アルトロンガンダム&五飛が登場する“第2章 Part6”開放!【スパロボDDコラム#58】

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 新年早々『スーパーロボット大戦DD』怒涛の展開が止まらない! 12月に開放された“第2章 Part5”に引き続き、早くも“第2章 Part6”がプレイ可能になりました!!

 新規参戦ユニットは、張五飛が乗るアルトロンガンダム!! 『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』のユニットとしては、2020年8月のガンダムデスサイズヘル以来、久しぶりの参戦となります。

 トロワのガンダムヘビーアームズと、カトルのガンダムサンドロックが加わり、ガンダムチームが勢ぞろいするのも、そう遠い日のことではないかも知れませんね。

アルトロンガンダム&五飛参戦! 双頭の龍が宇宙を駆ける!!

アルトロンガンダム&SSR ダブルドラゴンハング


【ユニットデータ】アルトロンガンダム

【ユニットパーツデータ】ダブルドラゴンハング



アルトロンガンダム&ダブルドラゴンハングの評価(S)

 アルトロンガンダムは攻撃&命中タイプ、通常攻撃が射程3の斬撃で登場。ダブルドラゴンハングの性能は、条件なしで攻撃力・照準値が増加し、さらに自分の攻撃が命中する毎にも同じく攻撃力・照準値が強化されます。

 その他、MAP兵器以外の最大射程が1増加、斬撃・打撃属性の全ての攻撃のブレイクゲージ減少量増加という効果もついています。尖った性能ではないですが、どれも安定性があり、タイプとの相性も○。防御・回避は期待できないですが、射程の短い敵を射程外から攻撃していけば活躍できますね。

 “第2章 Part6”で参戦したアルトロンガンダム。その最初のSSR必殺技パーツに選ばれたのは、同機の代名詞ともいうべき“ダブルドラゴンハング”です!

 ドラゴンハングは、アルトロンガンダムの両腕に備えられた龍の頭の形をした武装。クローと火炎放射器を備えており、自在に伸縮させることが可能となっています。前身であるシェンロンガンダムでは右腕のみの武装でしたが、強化改修が施されたアルトロンガンダムでは両腕に装備されており、これが“アルトロン(双頭龍)”という名前の由来でもあります。

 テレビシリーズ『新機動戦記ガンダムW』では肩部内に折りたたまれた腕部ブロックが展開し、伸縮する仕組みだったのですが、『スパロボDD』での出典元であるOVA『Endless Waltz』では、ヒジから飛び出すように立方体パーツが連結されたフレキシブルアームが配されており、これが前方に展開するギミックになっています。

 作中では、それにしても伸びすぎだろうという演出で、プラモデルなどでは再現用の延長パーツなどが付属している場合もありますが、それでも長さは足りないです(笑)。

 『Endless Waltz』では、物語のクライマックスとなる戦いでドラゴンハングを使用。変幻自在の攻撃で、ヒイロが乗るウイングガンダムゼロを翻弄しました。ドラゴンハングはかなりの強度を誇っており、ウイングガンダムゼロが放ったマシンキャノンの弾を浴びても攻撃の勢いが衰えることはなく、さらに伸ばさない状態でシールドとして使ったりもしています。

 ちなみに、五飛は自身の乗機であるアルトロンガンダム(とシェンロンガンダム)のことを“ナタク”と呼びますが、これは中国に伝わる少年神のことで、五飛の妻であった竜妹蘭(ロン・メイラン)が自称していた名前。彼女の生き様は、五飛の“正義”に対する考え方に大きな影響を与え、その行動原理の礎となりました。そして五飛は、亡くなった妻の名を、彼女が命がけで守ったシェンロンガンダムに付けたのです。

 このあたりの経緯は、コミック『新機動戦記ガンダムW EPISODE ZERO』で明かされており、テレビシリーズのコミカライズに当たる『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光』にもエピソードが盛り込まれていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね。

“第2章 Part6”ディバイン・ドゥアーズは新たな世界へ! 神の城が数多の世界をまたぐ拠点に!!

 “第2章 Part6”のストーリーでは、善神アーガマが遺した神の城が浮上。さらに、ライガーを背に乗せて戦う重戦馬ベガルーダが登場します。しかも広大な神の城は、かねてより計画されていたハーザがいる境界空間の拠点化に利用され、ディバイン・ドゥアーズはこれまでよりも自由に世界間を移動できるように!

 さらにディバイン・ドゥアーズは、長らく謎に包まれていた、ヒイロとデュオ、そしてテンカワ・アキトがやって来た世界へと転移。『新機動戦記ガンダムW Endless Waltz』と『劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-』に関連するストーリーも本格的に動き出しました!!

 というわけで、ここからは物語のターニングポイントになる(……かもしれない)“第2章 Part6”の展開を、駆け足でご紹介していきます!!

  • ▲ディバイン・ドゥアーズの面々がビスケットたちの死を悼む間もなく、グレスコは地球へのレーザー攻撃を開始する。
  • ▲グラドスの汚点とされる兵器・戦略ゲラン衛星。想定される地上への被害は甚大なものだった。
  • ▲地球の危機を前に、勢力の垣根を超えて一丸となる人類。その姿に、エイジは地球人とグラドス人の共存の可能性を見出す。
  • ▲グレスコと交渉しようと試みたエイジとキリコは、グラドス軍母艦の転移に巻き込まれてしまう。
  • ▲ハーザの言葉に従い、ワタルたちの世界に向かったディドたち。一方、神代姉妹は善神アーガマが遺した“力”の在り処にまつわる夢を見ていた。
  • ▲へんてこなドラゴナイト――ミニナイト――との出会いが導くかのように、神の城が浮上する。
  • ▲蘇る重戦馬ベガルーダ! ドラゴ帝国四天王のドル・アーミーにトドメの一撃を!!
  • ▲プリベンターと接触したディバイン・ドゥアーズの面々は、単身離脱したテンカワ・アキトの正体を知る。
  • ▲ヒサゴプランのターミナルコロニー爆破事件を調査するナデシコB。その艦長は“電子の妖精”とうたわれるホシノ・ルリだった。
  • ▲ナデシコBに派遣されていた五飛は“火星の後継者”の武装蜂起に対し、怒りをあらわにする。
  • ▲妻・ユリカを奪還するため、孤独な戦いを続けるテンカワ・アキト。そんな彼の前に、宿敵・北辰が現れる。
  • ▲オケアノスは、ブリタニアや人革連などがにらみ合う世界へと転移。そこで、窮地に立たされた日向アキトたちwZERO部隊と遭遇する。

 “第2章 Part6”では『スパロボDD』ならではのクロスオーバーにより、原作『獣神ライガー』ではドル・アーミーに殺されてしまう、剣の祖父・龍造が無事救出されました。このことが、ストーリーにどのような影響を与えていくのかはわかりませんが、両親を早くに亡くした剣にとっては龍造が唯一の肉親なので、首尾よく助け出してくれたワタルに「よくやった!」と拍手を贈りたいところです(笑)。

ドーマ・キサ・ラムーン! ウインザート&アクアビートに新たな魔動力が!!

 1月31日(13:59)まで開催中のイベント「風の調べ、水の流れ」に関連した4ステップアップガシャでは、ウインザート用の“ブラストガン”、アクアビート用の“フリーズクラッシュ”、2つの新SSR必殺技パーツがピックアップ中! どちらも『魔動王グランゾート』のファンには見逃せないパーツとなっています!!

SSR ブラストガン

【ユニットパーツデータ】ブラストガン



ブラストガンの評価(S)

 他の新パーツの能力に合わせて、全体的にやや強化されていますが、基本的には1つめの必殺パーツ“ハリケーンスマッシャー”とほぼ同じ性能と考えていいでしょう。

 自分が活躍するというよりも、周囲4マス内の味方ユニットの攻撃力・照準値を強化する能力でのサポート力が光ります。ちなみに“ハリケーンスマッシャー”をSSR+にして必殺スロットに入れると、どちらも効果の重複が可能となり、2重の範囲バフでサポートができるようになると思われます。

 風の魔動王であるウインザート2つ目のSSR必殺技パーツ“ブラストガン”。こちらは、4つの竜巻を発生させ、敵を吹き飛ばした後に、光線を浴びせるという魔動力。……なのですが、実は原作『魔動力グランゾート』では、後半の光線のみが“ブラストガン”で、前半の竜巻は別の魔動力となっています。

 この竜巻を起こす魔動力は、その名もなんと……わかりません!! 原作第10話で、それまで魔動力が使えなかったガスが、森に燃え移った火を消し止めるために初めて発動した魔動力なのですが、作中では名前が明らかにされなかったんですよね……。風圧で火を吹き消して森の延焼を防ぐことには成功しましたが、攻撃力は皆無で、邪動神ジャンモス2号に乗る邪動族タンバロンのメガネを吹き飛ばしてスキを作るにとどまりました。

 また、ウインザートがパワーアップした姿であるスーパーウインザートが、第35話でよく似た魔動力“イレイザーダスト”を邪動神ジャンモス4号に対して使い窮地を脱したことも。同様の技は『グランゾート』企画段階のアイディアスケッチにも、特上防御魔動力“イレーザー・ガスト”として描かれています。

 一方、後半の“ブラストガン”本体ですが、こちらは第23話で使用された魔動力。ナブーが乗る邪動王ハービザンに向けて放たれましたが、3体の邪動王が作り出した闇の魔法陣によって魔動力を封じられていたため、届く前に消えて不発となってしまいました。

 なので、“ブラストガン”にどの程度の威力があるのかは不明なのですが、第35話ではスーパーウインザートがパワーアップ版と思われる“ハイパー・ブラストガン”を、ジャンモス4号に直撃させています。ただ、ダメージはほとんどないようでしたが……。ちなみに“ブラストガン”も、先に触れたアイディアスケッチに中級攻撃魔動力“ブラスト・ガン”として描かれています。

SSR フリーズクラッシュ

【ユニットパーツデータ】フリーズクラッシュ



フリーズクラッシュの評価(S)

 こちらもブラストガンと同じで、性能は上がっていますが、アクアビート1つめの必殺技“ウェーブカイザー”とほぼ同じような効果となっています。

 命中時のデバフ性能が、“ウェーブカイザー”は照準値・運動性ダウン、“フリーズクラッシュ”は防御力・運動性と異なっているので、どちらも所持している場合は上手く使い分けていきましょう。

 こちらは、水の魔動王であるアクアビートの2つ目のSSR必殺技パーツ。『スパロボDD』では、水流をムチのように操る魔動力“チェーンブレイカー”との連続技になっています。

 “チェーンブレイカー”は、原作では最も頻繁に使われていたアクアビートの主力とも言うべき魔動力で、『スパロボDD』でもアクアビートの参戦と同時にR必殺技パーツとして実装されていますね。

 パーツ名になっている“フリーズクラッシュ”は、水たまりから猛烈な勢いで噴き出した水柱で敵を包み込み、凍結させた後に破砕するという荒業。原作第25話で、邪動神ミノダロス1号が射出したローラーに襲われるニジンスキー博士を助けるために使われ、見事ローラーを粉々にしています。

 原作でも“フリーズクラッシュ”を放つ直前に、“チェーンブレイカー”を使って戦っていたので『スパロボDD』の戦闘デモは、ミノダロス1号戦での一連の流れを再現したものと言えるでしょう。

 ちなみに、先に触れた企画段階のアイディアスケッチにも、上級攻撃魔動力“ブリーズ・クラッシュ”として、同様の技が描かれています。微妙に名前が変わっているのがおもしろいですね(笑)。

 ということで、ウインザート、アクアビートのSSR必殺技パーツも次で3つ目! そろそろグランゾートの“一刀両断エルディカイザー”に匹敵する最強必殺技が出てきてもおかしくない頃合いですが、さて……。

 ということで、今回の『スパロボDD』コラムはここまで! そうそう、2月1日からは『スーパーロボット大戦OG展』の事後通販がスタートします!! 残念ながら展覧会に行けなかった方や、お住まいの地域での会期終了後に追加されたグッズが気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。





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スーパーロボット大戦DD

  • メーカー: バンダイナムコエンターテインメント
  • 対応端末: iOS
  • ジャンル: SRPG
  • 配信日: 2019年8月21日
  • 価格: 基本無料/アイテム課金

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  • 対応端末: Android
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