお教えください。

 キルヒアイスの持つ清廉潔白さ、裏表や含みのなさと向き合うのが難しく感じる場面もありました。1つのセリフに苦労し、2週にかけて収録したこともありました。

 ですがそこがキルヒアイスのキルヒアイスたる所以であり、彼の魅力だと思います。

 戦闘中、非戦闘中、ラインハルトとの2人きりの時、そしてアンネローゼと向き合った時など、どんな時もぶれない彼の中に、それぞれ違った雰囲気を感じたので、そこを意識しながら演じました。

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。

 キャストスタッフ一同、全身全霊で作った作品ですので、往年の『銀英伝』ファンの皆様、そして『Die Neue These』から『銀英伝』のファンになってくださった皆様もきっと楽しめる作品になっていると思います。

 今回は劇場上映ということもあり、大画面で、そして迫力の音響で楽しめるはずです。壮大な物語を感じるにはもってこいの舞台だと思いますので、ぜひ劇場に足を運んでいただければと思います。

 まだ物語は始まったばかりです。ぜひ最後まで応援していただければと思います。

梶裕貴さんコメント(ユリアン・ミンツ役)

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』はTVシリーズからの続きとなり、劇場上映となります。TVシリーズ時を振り返っての感想とセカンドシーズンの台本を読んだ時のお気持ちを教えてください。

 壮大なスケールで繰り広げられる大河ドラマでありながら、緻密で繊細な人の心を丁寧に描いている、その言葉の力に圧倒されました。

 キャラクターたちが、まるで目の前で生きているかのように感じる生々しいドラマ。正義とは何か、信念とは、平和とは何かをとても考えさせられる物語でした。

 キャラクターの生き様に恥じぬよう、責任をもって、1つ1つの台詞を声に出させていただきました。

――アフレコを振り返り、演じられたキャラクターの好きなところや難しかったところなどお教えください。

 とても利発で優しい男の子であるユリアン。生い立ちや境遇もあってか、年齢の割に大人びているところもあるように感じますが、時折見せる純粋すぎるがゆえの子どもらしさに、どこかホッとするような気もします。

 聡明でありながら、まだ成長しきっていない発展途上なエネルギーを内包させられたらと思い、演じさせていただきました。

 特に、正義感や焦燥感からくる青臭さや未熟さを意識的に。そして、ヤンを心から尊敬し支える、バディでありパートナー的立ち位置でもある彼。その信頼関係の構築にも気を配りました。

 “未完成”な部分と“完成”された部分への解釈については、特にアフレコ序盤で徹底的にディスカッションさせていただきました。ユリアンを形作る上で、そして今後の物語が展開していく上で、非常に重要なポイントになってくると思うので。

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。

 本作において、1つの大きなターニングポイントを迎えるドラマが待っています。ユリアンとしても、いよいよ彼自身も兵となり、激しい戦いに身を置くことに。戦争の残酷さ、人間の儚さや美しさに注目していただきつつ、心してご覧ください。

 これまでと変わらず、作品に敬意を払いながら、心を込めてユリアンを演じさせていただきたいと思いっています。まだまだ続く、長く果てしない戦い。自分の中の正義や信念を貫きつつ、その分だけ、さまざまな葛藤に苦しんでいくことになりそうです。

 ただただ楽しいだけの物語ではありませんが、どうぞ最後まで、彼の成長を一緒に見守ってくださると嬉しいです。

諏訪部順一さんコメント(パウル・フォン・オーベルシュタイン役)

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』はTVシリーズからの続きとなり、劇場上映となります。TVシリーズ時を振り返っての感想とセカンドシーズンの台本を読んだ時のお気持ちを教えてください。

 “邂逅”と銘打たれている通り、劇中の登場人物たちが、そして作品と視聴者の皆さんが巡りあったTVシリーズ。

 広大な宇宙を舞台に繰り広げられる『銀英伝』の物語はまだまだ序盤も序盤という感じですので、早く続きを演じたい! 早く続きを届けたい! という気持ちが強くありました。

 劇場という視聴環境として非常にいい場所でそれが世に出ることを嬉しく思います。

――アフレコを振り返り、演じられたキャラクターの好きなところや難しかったところなどお教えください。

 極めてロジカルな思考の持ち主であるオーベルシュタインは、自分的に実に小気味好い人物です。“ドライアイスの剣”などとも形容される彼ですが、本作では演出的に、温度感がいくらか血の通った人間寄りになっている気がしています。

 それでも常人のそれと比べたら相変わらずではありますが(笑)。その匙加減やラインハルトより格上の雰囲気にならないことを心がけつつ演じました。

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。

 大きなスクリーンで御覧いただく価値のある作品であると個人的には思っております。ご都合の許す皆様におかれましては、ぜひ劇場でご鑑賞いただけますと幸いです。

 我々が紡いでいる新たな銀河の歴史。最後まで描ききることができるよう、どうぞ応援をよろしくお願いいたします。

小野大輔さんコメント(ウォルフガング・ミッターマイヤー役)

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』はTVシリーズからの続きとなり、劇場上映となります。TVシリーズ時を振り返っての感想とセカンドシーズンの台本を読んだ時のお気持ちを教えてください。

 あの『銀英伝』を自分たちが演じる。開始当初は相手を“卿”と呼ぶ、その台詞1つにも感動していました。

 今作では前作をそのままではなく、より現代的にわかりやすく構成し、さらに緻密な演出が施されています。

 だからこそ今、僕らが出し得る限りの、すべての熱量を注ぎ込もうと思いながら演じさせていただきました。

――アフレコを振り返り、演じられたキャラクターの好きなところや難しかったところなどお教えください。

 ミッターマイヤーといえば、ロイエンタールなくしては語れません。中村くんの理知的で深い声と双璧を成すように、情熱的でまっすぐな声で演じるよう心がけました。いいバランスの2人であり、お互いに高め合える存在だと感じています。

 特に印象的だったのがレンテンベルク要塞攻防戦でした。お互い気合い入ってましたし、演じていてとても楽しかったですね。

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。

 今作を機にまた新たな『銀英伝』ファンが生まれ、『銀英伝』を心から愛するすべての人たちで、この作品を未来に語り継いでいって欲しいと切に願っています。

 銀河の歴史をこれからもともに紡ぎましょう。

中村悠一さんコメント(オスカー・フォン・ロイエンタール役)

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』はTVシリーズからの続きとなり、劇場上映となります。TVシリーズ時を振り返っての感想とセカンドシーズンの台本を読んだ時のお気持ちを教えてください。

 TVシリーズでのロイエンタールやミッターマイヤーの活躍というとまだまだこれからというところで、ドラマも別軸、ラインハルトとキルヒのドラマを中心に見てきたように思います。

 その色合いはこのセカンドでも強く出ており、ロイエンタールたちはそれをそれぞれの視点を持ちながら眺めている構図がおもしろかったです。

――アフレコを振り返り、演じられたキャラクターの好きなところや難しかったところなどお教えください。

 TVシリーズではそこまでシーン、台詞ともに多くなかったのでまだまだ図り切れず、このTVシリーズでのロイエンタールという人物はどう描かれていくのか、という部分に頭を悩ませましたが、それらが漸く、垣間見えるようになってきました。

 ここからさらに続くドラマに生かしていきたいと思っております。

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。

 舞台を劇場に移し、個人的には“ここからさらに本領発揮!”と感じている本作。

 物語のスケール、作画、演出など、どれをとっても劇場こそが一番楽しめるのではないか? と思いますので、ぜひ足を運んでいただけますと幸いでございます!

川島得愛さんコメント(アレックス・キャゼルヌ役)

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』はTVシリーズからの続きとなり、劇場上映となります。TVシリーズ時を振り返っての感想とセカンドシーズンの台本を読んだ時のお気持ちを教えてください。

 TVシリーズの際は、仕事のお話をいただいた時にリメイク化を知ったので、めちゃくちゃ驚きました。

――アフレコを振り返り、演じられたキャラクターの好きなところや難しかったところなどお教えください。

 キャゼルヌは、軍人としての自分の職務や能力をよく理解していて、決して過信しない人でしょうか。そして簡単には他人に心打ち解けない慎重さもあると思います。

 また、アフレコ時にはヤン役の鈴村さん、ナレーションの下山さんからキャゼルヌ役、ピッタリです! と言っていただきました。やっぱり嬉しいですよね。

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。

 スタッフキャスト一同、とても思いがこもっている作品です。まだ未見の方にもぜひぜひ、触れていただきたいと思っています!

遠藤綾さんコメント(フレデリカ・グリーンヒル役)

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』はTVシリーズからの続きとなり、劇場上映となります。TVシリーズ時を振り返っての感想とセカンドシーズンの台本を読んだ時のお気持ちを教えてください。

 最初に登場した時はとても緊張しました。キャストの方々の圧と熱量に、スタジオ内でペシャンコになりそうでしたが、“ここに来られたことに自信を持とう”と踏ん張りました。

 セカンドシリーズは……もっと踏ん張りました!! 改めて、皆がそれぞれの最善と正義のために生きていて、そしてそれが大切な人や物につながっていく。帝国軍側の台詞は見たくない気持ちにもなりましたが、見ることによってよりそれは感じました。

――アフレコを振り返り、演じられたキャラクターの好きなところや難しかったところなどお教えください。

 一途でかわいらしい、でも、男性の多い中で、しっかりと仕事をする。ヤンよりたくましいのでは? と思うほどです。そのせいか、「あんまりヤンを尻に敷かないでください」とダメ出しをいただくこともしばしばありました……。

 未来がどうなるかなんてわからない。乗り越えなければならないお話を経て、フレデリカとして、今を、精一杯生きようと思いました。

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。

 スクリーンで見るにはとても、とても、なシーンもありますが、劇場で触れる音、広がる宇宙、すごく楽しみです。まだまだ歴史の途中、ぜひ楽しみにしていてください。よろしくお願いします。

三木眞一郎さんコメント(ワルター・フォン・シェーンコップ役)

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』はTVシリーズからの続きとなり、劇場上映となります。TVシリーズ時を振り返っての感想とセカンドシーズンの台本を読んだ時のお気持ちを教えてください。

 内緒。

――アフレコを振り返り、演じられたキャラクターの好きなところや難しかったところなどお教えください。

 シェーンコップは、義に厚いと思います。

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。

 楽しんでいただけると思います!

鈴木達央さんコメント(オリビエ・ポプラン役)

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』はTVシリーズからの続きとなり、劇場上映となります。TVシリーズ時を振り返っての感想とセカンドシーズンの台本を読んだ時のお気持ちを教えてください。

 TVシリーズ最終話からの登場でしたのでまだ全容がつかみきれていないのですが、この先をポプランと歩むのが、とにかく楽しみです。新たな脚本をいただくたびに嬉しくなりますね。

――アフレコを振り返り、演じられたキャラクターの好きなところや難しかったところなどお教えください。

 登場が多いわけではないので、彼をつかむのが難しいですね。どうしても以前の『銀英伝』のイメージが頭をよぎるので、そことの差別化はつねに考えています。

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。

 広がりを見せる銀河の物語を、ぜひ堪能していただけたら幸いです。

石川界人さんコメント(ダスティ・アッテンボロー役)

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』はTVシリーズからの続きとなり、劇場上映となります。TVシリーズ時を振り返っての感想とセカンドシーズンの台本を読んだ時のお気持ちを教えてください。

 TVシリーズでは、最後の方に出演させていただいたのですが、前々からとても複雑な作品であると聞かされていました。

 人々の思いや思惑が交錯しあい、濃密なドラマが生まれている現場に改めて参加させていただけるということで本当に光栄です。

――アフレコを振り返り、演じられたキャラクターの好きなところや難しかったところなどお教えください。

 ヤンの後輩で、気のいいところもありつつ指揮も取るということでメリハリが出ればと思いながら演じさせていたきました。

 また、ヤンのことを話す時やヤンと話す時などはフランクながらもつねに尊敬を込めて言葉を発することを意識しました。

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。

 アッテンボローを演じさせていただきました、石川界人です。TVシリーズからの続きということで心待ちにされていた方が多かったのではないでしょうか。

 まだまだ『銀英伝』のドラマは盛り上がりを見せていきます。人と人との交錯をぜひ楽しんでいただけたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

坂本真綾さんコメント(アンネローゼ・フォン・グリューネワルト役)

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』はTVシリーズからの続きとなり、劇場上映となります。TVシリーズ時を振り返っての感想とセカンドシーズンの台本を読んだ時のお気持ちを教えてください。

 TVシリーズでは若いころのアンネローゼから始まり、時間経過とともに年齢を重ねていく姿が描かれました。

 今回の劇場版では、さらに状況が変わり、アンネローゼのもっと心の奥深い部分に触れられたような気がします。

――アフレコを振り返り、演じられたキャラクターの好きなところや難しかったところなどお教えください。

 ラインハルトとキルヒアイスにとっては、惜しみない愛で包んでくれて、つねに味方である存在。姉であり、憧れの女性でもあります。どのような場面でも絶対的な優しさをまとっていたい、と思いながらいつもアフレコに臨んでいます。

 しかし、優しさというものを表現するのはとても難しいものだなと毎回思い知り、発する言葉は少ないながらも難しい役どころであると感じています。

 ラインハルトとの会話では、弟を心配する気持ちはあるけれど、どんな状況でも彼を責めず、悲観的な雰囲気が出ないよう、気をつけていました。

――『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』を楽しみにしている皆様へのメッセージをお願いします。

 変革の時代に生きる人々のそれぞれの立場や価値観、関係性が細やかに描かれていて、セリフのやりとりを聞いているだけで引き込まれます。

 今回の『星乱』はかなり大きな山場となるエピソードで、声優陣も一段と気合いを入れて各々の役に向き合っていたと思います。

 アンネローゼの目線になってしまいますが、うちの弟とジークの渾身のシーンを、皆さんどうか見届けてやってほしいと思います。よろしくお願いします。

『銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱』作品概要

公開日
第1章:9月27日~
第2章:10月25日~
第3章:11月29日~
※各章3週間限定イベント上映となります。
※イベント上映は、各4話“第1章:第13話~第16話”、“第2章:第17話~第20話”、“第3章:第21話~第24話”を編集しての上映となります。

スタッフ(敬称略)
原作:田中芳樹(東京創元社刊)
監督:多田俊介
シリーズ構成:高木登
助監督:森山悠二郎
キャラクターデザイン:菊地洋子、寺岡巌、津島桂
総作画監督:後藤隆幸、菊地洋子
特技監督:竹内敦志
メカデザイン:竹内敦志、臼井伸二、常木志伸
オリジナルメカデザイン:加藤直之
プロップデザイン:太田恵子
プロップデザイン・紋章デザイン:秋篠Denforword日和
3D:I.G3D
3D監督:森本シグマ
美術:Bamboo
美術監督:竹田悠介
美術設定:塩澤良憲、曽野由大、藤井一志
美術デザイン:渡部隆
色彩設計:竹田由香
音響監督:三間雅文
音楽:橋本しん(Sin)、井上泰久
音楽制作協力:Sony Music Publishing(Japan)Inc.
OPテーマ:『Binary Star』SawanoHiroyuki[nZk]:Uru
EDテーマ:『Tranquility』SawanoHiroyuki[nZk]:Anly
撮影監督:荒井栄児
編集:植松淳一
制作:Production I.G
監修:らいとすたっふ
企画協力:ROOFTOP
制作協力:徳間書店
製作協力:DMM pictures
製作:松竹、Production I.G

キャスト(敬称略)
ラインハルト・フォン・ローエングラム:宮野真守
ヤン・ウェンリー:鈴村健一
ジークフリード・キルヒアイス:梅原裕一郎
ユリアン・ミンツ:梶裕貴
パウル・フォン・オーベルシュタイン:諏訪部順一
ウォルフガング・ミッターマイヤー:小野大輔
オスカー・フォン・ロイエンタール:中村悠一
アレックス・キャゼルヌ:川島得愛
フレデリカ・グリーンヒル:遠藤綾
ワルター・フォン・シェーンコップ:三木眞一郎
オリビエ・ポプラン:鈴木達央
ダスティ・アッテンボロー:石川界人
ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ:花澤香菜
フレーゲル:古谷徹
アーサー・リンチ:二又一成
ナレーション:下山吉光

(C)田中芳樹/松竹・Production I.G

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