『ガンダムW』11話でリリーナが見せた戦う覚悟。それは大人たちをも動かす

電撃オンライン
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 ガンダムチャンネルにて、『新機動戦記ガンダムW』の第11話“幸福の行方”が配信中です。

 『新機動戦記ガンダムW』は、1995年4月7日から1996年3月29日までにテレビ朝日系列で放送された作品。『ガンダム』シリーズとしては、初の試みとなるキャラクターデザインを重視した作品で、美少年・美少女キャラクターが登場します。

 ストーリーもシリアス路線で、キャラクターのセリフも深みのある思想的なものが多く取り入れられているのが特徴です。重厚な世界観とストーリー、美麗なキャラクターで、少年向けだった『ガンダム』シリーズのファン層を広げました。

 11話では、レディ・アンに追いかけ続けられたリリーナがついに反撃に。単身で彼女の来るパーティーに乗り込み、拳銃を片手に戦います。予想外の行動にレディ・アンも驚きを隠せず、周りの大人たちも彼女の勇気ある行動に心を動かされます。

 これまでお姫様として守られていた彼女が、父親の仇を撃ち、自分の手で未来を掴もうと行動を起こした。そんな心境の変化がよくわかるエピソードです。

あらすじ

 レディ・アンの作戦に敗北したガンダムパイロットのひとり・デュオは、同じパイロットであるカトルとマグアナック隊に誘導され、戦地から逃れる。

 地下基地がある町に着いたふたりは、改めてお互いが似た境遇であるとこと、同じ任務を受けていることを確認する。ふたりを歓迎する宴の中で、町を偵察していたOZの兵士が町に爆弾を仕掛けていた。

 地下基地の存在が明るみになってしまったマグアナック隊はOZのMSと戦闘を開始。OZは以前から基地の存在を察知し、ガンダム抹殺のために乗り込んできたのだ。コロニーを盾に取られている今、デュオとカトルは出撃することができず、ただマグアナック隊の好意に甘えて脱出するしか方法はなかった。

 一方、レディ・アンが出席するパーティの情報を聞きつけたリリーナは単身、モスクワに飛んでいた。養父・ドーリアン外務次官の敵をとろうとしたのだ。

 ドレスに拳銃を隠し、近づいてきたレディ・アンに銃口を向けるリリーナだったが、弾が外れて暗殺は失敗してしまう。

 レディ・アンの手下が追いかける中、リリーナはウェリッジ侯爵を始めとするピースクラフト家ゆかりの人々の助けを借りて逃げ延びるのであった。

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