認めざるを得ない、かわいいは最強。かわいさゆえにセクシー&キュートなモン娘たちに愛でられる『モンスター娘TD』レビュー

紅葉つかさ
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 EXNOAが配信予定のDMM GAMESの新作ゲーム『モンスター娘TD~ボクは絶海の孤島でモン娘たちに溺愛されて困っています』

 本作は、『ミストトレインガール』や『フラワーナイトガール』のプロデューサーを務めるはせPが筆頭の“クリエイティブチーム くまさん”が手掛けるタイトル第2弾となっています。

 本記事では、世界観やキャラクターについてレビューします。

神様、少年に甘くない?

 本作は、ゲシュペンス島と呼ばれる絶海の孤島を舞台に、少年とモンスター娘の姿が描かれるタワーディフェンスゲームとなっています。

 この島では、世界で唯一、モンスター娘が存在する場所となっており、プレイヤーの分身となる主人公の“少年”が海での漂流の末、流れ着いたことからストーリーが始まります。そのうえ、“少年”は漂流していたときに、記憶を失ってしまったとのことでした。




  • ▲どこともわからない場所で記憶を失って1人でさまようという過酷な状況に陥っています。

 さらに、この島ではモンスター娘を狙う密猟者がおり、“少年”は密猟者と間違えられて襲われそうになりました。これだけでも十二分に不幸のオンパレードといっても差し支えない状況でしたが、ここから“少年”の運命が一気に変わります。


 そのキーとなるのが、ゲシュペンス島に伝わる“少年信仰”です。

 この“少年信仰”では、神が作った“少年”を世話するためにモンスターが生み出され、“少年”を怖がらせないために少女のような外見になっていきモンスター娘誕生の経緯が語られます。

 さらに“少年”がかわいいから、ほかは何でもよしという風潮がここでできました。すげえな!

 かわいいは正義とか無敵とか最強とかいう言葉もありますが、それはモンスター娘たちにも通じるんですね。








 そこで、先ほどの密猟者と間違えられたときに、“少年”がかわいいからという理由で、かばおうとするモンスター娘が現れてかわいいと弁護すると、最初に疑っていたオークのモンスター娘も“少年”がかわいいことに気付いて、疑いが晴れます。



  • ▲“少年”だからかわいいのか、すべてが許されるほどかわいい“少年”なのか、めちゃくちゃ気になります。

 “少年”がかわいいことに気付いてからは、世話をするために生み出されたモンスター娘たちから溺愛されます。その溺愛具合はうらやましいほどです。

 最初は、漂流して記憶喪失になったり、密猟者と間違えられたりするなど、すこし重めの導入かなとも思いました。

 しかし、少し読み進めていくだけで、かわいいということで何でも許されたり、酸っぱいにおいがするサキュバス娘が現れたり、かなりギャグテイストが強いストーリーになっています。それゆえに、テンポよくストーリーが進んで読みやすいという印象を受けますね。



 また、ストーリーの序盤から多くのモンスター娘たちが登場するので、お気に入りのモンスター娘が見つけやすいとも思います。やっぱり、同じストーリーだとしても、好きなキャラクターがいるかいないかによって、どれだけ楽しめるかが変わってきますよね。

 さらに、“少年”には大きな秘密があるそうなので、それがストーリー内でどのように明かされていくのか、関わっていくのかも気になります。秘密に関わるときには、シリアスな感じになるのでしょうか。そういったストーリーの違いにも注目してみてもいいかもしれません。

個性的なモンスター娘たちがたくさん!

 このような感じで、“少年”はモンスター娘たちにかわいがられることになりますが、そんなモンスター娘たちは、見た目はもちろん、種族も違います。

 やっぱりどんな種族のモンスター娘が登場するのか、見た目はどんな感じなのか気になりますよね。序盤には、ペガサス娘、サキュバス娘、スライム娘といったモンスター娘が登場します。

主人公

 主人公の少年。

 見た目は年齢低めの美少年で、少し天真爛漫な性格。

 記憶を失い、あてどなく島を彷徨っているところを保護されることになった。

 創世記に出てくる原初の少年と特徴が酷似していることから、あちこちのモンスター娘から言い寄られる。

獣神ヴィヴィヴァーチェ

 通称・ビビ神。

 礼儀正しく、清く正しく、良識的な神of神。

 丁寧な生き方と丁寧なしゃべり方が丁寧な人柄を表しているが、神なので、下界の者どものことはナチュラルに見下すこともある。

ペガサス娘 スズ

 異世界に転生してきたと言い張る異色のモンスター娘。生前は女子高生で、そこそこゲーマーだった。

 現代日本知識で無双すると見せかけて大体失敗する。

 ビジュアル的にはほぼケンタウロス。もはや、ケンタウロス娘を出せばいいじゃないかと思われるぐらいにケンタウロス。背中に申し訳程度に羽が生えてはいる。

スライム娘 リン

 やや頭のネジが外れている小動物妹系。可愛いサイコパス。

 非常におとなしいが、少年を幼い頃に生き別れた幼馴染みスライムだと狂的に信じ込んでいる。進化って凄いと思っている。

サキュバス娘 クロミ

 えっちなお姉さんだが、慈愛に満ち、優しく、清楚可愛い性格をしており、誰からも愛されるタイプ。

 スキンシップ大好き。モンスター娘にもスキンシップする。少年にはもっとする。

 というわけで、序盤に登場する5人のモンスター娘を紹介しましたが……見た目だけでなく性格や設定も強烈な個性派ぞろい!

 もちろん、そんなモンスター娘はまだまだいます。

  • ▲ケンタウロス娘のエテジア。

  • ▲ノーム娘のペトラ。

  • ▲ゴブリン娘のアニス。

  • ▲マンティコア娘のニィル。

  • ▲マタンゴ娘のシジメ。

 クセモノぞろいのモンスター娘たちがストーリー上で自由に動き回るので、先が見えないストーリーが展開され、非常に先が気になるものになっています。

 主人公である少年が、どのようなモンスター娘たちと出会い、愛されたり、時には困らされたりするのか。ぜひゲームでお楽しみください!

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