コントローラはスマホもPCもこれでOK! 便利なゲーミングパッドで勝利をめざせ
- 文
- 澤田真一
- 公開日時
スマートフォン向けの外付けゲームパッド『SHAKS S5』が、クラウドファンディング『Makuake』で資金調達プロジェクトを公開しています。
スマホでゲームをする人にとって、タッチパネルはむしろ厄介な要素。確実な操作が見込める物理ボタンは、プレイの質に直結します。『SHAKS S5』はAndroid、iOS問わずBluetoothで接続し、まるで携帯ゲーム機のような操作感を実現します。
今回は『SHAKS S5』の実機をお借りしたので、筆者のiPhone SE2に接続してみましょう。
スマホゲーマーのための物理コントローラー
筆者自身、スマホを使っていろいろなゲームをプレイしています。
シューターゲームからMOBA、パズルゲームまでスマホにインストールしているゲームアプリは多岐に渡りますが、それらをプレイしているうちに「物理コントローラーが欲しいなぁ……」と思うことがしばしばあります。
最近では100円ショップでも吸盤でくっつくジョイスティックなどが売られていたりしますが、さすがにこれはチープな代物。長く使えるものではありませんし、途中で壊れてしまう可能性も。
しかし、『SHAKS S5』ならその心配は不要。何しろこれは、「本気のゲーミング」を追求したコントローラーです。実際に手に取ってみると、意外としっかりした作り具合に驚かされます。左右2本のジョイスティックと左側十字キー、ABXYボタン、そしてR1、R2、L1、L2ボタン。左右の取っ手の部分にはバイブレーション機能も内蔵されています。
これをスマホに装着する仕組みです。中央の伸縮部分にスマホを挟むように取り付けます。しかし、Bluetoothにつないでさえいればスマホと『SHAKS S5』を分離させた状態でも構いません。
紙飛行機で空中戦だ!
では、ゲームをプレイしてみましょう。今回のゲームは『Air Wings』というタイトルです。
これは戦闘機によるドッグファイトを題材にしたゲームですが、本物の戦闘機ではなく紙飛行機や模型飛行機を操縦して紙玉機銃で敵を撃墜する……というもの。輪ゴム、吸盤ダート、鉛筆などの武器をフィールド内で獲得しつつ、上手な立ち回りで敵機の後ろを取り攻撃していきます。まるで小学校の教室のような世界観で、センシティブな要素は一切見受けられない対戦ゲームです。
この『Air Wings』と『SHAKS S5』が適合することは、筆者が確認しました。飛行機を操作するゲーム(ジョイスティック下方向で上昇、上方向で下降という飛行機の操縦桿と同じ動作)の場合、物理コントローラーはその効果を発揮します。微妙な角度をつけた機首上げ、機首下げも『SHAKS S5』ならストレスなく実行することができます。
緻密な操作で勝利を掴み取れ!
戦闘機を操縦するゲームは繊細な操作を要求されますが、『Air Wings』は尚更と言えます。何しろこのゲーム、障害物が多い!
無限に飛行できないようフィールドは壁に囲まれているのですが、そのフィールドの只中にも厄介な障害物があったりで一瞬たりとも気が抜けません。敵の攻撃ではなく壁にぶつかって墜落、ということがよくあるのも『Air Wings』の特徴です。
だからこそ、ここは『SHAKS S5』を導入して緻密な飛行でライバルに差をつけます。製品筐体の大きさも程よい具合です。ただひとつ不足な点を挙げるとすれば、R2、L2ボタンに「押し込み感」がない点。最後まで押しても「パチン、パチン」という音は一切せず、筐体内部のバネを縮めてるだけの感触はちょっと物足りない気がします。ただ、これは単に筆者の慣れの問題かもしれませんが……。
PCゲームも操作できる!
『SHAKS S5』の重量は165gで、手首にプレッシャーを与えないほどの軽さに仕上がっています。アクションゲームだけでなく、たとえばPRGの長時間プレイにもこの製品は大活躍するはずです。
なお、『SHAKS S5』はAndroid、iOSのみならずWindows、macOSにも適合します。このコントローラーでSteam配信のゲームもプレイできる、というわけです。これ1台あれば、もはや他のコントローラーは埃を被ってしまうかも……?
『SHAKS S5』は、『Makuake』にて2月4日まで出資を募っています。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります
『SHAKS S5』Makuakeプロジェクトページはこちら