日本ホラーに影響された──『The Medium』開発陣＆担当声優インタビューが公開！

　ナツメアタリは、PS5用ホラーゲーム『The Medium（ザ・ミディアム）』の主人公であるマリアンヌ役を演じた武田華さんとトーマス役を演じた四宮豪さん、そして開発陣のインタビューを公開しました。

　以下、リリース原文を掲載します。

『The Medium』担当声優＆開発陣インタビューが公開！

声優インタビュー

マリアンヌ役：武田華
トーマス役：四宮豪

Q1：担当の役を演じて、キャラクターについての印象、演じてみて難しかったところ/楽しめたところなどありましたらお聞かせください。

武田：明るさと孤独、強さと弱さが共存する彼女らしさを掴むのは最初はなかなか難しかったです。迷いながらも意思をもって進んでいく彼女に寄り添いながら演じました。
四宮：陰のある役……、いやホントに影、か……?（笑）みたいな、一粒で二度美味しい、みたいな役でした。

Q2：「The Medium -霊-」という作品に関して印象や感じたことなどお聞かせください。

武田：複雑なストーリーなのでお話をすすめて謎が解けていく感覚を楽しめるのではないかと思います。私も実際にプレイしてみて読める文字情報や、画面の操作がどういう感覚になるのか楽しみです。
四宮：最初の印象で、ホラー物だと怖いのかな、と思いましたが、怖い中にも引き込まれるストーリーや映像、多彩な仕掛けなど、面白怖い感じについやり込んでしまうゲームだと思います。

Q3：プレイするユーザーの皆さんへ、注目ポイントなどメッセージをお願いします。

武田：新しい感触のゲームだと思うので、2つの世界を行き来しながら、 ストーリー、謎解き、ホラー、アクションと楽しんでいただけると嬉しいです。
四宮：ダークな魅力が満載です、二重現実の世界に是非没入して下さい！

開発者コメント

　The Medium-霊-は日本のホラー題材に深く影響され作り上げた作品です。

　また開発者の中の多くの者が、日本ホラーゲーム、映画、漫画の大ファンです。

メインデザイナーであるWojciech Piejko氏から：

　日本のホラー表現には、西洋のホラーと違って、不安にさせるテーマ、不穏な雰囲気、そして深く心理的に引き出される恐怖があり、注目していました。ジャンプス・ケア（※1）が少ないほど、スロー・バーン（※2）の物語が多くなります。

　観客たちに想像の時間を与えることで、その恐怖感を最も引き立てられると感じていました。開発チームもまた、そうした日本ホラーの特徴に強く影響されていました。

　今回TheMediumの作曲担当に山岡晃氏も参加しており、サイレント・ヒルのゲームで育った子供としては、夢が実現したようなもので、最高の出来になった思います。

　開発メンバーが日本のホラーゲームを楽しんでいるように、皆さんも私たちのゲームを楽 しんでください。『The Medium-霊-』の不穏な秘密を解き明かすのを楽しんでください！

　そして、目に見えるものは真実とは限らないことに気をつけてください。アリガト！

　今まで『Layers of Fear』『ブレア・ウィッチ』『オブザーバー:システムリダックス』 等数々の心理的ホラー開発を手がけましたが、『The Medium -霊-』は今まで作品の中で一番規模が大きく、開発時間が長い、初の第3人称心理的ホラーゲームです。

　しかも2つの世界にいる主人公を同時に操作することが可能なのです。この今までにない、斬新な体験を、是非ご堪能ください。

※1：ジャンプス・ケア＝音や映像を突然変化させ、観客を怖がらせる映画テクニック
※2：スロー・バーン＝ストーリー等で観客の感情を徐々に募り、最終的に感情を爆発させる映画テクニック

製品情報

タイトル
The Medium-霊-

プラットフォーム
PlayStation5

ジャンル
二重現実（デュアル・リアリティ）心理的ホラー

プレイ人数
1人

発売日
2022年3月10日予定

価格
パッケージ版：7,800 円（税込 8,580 円）
ダウンロード版：7,800 円（税込 8,580 円）

レーティング
CERO 「C」（15才以上対象）　

発売元
ナツメアタリ株式会社