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『Predator: Hunting Grounds(仮)』のプレデターと精鋭部隊はもはや別ゲー!? 開発者が語る仕様&特徴【TGS2019】

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 9月12日~15日に開催されている東京ゲームショウ2019で、SIEより2020年発売予定のPS4用ソフト『Predator: Hunting Grounds(仮)』の開発陣によるメディア向けセッションが行われました。


 本作は、映画『Predator(プレデター)』の世界観の中、ジャングルの奥地を舞台に、プレデターと人類の戦いが繰り広げられます。

 セッションには、開発のキーマンであるIllFonic, LCC チーフ・クリエイディブ・オフィサー(CCO)のジャレット・ゲリッツェンさんと、同チーフ・エグゼクティブ・オフィサー(CEO)のチャールズ・ブランガードが登壇。

 まずは、おふたりから基本的なゲーム内容が説明された後、質疑応答が行われました。

陣営が変わるともはや別ゲー。非対称co-opならではのおもしろさ

 説明によると、本作はプレデターVS.人間の精鋭部隊(Fire Team)の1人対4人で戦うオンライン専用の非対称型対戦シューティングゲーム。エリート兵士たちがプレデターのハント領域に潜入し、「狩るか、狩られるか」のシビれる対戦が展開します。

 人数差だけでなく、プレデターが三人称視点なのに対して精鋭部隊は一人称視点であったり、そもそものアクションや武器、戦闘目標が違っていたりと、陣営によってまったく異なるプレイフィールが味わえるようです。

 以下、説明にあった各陣営の特徴をまとめました。他にもさまざまな違いがあると思われますが、これを見るだけでも相当な差があります。

精鋭部隊の仕様/特徴

・マッチスタート時にミッションが与えられる
・侵入区域を選択する
・ミッションを達成するためにチームで協力する
・プレデターがチームを狙っている
・地面の泥を塗ることで、プレデターの視界から一時的に逃れられる
・死亡しても、チームメイトが再び戦場に戻してくれるかもしれない
・《シグナル》を使って、弾薬ボックスや医療アイテム、プレデターの場所を味方に知らせられる
・ミッションを達成したら、時間切れになる前にヘリに乗って脱出することで勝利
・プレデターを倒すことでも勝利


  • ▲精鋭部隊と言えどプレデターと戦うにはチームプレイが重要。

プレデターの仕様/特徴

・目的は精鋭部隊を1人残らず狩ること
・マップの高低差をうまく利用して、木の上や地面から敵を追いかける
・強力ではあるが、複数一気に攻められるとひとたまりもない。慎重に1人ずつ倒すことが重要
・赤外線《ビジョン》と《光学迷彩》を使用できる。前者は標的を探すことに、後者は身を隠すことに有効
・精鋭部隊に泥を塗られると《ビジョン》でサーチできない場合がある
・瀕死状態の時に生き永らえられる能力《セコンド・ウィンド》。その場から逃げ出せすためのもの
・映画にも出てきた強力な武器として下記の2つを持つ
《プラズマキャノン》=遠距離の敵を撃ち抜く
《リスト・ブレイド》=近距離の敵を切り刻む
・いざとなったら自爆できる。自爆はタイマー制
・仕留めた場合、倒れた相手から戦利品であるトロフィーを取れる(※実物のトロフィーではなく比喩表現)


  • ▲わかりづらいですが、プレデターが《光学迷彩》で隠れています。

動画:『Predator: Hunting Grounds(仮)』Gameplay Trailer

※本作品は暴力等、過激な表現を含んでおります。ご了承のうえご覧ください。

 説明のなかでそれぞれのデモ映像も披露されました。プレデターは木に登って別の木に飛び移るなど、非常にアクロバティックな動きができる模様。対する精鋭部隊にも多彩な武器が用意されていることがわかりました。

 また、本作における“勝利”というのは便宜上のもので、実際は戦闘終了時に獲得したポイントを競うとのことです。

  • ▲これまた見落としそうですが、木の枝から精鋭たちを狙うプレデターの姿が!

開発チームへの一問一答

 説明が終わると、取材陣が気になった点について質疑応答が行われました。新たなゲームの仕様がわかった質問・回答を、ご紹介します。

――陣営によって視点を変えた理由を教えてください。

 プレデターは木を飛び移ったりする時に画面が見やすいよう、三人称視点を採用しました。

 精鋭部隊の一人称視点については、その方がプレデターに狙われる緊張感が味わえるためです。

――武器は映像で使用されていたもの以外にもあるのでしょうか?

 予定はしていますが、詳しいことは後日お伝えします。

――精鋭部隊の外見や武器などは、カスタマイズできるのでしょうか?

 武器のカスタムも予定しています。

――精鋭部隊の勝利条件が2種類ありますが、どちらでの勝利が多くなる想定でしょうか?

 今まで開発チームでの対戦を見ていると、半々くらいだと思われます。

――プレデターが自爆した場合、どちらの勝利になるのでしょうか?

 基本的に、勝利・敗北を決めるわけではありません。キルした人数や貢献度によってポイントが与えられます。

――自分がどちらをプレイするかは、どのようにして決まるのでしょうか?

 プレデターで遊ぶか、精鋭部隊で遊ぶかを選んでマッチングできます。どちらでもいいという項目もあり、待ち時間が短いほうを選べます。

――どのようなマップがあるのか教えてください。

 主にジャングルにはなりますが、映像にあったマップ以外も用意しています。ただし、都市マップは木の上を移動するなどの魅力が損なわれてしまうため、今のところ考えていません。

  • ▲ジャングルの中と言っても木々だけでなく、いくつかのキャンプや人工物も点在しているようです。

――制限時間がありましたが、タイムアップ時はどのようになりますか?

 勝ち負けはありません。NPCキル数や与えたダメージなどによってポイントが獲得できます。

――ポイントを集めたことによる特典はあるのでしょうか?

 武器やスキン、アイテムのアンロックなどをたくさん予定しています。溜めたポイントを消費することで獲得できます。

――トロフィーを取ることの利点を教えてください。

 ポイントが獲得できるほか、トロフィーを取ることで精鋭部隊の復活条件が厳しくなります。

――マップ内にはNPCもいましたが、どれくらいの数がいるのでしょうか?

 製品版では、20~30人のNPCがマップ内に出現する予定です。現在のものよりもかなり多くなります。

  • ▲プレデターと精鋭部隊のどちらにもくみしないNPCたちが登場。

――くだけたデザインのスキンもあるのでしょうか?

 現時点ではミリタリー系のものが多いですが、ひょっとしたら入れるかもしれません。

――日本のユーザーに向けてメッセージをお願いします。

 アメリカとドイツでデモ映像をお見せした時と同じくらいの反響をもらえたので、これと同じように興奮してプレイしていただければと思います。

東京ゲームショウ2019 開催概要

【開催期間】
 ビジネスデイ……9月12日~13日 各日10:00~17:00
 一般公開日……9月14日~15日 各日10:00~17:00
【会場】幕張メッセ
【入場料】一般(中学生以上)2,000円(税込)/前売1,500円(税込)
※小学生以下は無料

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