日本HP、より効率的なCPU冷却システムを搭載したゲーミングPC発売

電撃オンライン
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 日本HPは、ゲーミングPCの新製品としてOMENおよびVictusのデスクトップPCを発表しました。

 特許取得済(※1)のCPU冷却システム「OMEN Cryo チェンバー」を搭載する「OMEN 45L Desktop」

 印象的なインフィニティミラーロゴを備えたスモールフォームファクタの「Victus 15L Desktop」

製品名:OMEN 45L Desktop
HP Directplus価格(税込):550,000円~
販売開始日:2月24日

製品名:OMEN 40L Desktop
HP Directplus価格(税込):352,000円~
販売開始日:2月24日

製品名:OMEN 25L Desktop(インテル)
HP Directplus価格(税込):220,000円~
販売開始日:2022年春

製品名:OMEN 25L Desktop(AMD)
HP Directplus価格(税込):264,000円~
販売開始日:2022年春

製品名:Victus 15L Desktop
HP Directplus価格(税込):121,000円~
販売開始日:2022年春

〈OMEN 45L Desktop、OMEN 40L Desktop〉


 「OMEN 45L Desktop」は、革新的なCPU冷却システム「OMEN Cryo チェンバー(オーメンクライオチェンバー)」を搭載します。

 「OMEN Cryo チェンバー」を本体の上部に独立して配置することで、CPU、GPU、電源ユニット等から発生する熱を帯びた空気でラジエターを冷却する従来の方式とは異なり、外部の新鮮な空気を取り込むことによりラジエターを冷却します。

 これにより、効率的な冷却が可能になり、「OMEN Cryo チェンバー」を搭載しない同構成のモデルと比較してフルロード時のCPU温度は6℃低く抑えられます(※2)。

 「OMEN 40L Desktop」は、電源ユニットの熱を帯びた空気がCPUやGPUの区画に流入しない様にシュラウドで覆われたデュアルコンパートメントシャーシおよび、リアファン兼用の120mmの一体型水冷クーラーを搭載することで冷却効果を高めます。

 「OMEN 45L Desktop」の特長は以下のとおりです。

 最高のパフォーマンス:OMENのシンプルでスリークなデザインに、GPUには最高で24GBのGDDR6Xメモリを備えるNVIDIA GeForce RTX 3090を搭載し、臨場感のある仮想世界を体験できます。

 最新の第12世代インテル コア i9-12900Kプロセッサー(※3)を搭載し、スムーズで高画質なゲームプレイのライブ配信も可能です。全てのモデルでCPUの熱伝導素材(TIM)としてShin-Etsu Micro Siのシリコーングリスを採用することで、熱伝導率の向上と過度熱抵抗を改善します。

 また、マザーボード背面にも電圧レギュレーターモジュール(VRM)加熱対策の大型サーマルパッドを配置して放熱効果を高めます。

 信頼のコンポーネント:最大64GBまで拡張可能なHyperX DDR4-3733MHzメモリで複数のアプリによるマルチタスク処理を容易にします。

 また、ストレージにはPCIe Gen4に対応した最大2TBのWestern Digital製WD Black M.2 PCIe NVMe SSDを採用し、豊富なゲームライブラリに素早くアクセスできます。さらにもう1つのPCIe Gen 4 NVMeスロット、2つの2.5 SATA ストレージ搭載ベイ、2つの2.5インチ/3.5インチ兼用のSATAストレージベイを搭載し、高い拡張性を維持します。

 電源ユニットにはCooler Master製800Wの80 PLUS Gold ATXを採用し、信頼性が高く安定した電力をPCに供給し、高フレームレートを長時間維持します。最大7つまで増設可能なCooler Master製120mmファンが内部を冷却し続け、内、最大3つのファンはARGBにも対応し、「OMEN Gaming Hub」によりライティングの制御が可能です。

 デスクトップの利点を活用したアクセスしやすい設計:フロントパネルおよび両サイドパネルの3か所からツールレスでアクセスできる為、コンポーネントのアップグレードが極めて簡単になりました。

 また、ケース内は最大380mmまでのGPU(3スロット幅)、最大200mm ATX電源ユニットが搭載可能で、最大170mmまでの高さの空冷/水冷クーラーへの交換も可能です。さらに「OMEN Cryo チェンバー」内は、最大360mmまでの一体型水冷クーラー、最大58mmまでの厚みのラジエターが搭載可能です。

 自分だけのカスタマイズ:「OMEN Gaming Hub」がプリインストールされているため、パフォーマンスモード、ネットワークブースター、システムバイタルなどシンプルで直感的なインターフェイスで快適にゲームを楽しめる環境を提供します。

 さらに、OASIS Live(※4)などの機能を利用することにより、離れた場所の友達とお気に入りのゲームでウォッチパーティが楽しめます。

〈OMEN 25L Desktop〉


 「OMEN 25L Desktop」は、従来のOMEN 25Lのスタイリッシュなタワーケースに改良を加え、高度なサーマルソリューションと高い拡張性を備えます。OMENデスクトップPCに初めてセラミックホワイトのカラーが加わり、シャドウブラックのモデルはインテルホワイトのモデルはAMDのプロセッサーをそれぞれ搭載します。また、「OMEN 45L/40L」同様にEMコーティングされた強化ガラス製のサイドパネルを採用し、内部コンポーネントを確認できます。

 120mmのフロントファンの追加、およびCPUの冷却システムとしてRGBに対応した2ヒートパイプ空冷クーラー(サイドフロー)の採用により、従来のOMEN 25Lよりも冷却機能が強化されました。

 グラフィックスカードには上位モデルでNVIDIA GeForce RTX 3060TiまたはAMD Radeon RX 6700 XTを搭載し、最新のヒット作もスムーズに楽しめます。さらに、最新の第12世代インテルコア i7プロセッサー(※3)または最新のAMD Ryzenプロセッサー(※3)を搭載し、最新のテクノロジーで美しく、滑らかで快適なゲーム体験を提供します。

 「OMEN 25L Desktop」は、業界標準のMicro ATXマザーボード、2つのPCIe Gen 4 NVMeスロットおよび1つの2.5インチ/3.5インチ兼用のSATAストレージベイ、3カ所のファン、4つのDDR4メモリDIMMスロットを備えます。

 また、ケース内は最大288mmまでのGPU(3スロット幅)、最大155mm ATX電源ユニットが搭載可能で、最大120mmまでの水冷クーラー、最大144mmまでの高さの空冷/水冷クーラー、最大67mmまでの厚みのラジエターへの交換も可能です。

〈Victus 15L Desktop〉

 「Victus 15L Desktop」は同ブランド初のデスクトップPCで、セラミックホワイトのコンパクトなデザインを採用しました。また、本体中央に位置し、これからPCゲームを始めようとする人々の無限の可能性を現す「インフィニティミラー」ロゴはOMEN Gaming HubからRGBライティングのカスタマイズが可能です。

 グラフィックスカードにはAMD Radeon RX 6600 XTを搭載し、最新のAMD Ryzen 5000Gシリーズプロセッサー(※3)との組み合わせにより機能するAMD Smart Access Memoryで1080pの最高画質で優れたゲーム体験を提供します。また、最大32GBまで拡張可能なDDR4 RAMを搭載できますので、ゲーム以外の用途でもパワーを発揮します。

※1:実用特許―国際公開WO2020/122927号。米国:係属中の出願No. 17/059570。EU:係属中の出願No. 18942730.5。意匠特許―米国:係属中の出願No. US29/722792。中国:受理段階の出願(未登録)No. CN202030428098.7。EU:特許登録No. 007844337-0001、-0002、-0003、-0004、-0005、-0006(異なる実施例)。英国:特許登録No. 9007844337-0001、-0002、-0003、-0004、-0005、-0006(異なる実施例)。
※2:同じ構成の「OMEN 40L Desktop」に対して120mmのCooler Master水冷クーラーを使用して室内温度25℃の環境でテストを実施。
※3:クロック周波数や電圧を変更すると、(i) システムの安定性と、システムやプロセッサーなどのシステムコンポーネントの耐用年数を低下させる可能性、(ii) プロセッサーなどのシステムコンポーネントの故障を招く可能性、(iii) システムパフォーマンスの低下を招く可能性、(iv) 過熱などの損傷を招く可能性、(v) システムのデータ完全性に影響を及ぼす可能性があります。HPおよびインテルは、仕様を上回るプロセッサーの動作についてテストを実施していないため、それらの動作を保証しません。HPおよびインテルは、業界標準仕様を上回るその他のシステムコンポーネントの動作についてテストを実施していないため、それらの動作を保証しません。HPおよびインテルは、クロック周波数や電圧を変更して使用した場合をはじめとする、プロセッサーなどのシステムコンポーネントが特定の目的に適うことに責任を負いません。
※4:OASIS Liveのご利用にはインターネットの環境が別途必要です。

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