Switch対応の超小型多機能ドックで大画面ゲームを楽しんでみた【ガジェットレビュー】
- 文
- 澤田真一
- 公開日時
クラウドファンディング『GREEN FUNDING』で、『POWERDock』という製品が公開されています。
これはNintendo Switchやスマホ等に接続できる多機能ドックで、USB-A、USB-C、HDMIポートを備えています。Nintendo Switchの純正ドックはスタンドを兼ねていますが、その形状故に持ち運びに難儀してしまいます。しかし『POWERDock』なら、ズボンのポケットに入れることもできます。
そんな『POWERDock』が、筆者の自宅兼事業所に届きました。
重量僅か30g
箱を開封して『POWERDock』を目の当たりにすると、その小ささに驚愕してしまいます。
重量30gのボディは、コード部分を除けば掌にすっぽり収まってしまうほど。ズボンのポケットやワイシャツの胸ポケットにも入ります。そして『POWERDock』は冒頭に書いた通りUSB-A、USB-C、HDMIのポートを内蔵。純正ドックのように充電をしながら大画面に映像を反映させることが前提です。
Nintendo Switchを収納するケースは、まるで二段重ねの弁当箱のような大きさです。これはドックの占有スペースが大きいということもあるはずですが、『POWERDock』を導入すればより小型の収納ケースでも事足りるはず。旅行にNintendo Switchを持っていく際も、『POWERDock』は大活躍必至の製品です。
ゲームはやっぱり大画面で!
そして『POWERDock』は、4K出力に対応しています。自宅の4Kテレビに映像を出しつつ、USB-Cで充電。スタンドではないので「Nintendo Switchを立てた状態で置く」ということはできませんが、そうしたことを気にしない人にとっては非常に便利な製品ではないでしょうか。
もちろん、筆者も『POWERDock』を試してみました。最近買ったばかりのNintendo Switchに『POWERDock』を接続。テレビにつないで、スーパーファミコンのタイトルをプレイします。
1984年生まれの筆者は、まさにスーファミ世代です。父親が刑務官だった関係で子供時代の筆者は官舎に住んでいましたが、そこに住む子供たちは例外なくファミコンとスーファミとゲームボーイを所持していました。同じ棟の中の子を自宅に呼んでスーファミをプレイする、というのもよくありました。ゲームボーイを外に持ち出すよりも、友達を家に呼んで大画面のテレビでプレイしたほうが協力プレイもできて楽しいという事情もあります。
従って、筆者にとってのゲームとは「テレビに映像を映し出すもの」。それを可能にする『POWERDock』は、筆者としてもこれから注目していくべき製品だと感じました。
工夫次第でいろいろな用途
もちろん接続先はテレビだけに限りません。HDMI接続部があれば、プロジェクターにも映像を投影させることができます。小型プロジェクターと『POWERDock』を使い、スクリーンにNintendo Switchの映像を出すという楽しみ方もあるはずです。
また、映像出力に対応したPCやタブレット、スマートフォンに『POWERDock』を接続し、画面を大型化するという使い方も。工夫次第でいろいろな用途を見出せるのも、『POWERDock』の特徴です。
割引価格で提供
そんな『POWERDock』は、『GREEN FUNDING』で出資を受け付けています。
2022年2月23日現在で、最も安い出資枠は4,958円(製品1台提供)。配送は今年6月を予定しています。なお、一般予定販売額は6,700円です。
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