ナニカ、ツボネの左手を治してくれ…。キルアの予想外の“お願い”の理由は?【ハンター×ハンター再放送】

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 日本テレビのアニメ枠“AnichU”にて、TVアニメ『HUNTER×HUNTER』の再放送が2022年1月より再開されました。今回は、2月23日1:55より放送予定の第143話“ツミ×ト×ツメ”のあらすじをお届けします。

 TVアニメ『HUNTER×HUNTER』は、冨樫義博先生の漫画を原作としたTVアニメ作品の第2作です(本作が2回目のTVアニメ化)。プロのハンターを目指す少年・ゴンと、個性的な仲間たちの冒険を楽しむことができます。

 2022年1月より“選挙編”の再放送がスタート。ハンター協会・会長のネテロをはじめ、多大な犠牲を出した“キメラアント編”から続くストーリーが描かれます。

 イルミが一般人を“針人間”にして暴走させている事を問題視した“脱会長派”の3人は、代表のテラデインへの選挙投票を呼びかけ(これによりテラデインは第5回の投票でパリストンに次ぐ2位に浮上)、同時にイルミたちの追跡(ハント)に乗り出します。

 しかし、イルミやヒソカは派遣されたハンターたちを寄せ付けず、みな返り討ちにあう結果に……。そしてイルミは“密告者”からの情報をもとに、確実にキルアたちを追い詰めて行きます。飛行船の陽動と回り道で追跡をかわしたと判断したキルアですが、着陸先で“針人間”に囲まれてしまうのでした。

「キル…オレに隠している事があるね…? アルカの事で…」

「完全にまいたはずだ…!! なぜここがわかった!?」

「教えたらアルカをこちらに渡してくれるかい?」

 あくまでアルカを見逃す気はないイルミ。キルアは“神速(カンムル)”での逃走を考えますが、アルカを連れては無理だと断念します。

「あたしですよ。まんまと一杯喰わされた間抜けはね」

 そこに、アマネを連れたツボネが登場。キルアの母親に従う彼女は、その命令(丸眼鏡で映像を送信していた)を利用され、イルミに情報を盗まれていたのでした。そして彼女を見つけたアルカは“おねだり”を再開します。

「ツボネー、中指の爪ちょうだい」「ツボネー、薬指の爪ちょうだい」

「ええ喜んで」「はいな、お安い御用でございます事よ」

 以前ねだられた小指の爪と合わせて3つの“おねだり”を達成したことで、アルカ(ナニカ)に新しい“お願い”をすることが可能に。それを見ていたイルミは、自分を殺すよう“お願い”できるならしてみろと挑発します。仮に自分が倒れ、その後でゴンを治療したとしても、キルアは生涯苦しむ(=自分はキルアの心の中で永遠に生き続ける)と思い定めて……!?

 微笑みながら爪をペリペリ剥がすツボネにドン引きしてしまいそうですが、彼女は自分がキルアの足を引っ張ったことを気にしており、その償いができることをむしろ喜んでいる模様。いっぽうイルミの思惑もストーカーじみていて、キルアへのゆがんだ愛情を感じさせます。さすがゾルディック家、みんな愛が重い……。

 そして“傍観者”であるヒソカは、アルカを殺してキルアに憎まれるか、見逃してゴンを回復させてイルミに憎まれるか、どちらが楽しいだろうか……などと不穏なことを考えていて、笑ってしまいました。どちらも実行されると大惨事! さすが道化師(ピエロ)、場をかき回すことに余念がありません。

「ナニカ、ツボネの左手を治してくれ…」

 しかし、キルアの口から出た“お願い”は、まさかのツボネのケガの治療。絶体絶命の状況で、“小さな”お願いをしたキルアの真意とは? ぜひ放送を観て、確かめてください!

第143話“ツミ×ト×ツメ”あらすじ

 第5回13代ハンター協会会長総選挙は、上位8名による再選挙という結果になり、引き続き選挙戦が行われる。

 一方キルアを追うヒソカは、“清凛隊”と呼ばれる組織が針人間捕獲のために送り込んだハンターたちを次々抹殺し、キルアの乗る飛行船の着陸地点の記されていた地図を手にしていた。

 またイルミも追っ手から地図を入手しキルアを追い、同じくその飛行船を執事のツボネとアマネも追っていた。

第143話“ツミ×ト×ツメ”放送日時

2022年2月23日(水)1:55~2:25

TVアニメ『HUNTER×HUNTER』

放送情報
日本テレビ(アニメ枠「AnichU」)にて毎週水曜午前1時59分(火曜深夜)より再放送中
(※放送時間は変更になる場合があります)


※画像は公式Twitterのものです。
©POT(冨樫義博)1998年-2011年 ©VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス

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