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『FF14』次期拡張パッケージ7.0で行うことは? グラフィック向上のアップデートも【第68回PLL】

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 スクウェア・エニックスのPS5/PS4/PC用MMORPG『ファイナルファンタジーXIV』の新情報を公開しました。

 なお、本情報は2月19日11:00より配信されている“第68回FFXIVプロデューサーレターLIVE”で発表されたものです。また、本日発表された内容は開発中のものです。実装時には変更となっている場合があります。

FFXIVの新たなる挑戦“次の10年に向けて”

 次期拡張パッケージ7.0に向けて新たな挑戦をしていくことが吉田Pより語られました。

 パッチ7.0のコンセプトは““ひとり”でも“みんな”でも遊べるRPGへ更なる進化”とのこと。

 また、第一次“グラフィックスアップデート”の準備/開発についても話があり、さらにパッチ6.Xシリーズ予定ロードマップについても明かされました。

“ひとり”でも“みんな”でも遊べるRPGへ更なる進化

 読んで字のごとく、ジャンルとしてはMMORPGと呼ばれているが、たくさんのゲーマーの人たちと話たり、マーケティングより市場調査をしてもらったときに「FFシリーズは好きでやっているが11と14はやっていない」といわれるのがとても悔しい、また「オンラインで、人間関係があるのが嫌」といった声がとても多くあったとのこと。

 そのことを踏まえ、『FF14』はひとりでもみんなでも遊べるRPGにしたいということを熱く語っていました。

パッチ6.1からパッチ6.5にかけて

 全メインクエスト必須IDと、4人用討滅戦をフェイス対応することが発表! まずは、第一弾パッチ6.1では“新生エオルゼア編”(2.0範囲)が対応されます。

 なお、8人討滅戦のみ上記期間では非対応となり、7.0以降で順次対応を検討するようです。

 ちなみに諸注意として、ストーリー上、一時的にいなくなるなどありますが、そこはすべて対応できない旨を話し、ただ、とくに重要そうなシチュエーションには気をつかってはいるので安心してほしいとのこと。(ニーズヘッグ討滅戦ではエスティニアン=ニーズへッグのため)

 その他、新生エオルゼアの後半は、現在の仕様と少し変わってしまっている場合があるため、一部変更されているIDもあるようです。生放送では、“トトラクの千獄”のヘヴィになる床ギミックはなくなっているとの話がありました。

 さらに、リットアティン戦がなくなっていることも明かされました。しかし、クエストインスタンスバトルとして生まれ変わることも発表されました。

 その他にもいくつもクエストインスタンスバトルに生まれ変わっているものが多数存在するようです。

第一次グラフィックスアップデート

 11年運営していると、尋常じゃないグラフィックスアセットが存在しているため、一気に極限まで上げると、対応が不可能とのことが明かされました。そのため、徐々にアップデートしていくとのことです。

 こちらは次期拡張7.0での投入を予定しているようです。なお、あくまでマルチプレイをベースとして“画面全体の美しさ”を追求していくということはわかってほしいとのこと。

 その他、アニメーションやライティングシステムもアップデートしていくようです。ちなみに、スタンドアローンのゲームクオリティにはならないと強く伝えていました。また、7.0では最低動作保証のスペック条件が変わるようです。できるだけ多くのスペックに対応できるよう努力するということも話がありました。

 PS4版についても語られており、最適化も行っていくことが発表されました。また、PS4のサポートは7.0においてもしっかりやっていくことが語られました。

テスト期間1カ月目のサンプル キャラクター編


  • ▲フォトリアル路線は求めていないと考えており、上の画像までリアルにはならないとのこと。




  • ▲今後も最適化していき、よりよいところをさぐっていくとのこと。

アップデートの主な内容と目標

 テクスチャの高解像度化(髪、肌、装備品など)を行っていくようです。また、肌、金属、布などの質感表現の向上を研究中だそうです。

 その他、ライティングとシャドウの強化を行っていき、できる限りプレイヤーキャラのイメージが変わらないよう注意しているとのこと。

 7.0実装時に追加される装備品はグラフィックが向上したものが実装されるようです。また、NPCは可能な範囲対応し、7.x以降順次対応していくとのことです。

テスト期間1カ月目のサンプル マップ編

  • ▲現在では影があまりないところ、配置ライト数を追加したあとは、しっかり影が出ています。
  • ▲影の高解像度化をすることで、くっきりしたティターニアが表現されています。
  • ▲金属の質感強化。
  • ▲オブジェクト数が追加されています。
  • ▲高解像度化した下草。

引き続き多くのアップデートを適切なスケジュールでお届け!

 パッチ6.1シリーズ予定のロードマップが判明しました。パッチ6.1は読み切れないですが、4月までには出すとのことです。

 メインクエストのアップデートだけでなく、ヒルディブランド“暁月編”、新サブクエスト“タタルの大繁盛商店”といったものが実装されるようです。

 その他、アライアンスレイド、新PvP、蛮族クエスト、最新絶シリーズ、幻アルテマウェポン破壊作戦といったものが用意されています。

  • ▲絶シリーズは今までで一番難しく、吉田P曰く、覚悟して挑んでほしいようです。なお、絶シリーズは6.11で実装されるとのこと。

 さらに、新生エオルゼア編メインクエストIDのフェイス対応や新UI実装、ロスガルの新髪型、イシュガルドハウジング、お得意様等、さまざまな内容が実装される予定です。

 パッチ6.2シリーズ予定のロードマップも明らかに! 新生エオルゼア編の2.xシリーズのメインクエストIDや、蒼天編メインクエストのフェイス対応、武器強化コンテンツ“暁月編”、新バトルコンテンツ“難易度可変ダンジョン”(1~4人向け)、新コンテンツ“無人島開拓”など、こちらも多数のアップデートが行われます。

  • ▲難易度可変ダンジョンは、今までになかったものになるようです。また、行く人数によって難易度が変わっていくダンジョンだそうです。

 ミラージュプリズムについてもアップデートされていくとのこと。詳細は後日発表されるようです。

 パッチ6.3シリーズ予定のロードマップでは、蒼天編メインクエストIDのフェイス対応やディープダンジョンシリーズ第3弾、絶シリーズ第5弾の実装、無人島開拓アップデートなどが発表されました。

 パッチ6.4、6.5シリーズ予定のロードマップでは、紅蓮編メインクエストIDのフェイス対応、難易度可変ダンジョン第2弾、第3弾、無人島開拓の開拓エリア追加などが実装予定となっています。なお、パッチ6.4~6.5については、さらに詳細を企画検討中とのことです。

 また、今回発表されたロードマップの内容以外にもさまざまなことを用意しているようです。放送内では青魔道士のレベルキャップ開放についても触れられました。こちらは状況を見て時期を検討するものの、ロードマップに記載がないからといってやらないというわけではないとのことです。

メジャーパッチサイクル

 今まで、3.5カ月に1メジャーパッチが配信されていましたが、今後は4.0カ月に1メジャーパッチが配信されます。



  • ▲パッチ3.3シリーズ実装項目と、パッチ5.3シリーズ実装項目の比較。

※画像は生放送をキャプチャーしたものです。
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