『エーペックス レジェンズ』新レジェンド・マッドマギーの使用感は? アビリティの回転率と威力は十分!

セスタス原川
公開日時

 エレクトロニック・アーツより配信中のSwitch/PS5/PS4/Xbox series/Xbox One/Origin/steam(PC)用バトルロイヤルシューティング『Apex Legends(エーペックスレジェンズ)』にて、シーズン12“ディファイアンス”が開幕しました。

 今回の記事では、新レジェンドのマッドマギーを実際に使用した感想をお届けします。

ショットガン装備時に移動速度アップ

 マッドマギーのパッシブスキルは、ショットガンを所持している状態の移動速度が上昇する能力。移動速度は武器をしまっている状態とほぼ同じ速さまで上がるので、マッドマギーを使用する際には積極的にショットガンを使いたいです。

 移動速度が速いので、相手は弾を当てず辛く、純粋に撃ち合いが有利になります。

 一方で、撃ち合いの際には、普段のキャラクターを使っている際のショットガンの感覚と多少異なる点に注意。移動速度が速いことを考慮して、うまくエイムを合わせる必要がありました。

  • ▲オクタンなど移動速度が速くなるレジェンドを使ったことが無い方は、近距離のエイムに慣れるまで少し時間がかかるかもしれません。

攻撃を当てた相手をスキャン状態に

 もう1つのパッシブは、攻撃を当てた相手が透過されて見える能力。特に壁を貫通するアビリティとの相性が良く、相手の場所を視認できます。

 しかし、スキャン時間は1秒程度とかなり短く、敵全体の位置を確認できるわけではないので、過信は禁物。

 アビリティを打つ際の狙いを定めるサポートスキルとしての活用が中心。スキャンの性能自体はおまけ程度の能力として考えておいて問題ないでしょう。

アビリティ:ライオットドリル

 マッドマギーのメインウエポンになるアビリティ。緩やかな放物線を描きつつ、壁を貫通するドリルを発射します。

 ダメージはテルミットグレネードのように累積型で、フルヒットで160ダメージを与えます。

 遮蔽に隠れた敵に撃ち、ダメージを嫌って平地に出てきたところを狙うセットプレーが強力です。パッシブのスキャンと組み合わせて、うまく壁越しにヒットする場所を狙いましょう。

 クールタイムは20秒と短め。発動が終わってからでなく、撃ってから20秒で再使用できるので、体感のクールタイムはもっと短め。気軽に撃って問題ありません。



  • ▲刺さる場所の幅が浅いほど攻撃範囲が奥まで届きます。

 注意点は、相手に直接刺したりできず、足元を狙っても角度の問題でダメージが出せないところ。しっかりと障害物を介して攻撃をヒットさせることを心がけましょう。

アルティメット:レッカーボール

 アルティメットは、転がって進むボールを発射します。ボールは一定距離を進むと爆発して、相手にダメージ、スタンを与えます。

 ボールが転がった場所には、通過したキャラクターの速度が上がるポイントが点々とばら撒かれます。

 一見グレネード変わりに使うアルティメットのようですが、扱いやすいのは後者の速度上昇の方。逃げている敵の背後に投げ、ボールで圧を掛けながら、凄まじい速度で追いかけられます。

 室内では転がる場所や爆発地点が狙いやすいので攻撃。平地では移動補助として使い分けられるスキルです。クールタイムも90秒と短いので、積極的に撃ってしまって問題ないでしょう。

攻めるプレイとの相性抜群

 マッドマギーは、回転率がよく壁を貫通できるアビリティを使いこなせるかがコツ。相手を攻め立てることに特化しているので、守りを固めるのではなく、籠城している相手にどんどん攻めるスタイルで使用したいです。

 一方で、守りに関しての能力は一切なく、逃げスキルもないので、攻撃的でも最前線を貼るのは危険。一歩引いた位置でアビリティや射撃できっかけを作り、隙があればアルティメットの速度アップを使いながら前に出る動きが理想的です。

  • ▲アルティメットに移動速度アップがあるとはいえ、逃げには使い辛いので無理は禁物です。

 ポテンシャルは高く、刺さる場面も多いキャラクターですが、攻めに特化しすぎてピーキーな性能になっている点が強みであり最大の欠点でもあります。仲間と「どんどん詰めに行こう!」と意思の統一ができていれば、サポートしてもらいつつ真価を発揮できるでしょう。

 アビリティは強力なのは間違いないので、あとはアルティメットの運用の幅を今後どれだけ見つけられるかで、大きく評価が変化しそうです。

 評価はさておき、遮蔽物に隠れている敵に対してアビリティを当てた際の“嫌がらせしてやった感”は癖になる気持ち良さ。相手の嫌な顔が目に浮かびます。そういった面白さの点では、ぜひ一度使って欲しいレジェンドとも言えますね。

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