怪異を祓う、このリアルな東京で。『Ghostwire: Tokyo』はアクションと不思議で不気味な世界、どちらもこだわりを感じる超注目作!

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 ベセスダ・ソフトワークスより2022年3月25日に発売される、PS5/PC(Steam)向け箱庭型アクションアドベンチャー『ゴーストワイヤー トーキョー(Ghostwire: Tokyo)』の情報をまとめました。

 本作は『サイコブレイク』シリーズで知られるTango Gameworksが開発する箱庭型のアクションアドベンチャーです。今回の記事では、本作の特徴を紹介していきます。

この独特なパラノーマルアクションは、リアルな東京で展開する

 本作の舞台は、リアルでありながら、オリジナリティーに富むかたちで再構築された東京。不気味な般若面の人物によって引き起こされた大規模な超常現象により、人々は一瞬にして消失してしまいました。


 主人公は超常現象が起きた東京で、謎の霊“KK”に憑依されます。とある目的を持つ彼と時にぶつかり、時に協力して、大規模人体消失の真実を究明していくことになるのです。


  • ▲各所にある鳥居の穢れを祓い、浄化することで探索範囲が広がっていきます。

 行く先々で遭遇する“マレビト”と呼ばれる異形の存在は、不気味な違和感を漂わせています。近づくと背筋が凍るような恐ろしい姿をしており、どことなく人間と似通った要素が残されていることが、グロテスクさをより強烈なものにしています。

 マレビトは単に化け物というよりも“幽霊”という言葉が浮かんできそうな……舞台が東京ということも相まって、新しくありつつもなぜかなじみのあるように感じてしまいます。これもまた“和風”と表現してもいいのかもしれませんが、とにかく新鮮です。


  • ▲夢に出てきそうな恐ろしい能面顔のマレビト。覚悟してプレイしていないと、思わず声を出してしまいそうです。

 本作はPS5でプレイすると、そのハード性能を最大限に感じることができます。3Dオーディオと美麗なグラフィックによって、ゲームとは思えない没入感を提供してくれます。

 注目すべきポイントのひとつは、やはり東京の描き方。どこまでもリアリティにこだわったグラフィックは、もはや実写に近く、東京タワーや渋谷スクランブル交差点など親しみのある場所が、ゲームの舞台として描写されています。

 東京やその近郊で暮らす人によっては見慣れた風景ですが、そこに怪物たちがうごめいているという、現実と非現実の融合した不気味な世界観が本作の見どころです。東京に行ったことがないよ、という人も、本作をプレイした後に東京を訪れたら、得も言われぬ感覚を味わうことでしょう。


 グラフィックだけでなく3Dオーディオによる音の演出もリアリティを表現するのに一役買っており、背後から聞こえてくる音ははたしてゲームのものか、それとも現実のものなのかわからなくなってしまうほどに仕上がっています。目と耳を通じてプレイヤーをゲームの世界へと引き込んでくれます。

超常の能力と武器でマレビトたちを“祓う”

 ここからは、バトル部分について紹介していきます。主人公は、“霊技”と呼ばれる能力を駆使して東京をさまようマレビトたちに対抗します。風や炎、水といった属性を駆使した攻撃があり、場面ごとに応じた選択か鍵となります。



  • ▲攻撃の際には手で印を結ぶようなアクションがあり、その様子はまるで陰陽師のようです。

 能力だけでなく、神秘の力が宿る武具もサブウェポンとして戦闘の手助けとなります。弓矢やお札など、ゲームの世界観とマッチした武具で“異形を払う超常の能力”を楽しめるゲームデザインとなっています。

 光のワイヤーを使ったグラップルアクションで、街中を自由自在に飛び回ることができます。光のワイヤーは移動だけでなく、必殺の攻撃手段ともなります。“ワイヤー”はタイトルにもある通り本作における重要なポイントです。


 攻撃手段の幅が広く、どの演出も本当に手を動かしているようなリアリティがあり、さらに魅せ方もド派手。アクションゲーム好きのツボをうまく突いたバトルが堪能できます。

 他にも、神社で賽銭を投げることで恩恵を受けたり、周囲に浮遊するエネルギーから“霊技”の元となる力、“エーテル”を収拾したり、神秘的な何かを感じさせる要素をうまくバトルシステムに落とし込んでいます。

感覚を狂わせる歪んだ空間

 本作では、グラフィックの細かな演出を巧みに採用しています。中でも歪んだように見える空間表現は、異常な世界に迷い込んでしまった感覚をより強く味わわせてくれます。

 また、一部の雑居ビルなどに入ると、これまたとんでもなく不思議で不気味な景色が広がっていたりします。


 スクリーンショットを見てもわかるように、まるでトリックルームに足を踏み入れてしまったような表現です。異形たちのおぞましい姿とは方向性の違う、不安感を煽るような不気味さを体験させてくれます。

この東京にも、癒しの存在が……?

 この不気味な東京にも癒しは存在します。……そう、それは犬や猫たちです。街の各所に登場する犬や猫は、“なでなで”することが可能。動物たちとの触れ合いは、まさに“救い”と言っていいですね。

 人のいない夜の東京を歩き、動物たちと交流する。う~ん、なんとも赴きのあるシチュエーションですね……マレビトたちさえいなければ(笑)。

 リアルな東京を舞台に、怪物たちとの異能バトルが展開される本作。ただ単に舞台を東京にしただけでなく、敵として登場するマレビトたちのデザインや、アクションにも、一貫したこだわりや必然性が感じられる点が非常にいいですね。特殊能力を使っていくようなアクションゲームに触れてきた方も、本作はきっと新鮮な感覚で楽しめることでしょう。

 事前情報ではまだまだ明かされていない部分も多く、特にストーリーの展開など実際にプレイして体験してほしいところ。3月25日の発売が今から待ち遠しいですね!

インフルエンサーたちによる本作のプレイが見られる!

 最後に、明日3月19日のPlayStation公式配信企画“PLAY! PLAY! PLAY!”のご案内を。

 この企画では、本作のディレクターであるTango Gameworksの木村憲司さんが、MCを担当する松嶋初音さんとともに本作の魅力をお届けしていきます。さらに、タレントやインフルエンサーたちのチャンネルでは、それぞれリアルな感想を交えながらゲームをプレイする様子が楽しめます。

 時間と配信チャンネルは以下の通りですので、3月19日はぜひチェックしてくださいね。

Johnny's Gaming Room……17時ごろ開始
たかしの部屋……19時ごろ開始
PlayStation公式チャンネル……20時ごろ開始
みすみのはらわた……21時ごろ開始

デジタルDL版予約特典&パッケージ版初回限定特典がアップグレード!

 デジタルダウンロード版の予約特典およびパッケージ版初回限定特典のアップグレードが告知されています。

 特典として発表されていたコスチューム“バイクスーツ”およびコスチューム“般若”ですが、その中の“バイクスーツ”のアイテムがアップグレードされて、『コスチューム“プレミアムバイクスーツパック” 』として8色のカラーバリエーションが追加。当初発表されていたカラーリングを加えて全9色のアイテムパックになります。コスチューム“般若”への変更はありません。

 これまで本作を予約した人や、製品パッケージの初回限定特典封入製品を購入した人も、同様にアップグレードされた『コスチューム“プレミアムバイクスーツパック”』を受け取れるとのことです。製品パッケージ封入の初回限定特典プロダクト コードのチラシには『コスチューム“バイクスーツ”』と印刷されていますが、印字されたプロダクトコードを入力すると、『コスチューム“プレミアムバイクスーツパック”』と『コスチューム“般若”』の アイテムを入手できます。


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